ガザ抗議デモに思う | |
[政治] | |
2024年5月6日 11時8分の記事 | |
ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルに抗議する米大学生らの活動。その動きは今、アメリカ各地へと広がり、これまでに2400人を超える逮捕者が出ている。この動きは世界へと広がりを見せる。 余りにひどいガザの状況そしてこれへの批判抗議活動に米バイデン氏も今秋の大統領選への影響を考慮せざるを得ない事態となった。 米大統領選の結果は状況を変えるか? 目下の対立候補であるトランプ氏がイスラエル擁護の姿勢を変えるとも思われない。世界の人権擁護の旗手たるアメリカにとってのダブルスタンダードは否定しようもない。 世界の警察からの撤退を表明以来アメリカは自国の利益のみ=アメリカファ-スト、そして衛星国ウクライナ、イスラエルへの支援に凝り固まった。世界史的アメリカの地位低下は叫ばれているものの、これをかえるものはあるのだろうか。 一方でウクライナ戦線(明確な対欧米戦線としよう)は長引きこそすれ収まる気配は見せない。 自制という言葉がある。が、軍事力には軍事力というのが目下の世界の力学である。しかし、ジェノサイド・極端な飢餓・人道上の危機は避けなければならない。 自然発生的とはいえ学生を中心とした政治の動きはデモ・投票行動最近のSNSを通して世界的な認識として共有されようとしている。 世界史的には欧米中心とした価値観が多元世界的価値観へと重心が代わろうとしている。この原動力を生むであろう世界史的理性は着実に浸透しているといえるのだが。
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