トランプ氏暗殺未遂事件に思う | |
[アメリカ大統領選] | |
2024年7月14日 20時33分の記事 | |
7/13夕方支持者を前に演説中のトランプ氏に複数の銃声が、間一髪身を伏せた氏は右耳貫通創傷で一命をとりとめた。折しも共和党大統領候補の指名を受ける直前であり、バイデン陣営からトランプ氏が確実に標的照準に入ったなどとの声明がなされていた時であった。 狙撃者は20歳の近くに住む男だという。背後関係を特定するのは捜査状況に任せるとしても、この時期の暗殺、暗殺未遂事件が如何にバイデン側にとって不利に作用するかである。勝負あったかの感すらしないではない。 多くの訴訟の被告人となり断崖絶壁に立たされた感のトランプ氏にとって、見方によっては九死に一生を得たのかもしれない。後10センチでも頭部に寄っていたら終わっていたところであろう。 共和党民主党の対立激化は深まりこそすれ暗殺未遂という衝撃の余波は確実にトランプ氏側に振り子は傾いているだろう。 バイデン政権の注力してきたウクライナ戦線ガザ進攻それらが行き詰まりを見せバイデン氏に政権遂行能力が危ぶまれ撤退圧力もかかりギリギリの時点が引き金を引かせた、ウクライナ権益など多くの利権がありそれらも背後にあったと見れなくもなかろう。 数々の米国大統領にまつわる銃を使った暗殺未遂事件は米国の民主主義政治に根強く残るが、これほど明確な政治的対立を背景としたものはかつてあっただろうか。 アメリカ国民は正直どちらの候補にも投票は気乗りがしないともいわれる、しかし、国を二分するような対立は避けがたい現実でありその大統領候補は二人しかいないのである。ただ、アメリカの民主主義そのものが両候補の高齢化にみられるごとく政治の老化と呼ばれるような衰退期後退期の限界(銃、暴力に訴えては)を迎えてきていると称されるのもまた事実である。
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