日本社会におけるモラルの崩壊、思考力の崩壊 | ||
[日本の政治] | ||
2023年5月10日 23時51分の記事 | ||
新型コロナウイルスの第9波が今後もしきたら、政局になる可能性が非常に大きいでしょう。もしかしたら、日本の社会を根底から揺さぶる可能性もあります。当然、日本の社会が揺れ動けば、政界に波及していきます。第9波が最大となれば、当然、犠牲者も最大となるでしょう。その責任を誰がとるのか? どうして5類にしたのか? 5類は実態隠しではないかと言われるでしょう。実際、5類移行後に発表される数字は、その10倍から20倍が実際の感染者と考えるべきでしょう。この5類移行は、安倍政権下で行なわれていたGDPの計算方法の変更などと同じことをやっているわけですが、今回は人の命が直接関わることなので極めて大きな問題となることでしょう。後遺症の問題もあります。後遺症についてはかなり深刻な可能性があります。これらを含めて総合的に考えると、第9波で、日本の政治そのものを揺るがすほどのことが起きる可能性があると考えます。 この5類の移行もそうですが、今の日本は人の命を守ることをはじめ、完全にモラル崩壊し、正常な思考力が失われています。 ・ 『「新型コロナの第9波は“最大”の可能性も…すでに始まっている」5類移行で今後気を付けたいこと ワクチンは打つべき?後遺症は?【解説全文】名古屋大学病院 山本尚範医師 』(2023年5月8日 TBS)
話しは変わりますが、銀座の高級時計店“仮面”強盗には驚きます。19歳以下の犯行、以下の記事のように闇バイトの可能性が言われています。 ・ 『【速報】逮捕の16歳〜19歳の4人「お互いのこと知らない」と供述 “闇バイト”の可能性も警視庁捜査 銀座の高級時計店“仮面”強盗 』(2023年5月9日 TBS) 今回の事件では、犯行の稚拙さが言われていますが、その上、これが闇バイトだと大変な問題が背景にあると考えます。考えてもみてください。仮に闇バイトとしても、いきなり銀座の宝石店をバールで襲撃するということを引受けるでしょうか? 普通は引受けません。もはや、そこには幼稚さ、頭の悪さだけではなく、善悪の判断がつかない人間が大量にいることを物語っています。そして、そのような正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』というものがあります。だから、大胆にも稚拙な犯行を行なうのです。 これと同じなのが、今年1月に東京都狛江市で自衛官などが、90歳の女性を結束バンドでしばり、殴り殺した事件です。まったく鬼畜としかいえない事件です。そこにも思考力もなく、善悪の判断もできず、それでいてまったく稚拙という若者の実像があるわけです。 ・ 『3000万円奪い「ボコボコにしてやった」…90歳女性殺害の広域強盗団「21歳実行犯」戦慄の素顔 』(2023年1月25日 Friday) また、先の東京都豊島区区議選に立候補して、高齢者に厳しい社会を公約に掲げて落選した『人間のクズとしか思えない・へずまりゅう』も同じでしょう。老人が杖を使用することを禁止するなどとんでもないことを平気で言っているわけです。まさに正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』そのものです。 しかし、東京で生まれ育った若者はどうしているのでしょうか? 自分のおじいさん、おばあさんに対して、山口の田舎から来たよそ者の『へずまりゅう』が、これだけひどいことを言っているのに、何もしないというのは本当に『キンタマ・根性』がない。いきがっているだけで、自分の家族を守るということすらできない若者が東京で生まれ育った若者の実像なのでしょうか? このようなことを言われたら、普通だったら、よそ者で田舎モノの『へずまりゅう』を山口に追い返すくらいのことは当然しないといけません。なぜなら、自分の家族に対して、『へずまりゅう』は刃を向けたからです。そんな人間のクズは許してはいけません。東京で生まれ育った若者には家族への愛情、家族を守るという意識がないのでしょうか? ・ 『へずまりゅう候補「高齢者に厳しい社会へ」を豊島区民はどう判断?衝撃度はガーシー超えとも 』(2023年4月17日 日刊ゲンダイ) この『へずまりゅう』と同じと考えるのが、船橋市議選に立候補して落選、4月30日、ツイッターに「船橋駅構内にサリンをばらまきます」と書き込んで逮捕された山本深雪容疑者です。この人も「正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』」なのです。 それにしてもこの山本容疑者の市議選での公約には驚きます。以下のようにあります。
まさに『コロナはカゼ、マスクを外せ、5類にしろ、PCR検査をやめろ(テレビのコメンテーターが良くいっていました)、反ワク』を言う人々のレベルがわかる公約です。5類にした自民党政権も同じになるのでしょうか? 話しは銀座の強盗事件になりますが、犯行現場をずっと撮影して、犯人に抵抗していたマスクをしていない女性がいました。しかし、この女性の無謀さにもやはり「正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』」を感じてしまいます。あまりにもリスクに対して無感覚すぎます。この女性、犯人にバールで殴られていてもおかしくはなかったと思います。やはり、その行動に思考力をまったく感じません。こういう強盗事件の犯行現場に遭遇したら、離れて警察に通報するのが正常な感覚です。 リスクの感覚がないのが『コロナはカゼ、マスクを外せ、5類にしろ、PCR検査をやめろ(テレビのコメンテーターが良くいっていました)、反ワク』を言う人々の本質なのかと思ってしまいます。 上記の人間像と同じ、とくに『へずまりゅう』と同じと考えるのが、イェール大学卒というご立派な学歴をもつ成田悠輔です。