自民総裁選から見えるもの | |
[政治] | |
2024年8月24日 19時35分の記事 | |
裏金事件に端を発した政権与党の信用失墜は事実上の岸田総理の辞任そして表紙の付け替えにと総裁選挙に挽回をかけて我も我もと候補者が寄ってくるかの如し。果たして国民の不信が拭えるに足る総裁選出となるかである。 自民党は既成勢力既得権益の代表のようなものである。総理大臣は卑しくも全国民のそして日本国のリ−ダとして我が国をどのような国にするという明確なビジョンを求められる(例えば成長と分配など)、一自民党の総裁にとどまるものではない。どの候補も役不足。円安不況で国民は上がらぬ実質賃金物価高で苦しんでいる。大企業既得権益を守るに過ぎるは偏った低成長経済、世界から取り残され追い抜かれていくという現実を経験している。 長すぎた30年、怠慢は企業経営者のみでない。高度経済成長優秀と言われた官僚にも認識の甘さが問われるという。国のリ−ダにもこれを引っ張っていく資質に欠けてしまった。そんなことから信頼回復支持率の挽回が目標であれば,所詮コップの中の嵐である。 一方、政権交代が叫ばれながら、立民の人気のなさ、一度国民とのマニュフェストを破り国民の不信を買った古い者を担ぎ出すようでは。連合(組合連合と言っても大企業側に立ち個々の労働者の利益を損ねている、意外にも)に乗っかかりまさに圧力団体政治に堕している。これも、既得権益政治と言える。 こうしてみれば、ともに、一部の圧力団体政治、官僚政治に屈しないリ−ダが如何に大事で、未来へ繋ぐそうした人材の登場が切望されるか、自ずと見えてこようものである。
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