くる天 |
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田中_jack さん |
新生日本情報局 |
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小保方晴子博士のSTAP細胞問題に見られる研究開発などの風土を抜本的に改善せよ |
[技術] |
2014年7月15日 4時56分の記事
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小保方晴子博士のSTAP細胞問題で、7月12日にRecord Chinaが皮肉たっぷりの論調を掲載したが、その中で以下の一文は日本や中国を含めた世界中の研究開発の現場で共通している課題があった。 それは、「日本学術界はあまりに論文発表数や掲載誌の知名度、論文引用回数などの指標を重視しすぎているという。これらは研究者の出世の主な指標にもなっており、学術の腐敗を招きやすくするだけでなく、研究所機関の研究項目の重複や無意味な研究の推進、意識的に研究過程を複雑化するなどの行為を起こしやすくする。」の一文である。 これはどういう事であろうか?
筆者の経験や見聞でもよく理解できるのであるが、研究開発などの分野は、「未知の分野の探究」なのであり、また特許などの知的所有権の主張の際にも、「世界に先立って発明・発見した」ことが非常に重視される。 しかしながら、そこまでに至る経路や手法、根拠、考え方、作成方法などを研究者や技術者は、論文や特許出願などで説明する義務を負っている。そのため、「論文発表数や掲載誌の知名度、論文引用回数などの指標を重視」することで、自己の論文や特許出願などを正当化する傾向が出てくるのだ。 ここが大きなポイントなのだ。
これは理科系、文系問わず同じである。 例えば7月12日に産経新聞が伝えたところでは、ノーベル賞作家の川端康成(1899〜1972年)が初恋の女性へ向けて書いた未投函の手紙が自宅から発見されたと大ニュースになり、初期の川端文学作品を読み解く鍵にもなると期待されているという。 この発見された恋文でも、専門家や研究者は新しい「論文」や「論評」を書くことができるのだ。
それ故に、未知の分野や最先端の分野であればあるほど、別の意味でそこまでに至る経路や手法、根拠、考え方、作成方法などを研究者や技術者は、論文や特許出願などで説明する義務の負担が重くなる。そのためには膨大な知識や知見、論文や特許などの読破や理解も不可欠となる。現代の科学や社会は複雑になっており、エジソンやライト兄弟のように単純実験を重ねて発明や発見ができる時代のようには単純ではないのだ。 これは体験しなければ、なかなかご理解頂けないかも知れない。 小保方晴子博士のSTAP細胞問題では、理化学研究所の研究姿勢や風土、官僚的で姑息な手法など、「親方日の丸」的な体質も批判されている。 しかし、理化学研究所だけではなく、日本や世界の研究者や技術者、企業や大学などの研究開発や技術に携わる関係機関などが努力して、研究開発の社会的風土を抜本的に改善していかなければならない。
小保方晴子博士、研究開発は、製造やビジネスモデル構築などと同様に失敗の連続です。 貴女のつらさは筆者も別分野ではありますが、良く理解しております。 しかし、それはある意味で最先端を走る研究者や技術者の使命でもあり、宿命なのです。 小保方晴子博士を応援しましょう!!
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