トランプの致命的な失策 (1) | |
[日本の政治] | |
2020年8月7日 23時55分の記事 | |
トランプ米大統領は完全に新型コロナウイルス対策・防疫を失敗させました。以下のWorldometerを観れば、米国はすでにこれまでの累計感染確認者数が500万人を超え、犠牲者数は累計で16万人以上、毎日、千数百人がなくなっています。新型コロナウイルスに対して対策を怠り、間違った対応をすれば、このウイルスがいかに危険なものになり得るか、そのことを米国はものの見事に証明しています。そして、この対策の失敗は米国の社会を変えて行き、同時に国際情勢に間違いなく影響を及ぼしていくことでしょう。 Worldometer (※ 本記事は掲載から1週間が経つと有料記事になります)
以下のフォーブスの記事では、トランプ支持率が下降しいて、民主党の支持率が急上昇していることが報じられています。さらに自分を保守派と位置づける米国人の割合が、2月から6ポイント下落して34%となり、一方で中道やリベラルと答えた人は、あわせて6ポイント上がっていることが報じられています。この自分を保守派と位置づける割合が最も減った層は、共和党が最も重視する「世帯収入が10万ドル以上、年齢は35〜54歳、白人、郊外居住という属性の人たち」(8月6日 Forbs JAPAN)だったとあります。 すでに自分を保守派と位置づけることに嫌気がさし、中道、もしくはリベラルに位置づけようと考えた人々が6%いるということです。そして、それが、トランプ氏や米国保守派の新型コロナウイルス対策失敗による惨状が起因となっているということなのです。米国において社会の趨勢がすでに変わり始めているわけで、共和党がこの数字を観て相当ショックを受けた可能性があります。 「トランプ支持率下降、「保守派」からの転向が急増」(2020年8月6日 Forbs JAPAN) 「トランプの致命的な失策 (2)」(2020年8月8日)へ続く。 | |
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