本質的なポイント | |
[日本の政治] | |
2019年3月1日 23時57分の記事 | |
トランプ大統領の朝鮮半島情勢についてポイント、そして現在の朝鮮半島情勢の根本的な情勢のポイントは以下の韓国紙・中央日報の記事にあるものと考えます。 「トランプ大統領の最側近、『在韓米軍撤収の可能性』に言及」(2017年8月18日 中央日報)
この記事については、ザ・フナイ2017年11月号で分析をしました。この記事では、トランプ大統領ではなく当時大統領首席補佐官であったスティーブン・バノン氏の言葉が以下のように掲載されています。 バノン氏は北核問題に関連し、軍事的な解決策はないとする立場も伝えた。バノン氏は「誰かが(戦争開始)30分以内に在来式武器の攻撃によってソウル市民1000万人が死なないよう方程式を解いて私に見せる時まで、軍事的解決策はない」と伝えた。事実上、韓国に大規模人命被害が発生することが明らかな状況で、軍事的解決策は不可能だということだ。 ソウル市民1000万人が犠牲になるという、このような惨禍を実際に避けるためにトランプ大統領はこれまで動いてきたものと考えます。それは何よりも代えがたい大変に評価すべきことと考えます。同時に、この記事にあることは、ソウル、韓国、朝鮮半島、日本、そして東アジアにとって極めて重要なことと考えます。 そして、何よりもポイントなのは、仮に朝鮮戦争終結が宣言されても、その後の東アジアで、緊張状態や戦争の可能性が生じないようにすることです。これが現在、何よりも重要なことであるのです。既に歴史の境界にある現在は、次元をかえて物事を見なければならない状況になっています。 そのような緊張状態や戦争の方向性が将来、出てしまえば、東アジアだけではなく、米国の安全保障にも関係していきます。将来の東アジアの平和と安定を見据えて、しっかりとまず次元を変えて将来の東アジアの平和と安定の構築に取り組むことが、何より現在の東アジアで大切で求められていることです。そして、このことをリードできたところが必ずイニシアチブを握るでしょう。 韓国はきっとこの方向性をこれから明確にするでしょうし、その意志があると考えます。一方、日本はどうか? 現在の日本の政権は戦前復古・軍国化を標榜していますから、当然、この将来の東アジアにとっては、火種となる存在です。そう考えれば、将来の東アジアにとって今の日本では当然、対応できないのは明らかです。新しいビジョンをもった勢力またはムーブメントが現在の日本に必要であるのは自明です。日本でこのような意識の覚醒ができるか? それが今の日本に問われていることと考えます。 | |
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