北の拉致は解決ずみか | |
[政治] | |
2018年6月16日 9時21分の記事 | |
北朝鮮の平壌放送は15日、「大勢に似合わない寂しい曲調」と題した論評で、「日本は既に解決された『拉致問題』を引き続き持ち出し、自分らの利益を得ようと画策している」と明言した。ラヂオプレス(RP)が伝えたとされる。 ということは米朝首脳会談(6/12)でトランプ氏の前で解決済みと敢えて明言を避けていたに過ぎないことになる。これをとらえて小躍りする日本政府首脳のみじめなこと。 虎の威を借りたつもりで、やはり、拉致被害者の帰国は困難を極める。たとえ死していたとしても、遺品遺骨は返さねばならないそれが最低限の解決だ。 返すから金を出せといわないのは、やはり返す意思がない。そこのあたりの情報収集は余りに乏しい。 現政権になって特に接触を嫌ったのが原因と言われる。 人権の守られた国ではないのは火を見るよりも明らかで、北の政権が武力で倒されて初めて救出(喩の話)のレベルの話かもしれない。 金正恩委員長が従来路線から舵を切ったとしても、北を人権の守られる国にするには相当な期間と労力を要するか、あるいは不可能かもしれない。 拉致の家族の利益を守らんとのポ−ズとして、国内の不始末の矛先を北に向けるにしても、自ら動く能力と力量においてなお不安がある。 まず会ってみるのもよいが、北が動かない限り話にはならないのである。
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. 拉致問題 2018年6月17日 16時22分 [返信する] 米朝の非核化の交渉が進展することが大事で、その中で経済援助の話と絡んで拉致問題解決の糸口も出てくるのではないかと期待します。 残念ながら日本独自での交渉は現状では難しいのではないかと思います。
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