兵庫知事選から見えるもの | |
[政治] | |
2024年11月24日 6時50分の記事 | |
不信任により失職した斎藤氏の再選が大差で決まり県政の混乱が一応の決着を見るかの状況にもかかわらず選挙の不正が取りざたされ再び混乱の兆しである。 SNSが強大な権力を発揮し普段投票に行かない若い世代が結果に左右したという。SNSは斎藤氏本人のというよりも支持者による連鎖的拡大が特にNHK党立花氏のが群を抜いて読まれた、斎藤氏は嵌められた悪いのは既成勢力百条委員会が悪者扱いのごとくである。 選挙結果というも選挙の過程が民主主義のルールから逸脱したのであれば結果も民主主義逸脱というのであろうか。誤った情報もまかり通る。フィードバックが保障されるとすれば反対勢力の情報も保障されなければならないが度々アカウントが凍結されたとして被害届が出されている。なお、斎藤氏による公職選挙法違反の疑い、取引業者広告店等への利便の供与がクローズアップされている。 暴力まがいで脅されてというのではそれも公然と(名誉毀損罪は虚名も保護されるので構成要件は該当するであろう)県議・百条委員長が狙われた。当選を目的としない立候補、選挙妨害などをもっぱらとする、ただの犯罪者というならまだしもだ。衆院補欠選で既に立件されたケースだ。行為者に厳しい公選法違反の認識がないというのでは免責されるはずはなかろう。 米国トランプ氏が引き合いに出されもするが、地方自治として何を目的とし結果を出すのか。県政刷新が目的であれば、パワハラ疑惑が解明される過程で結果を待たず(解明が実は大きなことで不信任を急がねばならなかったか)に選挙、それも対抗馬の擁立も充分という間もなく進んだことだ。 時間をかけ百条委員会が機能せねばなるまいし、既成政党とマスコミも今回の選挙が投げかけた波紋は受け止めなければなるまい。選挙法違反の捜査は当局が担うにせよ、投票者である県民もこの間の経緯を踏まえることで何をなすべかが浮かんでくるのではなかろうか。
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