このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
私たちが見つめるべきこと
[日本の政治]
2019年1月23日 23時39分の記事

天皇・皇后両陛下が観音崎公園にある戦没船員の碑に献花をされましたが、そのお姿から拝見できる深いお想いに、心を通わせないわけにはまいりません。

「両陛下、徴用民間船員の犠牲に関心を寄せ続け」(2019年1月21日 毎日新聞)

【PR】電話相談システム開発ならイーステム


天皇・皇后両陛下が、1月21日、神奈川県横須賀市にある県立観音崎公園にいらっしゃり、戦没船員の碑に献花をされました。
この戦没船員の碑についてはニュース等で既にご存じのことと存じますが、先の大戦において軍に徴用され、犠牲となった民間の船員、およそ6万3千人を慰霊する碑です。
このニュースを拝見していて、先の大戦についての両陛下のお心が本当に深いものと心から存じました。そのお心を改めてしっかりと受け止め、二度と同じことを繰り返さないために先の大戦についてしっかりと、さらにしっかりと見つめなければならないと、改めて存じました。碑に献花される両陛下のお姿を拝見して、心からの安堵感ともに涙が出る想いが致しました。

ここからは私見ですが、上記記事に出てくる「徴用」という言葉は、現在の日韓の間においてポイントになっています。日本が大韓帝国(朝鮮半島)を併合し、植民地化した際に、生じたのが徴用工問題です。かつて朝鮮半島の人々を同胞と呼んでおいて、今となっては関係ないというのが、現在の日本政府の姿勢でしょう。それが、戦前の系譜である現在の政権によってなされているわけですが、これでは反日云々の前に、やはりあの植民地支配はひどいものだったということを示す証左でしょう。そして実際、そうだったでしょうし、大きな間違いであったと考えます。先の大戦について見つめ、平和国家建設をあくまでも追求するのなら、はやりしっかりと朝鮮半島の人々に友好の心を見せ、誠心誠意、対応すべきであると考えます。
本ブログでは、この徴用工の問題や慰安婦問題は、朝鮮半島や中国だけの問題ではなく日本人の問題でもあり、そのことに目をつぶることは、先の大戦に至った軍国主義を現在もまた認めると言うことになると申し上げてきました。そして、現在の日本におけるこの徴用工問題の姿勢もまた、その時の軍国主義を認めるということに他ならないと心から考えるのです。そう韓国や朝鮮半島の人々は考えるでしょうし、それでは当然、硬化します。そして、そのような関係はこれからの日本と日本人にとっては利益にはならないと考えます。先の大戦についてその問題点をしっかりと見つめることは、これからの日本人にとっては必要不可欠のことなのです。日本が進むべき道は、あくまでも平和国家建設にあります。

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/421478
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2019年01月>>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
カテゴリ
全て (1460)
日本の政治 (1371)
ザ・フナイ (15)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
11/28 22:44 兵庫県知事選 選挙期間中に『個人のボランティア』と確認しているのだろうか?
11/27 13:30 候補者と選挙コンサル 踏まえておくべき重要な1つの視点
11/27 10:02 兵庫県知事選 口約束ということが意味することは何か?
11/26 22:47 兵庫県知事としての斉藤氏の本質は何か?
11/25 21:33 斉藤・PR会社問題 これはちょっと安すぎるという感想
11/25 15:59 ゴゴスマでの明らかにおかしい議論
11/18 23:50 今回の兵庫県知事選の最大にしてほぼ唯一の争点は『マスコミ報道の信頼性』
11/13 08:50 石破さんの素晴らしい言葉
11/08 11:07 FRBの利下げをいかに考えるか
11/08 06:22 トランプ時代の日本には石破さん以外の選択肢はない――むしろ天の差配
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved