イスラエルガザ進攻の先にあるもの | |
[政治] | |
2024年5月18日 13時2分の記事 | |
ネタニヤフはラファへと軍事侵攻を狙う。アメリカバイデン氏による武器支援停止宣言はこれ以上のガザ地区の惨状を回避せざるを得ないと国内的にも抗議デモを無視できないところにきている。 ネタニヤフは極右勢力との連立政権である。アメリカもそう長くはない政権とみなしより穏健な政権を構想していた(トランプ氏さえもだ)という甘さがあった。 ネタニヤフは多くの権力者がそうであるように自己保身しか頭にない。戦闘継続は政権維持の前提と言われる。自制という言葉は死語に等しい。してみればガザの住民の惨状は頭にないといえよう。 アメリカとしてはイスラエルサウジアラビア国交正常化仲介を条件にネタニヤフに戦闘停止させるという水面下の話もある。ハマスが忌み嫌ったことで今回の奇襲作戦の動機でもある。しかし、パレスチナ国家の構想を含む正常化交渉でもある。イスラエル国民がパレスチナ国家を容認に向かう契機になるか(別政権の元)問われるところである。 旧訳聖書で約束された地は飢餓や流血の地ではなかったはずで、多元的で共存という許容に満ちた歴史を歩むことができるのか。 世界はウクライナ戦争でも一部この対立をかけ血を流している。この到達点は決して生易しいものではないといえるのだが。
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