早期解散を目指すわけ | |
[政治] | |
2024年9月15日 14時27分の記事 | |
自民党総裁選で九名にもなる候補者乱立的お祭りム−ドよろしく、最有力候補と思しき小泉氏から出た言葉。歴史上自民党を際限なく信用失墜させた裏金事件。それだけの危機である。表紙を付け替えこれでどうだとばかりイメージだけで総選挙に打って出る。かつて、安倍政権が取った手法の内(但し統一教会の支援があった)を想起してしまう。増税は据置するが民意を問いたいというならまだしも、腐敗の禊がしたいというのでは虫が良すぎる。 弱い野党が支えもしたであろう。裏金事件の解明はできているというにはほど遠い。とってつけたような選択的夫婦別姓制度の言及。解雇規制緩和は国民の安心を更に遠ざける恐れすらある。 大企業政治献金には封をしたまま政治資金規正法違反のレベルに済ませるにせよ、金権政治が招いた自民党体質がどう変わるというものかの提示もないであろう。言うは易く行うは難し。 国会の論戦を避けようというのが従来型の与党の危機回避策にせよ、国民がもうごまかせないという賢明な意識を堅持し、代わるべき野党勢力の動向が見逃せない中、戦後民主主義がどこまで国民の主権者としての意識を高めたかである。 所詮選挙に勝っての話である。国民の方向をしっかり見て、ぶれない選挙協力があってこそ国民をよき方向に導くことができるのは間近いのないことではなかろうか。
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