孫子の兵法にみるウクライナ戦 | |
[政治] | |
2023年6月11日 15時13分の記事 | |
進みて禦ぐべからざるはその虚を衝けばなり あのハリコフ(ハルキュ)におけるウクライナ軍の大進撃。南に軍を向かわせると仕向け実際は北の森林地帯に兵を潜ませた。それを知らないロシア軍は手薄な手勢で不意を突かれた。 十をもって一を攻める なかなか、攻撃地点を絞れない、露軍の手薄な箇所と思いレオバルト2を発動したが返り討ちにあった。この12個師団の持っていきようが今後も響いてくるのだろう。防衛線(攻撃面)が広いためだ。 兵力の差はあまりなく、集中と分散、太平洋戦争で日本軍が島島に兵力を分散させ米軍の各個撃破玉砕がその例である。 戦いの場所日時はかくも重要で、為に主導権が手中に入るという。 毛沢東率いる八路軍の遊撃戦に翻弄され主導権を奪われた日本軍の例があるという。 負け続けた漢の劉邦は手薄だった軍糧倉庫を奪い兵卒はたらふく喰らい十分な休憩を得て逆転勝利のきっかけになったという。かくも兵站物資は重要である。露軍は30万食の軍の食糧を中国に求めたといい、兵器不足弾薬不足は双方の置かれた現実でもある。 反転攻勢は大消耗戦になるとの予想であり、停戦が模索されねばならない切迫した理由となろう。 消耗戦の果てに得るものは何なのか、その代償ははるかに予想を超えるものとなるのは確かなようである。
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