言っていることは『へずまりゅう』と変わりないのですが、学歴があるから立派に見える。しかし、はっきり言えば、人間、学歴とか関係ありません。学歴があっても思考力がない人間はいくらでもいます。むしろ、そういう肩書を妄信しない、あこがれないことが何よりも大事なのです。日本が成長していたかつての良き時代は、肩書を妄信しない雰囲気というか、感覚が厳然としてありました。 ・ 『「高齢者は集団自決すべき」成田悠輔氏の発言に養老孟司氏ら“平均84歳”知識人が喝!「問題にする気も起きない」 』(2023年2月21日 FLASH) 『へずまりゅう』も、イェール大学卒というご立派な学歴をもつ成田悠輔も、思考力はありません。だって、自分で自分の老後をつぶしているのですから。現在、彼らが言っていることが、将来、老人になったときの自分をつぶすことになるわけです。そういうことに思考が及んでいない。成田悠輔はある程度の年齢になれば、自決しろと言われるでしょう。ただ、彼らは『あーだこーだ』と言って、それを避けようとすると考えます。そうやって『老害』になっていくのです。でも、彼らは必ず追い込まれると予想します。 このように将来に思考が及ばない、想像できない思考力のなさをみても、イェール大学卒というご立派な学歴をもつ成田悠輔に思考力があるとは到底思えません。まさに「正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』」なのです。それにしても、なんで、こんなのがテレビに出てコメントしているのかわかりません。テレビ、マスコミにも思考力がなくなっているということなのでしょうか? それにしても、1980年以降に生まれた人のモラルの低さが際立ちます。このことは以前も指摘しました。43歳以下の層です。この中に属する有名女性コメンテーターも、言葉に嘘があると指摘されています。今はまったくテレビには出ていないこの女性、私には昭和で言う『ザーマス おばさん』にしか見えません。『ザーマス、ザーマス』といって人に対する優越感だけを誇示して、結局、発言の中身が無い、思考力のなさを露呈する人間。そういう薄っぺらい人間にしか思えません。昭和の時代からこういう思考力のない単純な生き物は生息しているのです。今にはじまったことではないのです。 しかし、日本社会のモラル崩壊については、日本の政治を観れば明らかです。昨年、統一教会という長年問題ある考えられてきた団体が、与党と非常に深い関わりがあることが明らかになり、その団体の問題性が温存されてきたことが明らかになったわけです。まさに与党・自民党政治、長年続くこの党によるほぼ一党独裁政治によって、統一教会は温存され、二世信者を含めて多くの被害者が生み出され、そして救済されてこなかったことが、昨年、明らかになったわけです。まさに政治の劣化の問題が昨年、明らかになりました。 しかし、与党・自民党は『あーだ、こーだ』と言いながら、結局、現在になっても何も具体的な成果を上げていません。要するにまったく何も変わっていないし、これだけの問題を日本社会にもたらした韓国のカルト団体の問題を解消しようという意識が与党・自民党政治には、ほぼ100%ないわけです。だから、何も変わらないわけです。 以下の記事を観てください。またこの韓国のカルト団体の合同結婚式に日本人が大挙して訪れるということが生じ、まったく日本国内でも問題が解決されていないという実態があるわけです。 ・ 『旧統一教会が「合同結婚式」 日本人1000人参加…突然ダンスタイム&韓鶴子総裁が熱唱【もっと知りたい!】(2023年5月9日) 』(2023年5月9日 ANN) 与党政治家に政治倫理があるかと言えば、あるとは言えないでしょう。社会人としてのモラルもない。以前、自民党の政治家であった武藤貴也元議員が、こともあろうに監禁の容疑で逮捕されたのは、与党政治家に倫理観・モラルがないことの象徴と私は考えます。しかし、この事件もまったく信じられません。 ・ 『「安倍チルドレン」を現行犯逮捕 “魔の2回生”武藤貴也元議員、金銭トラブルで知人を監禁か 共犯はウズベキスタン人ら 警視庁 』(2023年4月25日 FNN) なぜ、この武藤が与党政治家に倫理観・モラルがないことの象徴と私は考えるかと言えば、武藤の議員時代の問題について、自民党が責任をとった記憶が私にはないからです。これだけ問題ある武藤を議員にするために公認した責任をとらないというは、自民党の明らかな倫理観、モラルの崩壊です。つまり、問題なのは武藤だけではなく、自民党もなのです。そして、武藤は何も責任をとらず、また犯罪を繰り返した。自民党も何も責任をとっていないのなら、武藤と同じと言うことでしょう。このようなモラルと倫理観を喪失した政治が、当たり前のように行なわれているのが、与党自民党の政治と私は考えます。 現在の日本は、上述のようにモラルと思考力が崩壊している社会になっているわけですが、これまで延々と政権与党で、日本の政治・社会をリードしてきたのは自民党であるわけです。要するにその自民党政治の結果が、現在のモラル崩壊社会ということであるわけです。まあ、自民党だけが悪いとは思いませんが、その最大の責任者は、長期独裁政権の座にあり、日本の政治を決定し、リードしてきた自民党にあることは間違いないでしょう。 現状の日本の社会は、若者の意見を聞きすぎなのです。若者というのは思考力が未熟なのです。善悪の判断もつかない。昔に比べたら、現在の若者は思考の成熟が明らかに遅いのです。そして、その未成熟さで年齢は大人になり、尊重されているから、暴走するのです。選挙権を18歳に引き下げたのも極めて大きな問題があります。そういう思考力が未熟な存在をあまりに尊重しすぎると「正常な思考能力がないのに、自分が絶対的に正しいという『肥大化しすぎた自我』」をもつモンスターが生まれ、社会を破壊していくのです。 | ||
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