時代の大転換 アベ政治の見直しと決別が必要 その1 | |
[日本の政治] | |
2024年12月19日 17時23分の記事 | |
12月15日の毎日新聞の記事『尹氏は関係正常化の立役者 対韓戦略見直し必至 弾劾訴追案可決 』について書き始めていたのですが、その本題に入る前にちょっと関連することを書きましょう。 今、ブログの引っ越し作業中で1400を越える記事に取り組む毎日になっています。今月末にこれまでブログを書いてきたこの『くるてん』が閉鎖されるので、それまでにすべての記事を記録しなければなりません。それらの膨大な数の記事をいちいち読んでいる時間はまったくないのですが、目に入る文字を追っていくと、内外の政治現象について色々なことを書いてきたなと改めて思います。中でも多く書いてきたのが、ウソばかりのアベ政治への批判や、トランプと朝鮮半島についての記事が目立ちます。また本ブログ『信なくば立たず 』(2019年1月27日)で書いたように民間企業のウソの多さについても数多く書きました。最近の三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗のお話しのように、民間企業でのウソや泥棒のお話は今に始まったことではないのです。この事件については同行のトップが『貸金庫窃盗、信用・信頼に傷 三菱UFJ銀、頭取が謝罪 「銀行業の根幹揺るがす」 』(2024年12月17日 日本経済新聞)と述べていますが、『信なくば立たず』という経済・社会の根幹が崩れはじめて実は久しいのです。このことが現在の日本の政治・社会・経済の最大のネックで、要するに内部的に崩れ始めているのが、わが国の最大の問題なのです。 新ブログサイトとX ○ エキサイト・ブログ https://katagiri.exblog.jp/ ○ アメーバブログ(アメブロ) https://ameblo.jp/yuji-katagiri ○ FC2ブログ https://yujikatagiri.blog.fc2.com/ ○ X https://x.com/Katagiri_Yuji
『ウソつきは泥棒の始まり』と言いますが、ウソつきと泥棒は人間的には同じ範疇のお話しです。自分以外の人を人とは思わない人々。だから平気でウソをつくし、他人のものを平気で奪っていく。しかし、現状を見渡せばウソと泥棒が当たり前のようにはびこり、相当イカれた社会になってしまっています。家に金品を置いておけば、自分のことしか考えない狂った若者が自宅に押し入ってきて、命まで奪っていく。一方で貴重品を銀行の貸金庫にあずけておけば、銀行員がそれを奪っていく。どこにも安全なところはない。非常に問題ある社会状況です。 あと、この三菱UFJ銀行の貸金庫泥棒のお話しには、もう一つの側面があります。それは『女性偏重時代』の終焉です。このことは女性が終わったとか、女性を虐げて良いと言うことではありません。女性は尊重され、愛されなくてはなりません。もちろん、それは男性も同じです。男女とも等しく同じなのです。ここは誤解がないようにお願いしたいのですが、『女性偏重時代の終焉』とは、バブルから始まった、女性を故意に無理矢理に偏重してきた時代が終わると言うことなのです。ですので、要するに、これから正常化するということなのです。つまり、今までが異常だったのです。そして、このことは自分のことしか考えないナルシシズムの時代の終焉でもあります。 そういうバブル後のウソと泥棒、ナルシシズムと女性偏重時代の象徴と考えるアベ政治。アベ政治ではなぜか女性が目立ちますよね。そのアベ政治では、本ブログ『政治の根幹が揺らいでいる 』(2019年2月7日)で書いたように、政府統計の不正がありました。それまでは政府が統計不正をするのは中国とばかり思っていましたが、愛国を絶叫する右翼が彼らが口を極めて非難する中国と同レベルで同胞を欺くとはさすがに終わっています。愛国をあれだけ叫んでいる姿があるだけ、心の底からムカつきます。 ただ、右翼が同胞をだますのは、その本質であって、今に始まったことではありません。彼らの特徴は自分の保身・栄達のために同胞をだますこと。ここにも、ウソつきと泥棒という本質があるのですが、そういえば、右翼の評論家にかつて泥棒でつかまった人がいました。元財務相の人です。ウソつきは泥棒の始まりというのなら、その人は間違いなく100%ウソつきでしょうね。そのような者がいうことに耳を傾けるのは、明らかに時間の無駄です。時間を盗まれることになります。 そして、アベ政治においてはびこったウソやごまかしというのは、ウソつきは泥棒のはじまりというのなら、その結末はアベ政治による国民の生活と生命を奪うものが本質と心得ておくべきでしょう。 ただ、上述したように、このウソやごまかし、詐欺というのはアベ政治だけではなく、三菱UFJ銀行の貸金庫不正にもあるように、社会的なモラルの崩壊という本質があるでしょう。どちらが先か? バブルに始まる社会のモラルの崩壊がはじめで、その中でアベ政治がその象徴として生まれ、そしてウソと欺瞞に満ちたアベ政治は加速、ついにはそのアベ政治が社会のモラルの崩壊を加速させたと考えます。 バブル後のウソと泥棒、ナルシシズムと女性偏重時代の象徴と考えるアベ政治。現状、そういうものの問題性が浮かび上がり、見直しと決別が求められているのです。こう考えると、先の兵庫県知事選はその象徴でしょう。選挙では、ウソがはびこり、ブランドもののバッグをこれ見よがしに見せびらかすナルシシズムの塊としか思えない女性社長が行き詰まり、アベ政治の残党が擁護し、上述したかつて泥棒でつかまった右翼の評論家もその側にいる。まったくわかりやすいお話しなのです。それが11月20日からはじまったのです。 ○ 日韓関係においてもアベ政治の見直しと決別が必要 そういうアベ政治は外交関係にも影響しました。その最たるものは日韓関係です。以下の記事に非常戒厳令宣布という暴挙を犯した大統領の『尹氏は関係正常化の立役者 対韓戦略見直し必至』とありますが、尹政権に至る日本の対韓戦略は、アベ政治の外交の象徴の一つなのです。次回はこのことについて語っていきましょう。 ・ 『尹氏は関係正常化の立役者 対韓戦略見直し必至 弾劾訴追案可決 』(2024年12月15日 毎日新聞) | |
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