素晴らしいお言葉 | |
[日本の政治] | |
2020年3月31日 1時12分の記事 | |
3月27日に法王フランシスコが、サンピエトロ広場において一人で祈りを捧げたことと、そのときの法王のお言葉が報じられています。本当にとても良いお言葉です。法王は「新型コロナウイルスによりすべての人が『運命共同体』になったと語り、この危機で人類の団結が試される」(2020年3月30日 ロイター)と世界に訴えています。記事に掲載されているお言葉を以下に貼り付けます。 「たった1人で祈るローマ教皇、新型コロナで人類は「運命共同体」に」(2020年3月30日 ロイター)
ローマ教皇フランシスコは27日、雨に打たれながら、誰もいないサンピエトロ広場を1人でゆっくりと歩いた。 ローマ教皇庁が「パンデミック時の特別な祈り」と名付けた礼拝。教皇は、この危機で人類の団結が試されると世界に訴えた。 「福音書に出てくる弟子たちのように、私たちは予期せぬ激動の嵐に襲われた。私たちが、同じ船に乗った『運命共同体』であることに気付いた。 私たちは皆もろくて混乱しているが、一緒に船を漕ぎ、お互いを慰め合う必要があるという重要なことに気付いた。私たちすべてが、この船に乗っている」 教皇は、最前線で働く人々を称賛。 「私たちの生活が、新聞や雑誌の見出しに登場することのない普通の人々――忘れられがちな人々にどんなに支えられていることか。医師、看護師、スーパーの店員、清掃員、介護者、配送業者、法と秩序の力、ボランティア、司祭らは間違いなく重大な仕事をしている。ひとりでは救いにたどり着けないことを理解している人は、他にもたくさんいる」 イタリア当局は、同国の新型ウイルスによる死者数が中国を上回り、29日に1万人を超えたと発表した。 (2020年3月30日 ロイター) 「私たちの生活が、新聞や雑誌の見出しに登場することのない普通の人々――忘れられがちな人々にどんなに支えられていることか。医師、看護師、スーパーの店員、清掃員、介護者、配送業者、法と秩序の力、ボランティア、司祭らは間違いなく重大な仕事をしている。ひとりでは救いにたどり着けないことを理解している人は、他にもたくさんいる」というお言葉は、まさに社会についての最重要なことを語っています。偉大なる無名の人々をしっかりと支えることこそが、社会の根幹であり、何よりも今の世界には必要なことなのです。そして、それがまさに政治なのです。その無名な人たちが世界を本当はつくっているのです。 | |
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