GDP4位転落の要因とは | |
[日本経済] | |
2024年2月18日 16時11分の記事 | |
ついにドイツにGDP3位の座を明け渡した日本。ウクライナ戦争ロシア経済制裁資源封鎖が招いた高いインフレ率が円安基調の日本との逆転現象を招いたとも言われるのであるが。円安金融緩和の旗振り役であったアベノミクスの犯した功罪が見えてくるであろう。 そもそもファンダメンタルズで両国の違いが明白であるところ、輸出に強いドイツと連続して輸出を減らして来た日本との差異が目立っている。つまり円安誘導で稼ぐなど姑息さが先に立ってしまって製造立国日本のお家芸もイノベーションの芽も投資の不調を招いた(要するに怠慢)のはアベノミクスが影響しているではないか。ドイツ中小企業は外国輸出を射程に置き投資も熱心でかつ地方にも大きく根を張っている。方や日本の中小企業の置かれた大企業への依存は大きいものがある。 円安すなわち為替は必ず調整をうけるもの、ただファンダメンタルズにおいて製造立国を製造立国たらしめる、それも、ただひたすら古いものを作り売っていた空白の30年を招いてしまった悪しき弊害からの脱却は国の施策が重要になってこよう。賃金の上昇も競争力強化と歩調を合わせてこそのものである。産業力として自動車、半導体など有力視されている。 過去の高度成長という成功体験が足を引っ張っているとはいうものの、長すぎた30年からの脱却は歩まんとして可能なものである。
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