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日本は何をすべきか?
[日本の政治]
2018年4月27日 20時42分の記事

南北首脳会談の末、「板門店宣言」が両国首脳によって発表されました。その姿をテレビで観ていて心から感動しましたが、改めて朝鮮半島の人々に「おめでとう!」と心から言いたいと思います。

「南北首脳が『板門店宣言』」発表 「完全な非核化」目指す」(2018年4月27日 朝日新聞)

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これは第一歩ですので、これから様々なことがあるわけですが、何よりも朝鮮戦争を継続しないと合意したことを明確化したわけです。これは非常に良いことで、素晴らしい第一歩であり、明日から新しいステージが始まるわけです。
しかし、日本がこの南北融和の流れの中で「蚊帳の外」と表現されていることは枚挙に暇がありません。まさに孤立化している訳ですが、このことは本ブログ「南北首脳会談」(2017年4月27日)などで散々書いてきました。この状況はザ・フナイで書いてきたように一昨年以上前から予測できるものでした。そして、この状況の元凶は安倍政権にありますが、日本と日本人にとっては非常に危険な状況です。まさに日本と日本人の利益を奪う状況であり、それを行なっているのが安倍政権であるのです。このようになる構造的な理由はザ・フナイ6月号に書いておきましたが、今こそこの状態を解消する必要があり、このことは日本と日本人にとって喫緊で最大の課題です。

そして、日本人としてこれから何をすべきか? それは朝鮮半島の隣人の和解と平和、そして安寧を誠心誠意後押しし、朝鮮半島の人々としっかりとした信頼関係を築くことです。誠心誠意、朝鮮半島の人々の平和と安寧を心から喜び、そしてそのことを全力をあげて追求することです。安倍権下の日本はそれとは全く反対の動きをしてきましたので、実際には遅すぎることですが、それでもこの方向性を明確化、堅持し、追求していくしかありません。そのためには安倍政権では当然全くダメですが、日本がしっかりと平和憲法を堅持し、平和国家としての姿勢を明確化すれば、道は開けていきます。これはずっとザ・フナイで書いてきたことが予測通り動いていますから、間違いの無いことです。そして、このように言い切る理由もザ・フナイ6月号に書いておきました。
日本人の大半が知らないうちに、安倍政権は戦争を起こしていたのです。ただ、それが戦火になっていないだけなのですが、戦争とは突如始まるものではないのです。戦争は段階があって起こるものですが、その意味で既に安倍政権は戦争を始めていたわけです。そういう状況で、日本にだまされたと言う発言がでるのも無理はありません。知らないのは日本人だけであるのですが、戦争を画策したという眼で日本と日本人は見られていることは忘れるべきではありません。だから、蚊帳の外に置かれるのです。日本人は一刻も早く目覚めなくてはなりません。

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くる天

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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