フェーズは何も変わっていない 五輪即刻中断・選手村をコロナ患者用に転換せよ (3) | |
[日本の政治] | |
2021年8月7日 23時29分の記事 | |
昨日の本ブログ「フェーズは何も変わっていない 五輪即刻中断・選手村をコロナ患者用に転換せよ (2)」(2021年8月6日)の続きです。
以下の記事は4月、インドで医療崩壊したときのものです。酸素吸入ができない人が続出、診断すら受けられない状況となっていたわけです。デルタ株のまん延。実は現在の日本は、すでにそれと同じになっているわけです。酸素吸入が必要な中等症以下の患者の自宅待機を政府は一時、公言したわけです。その後、それを撤回はしていますが、それで何かの準備をしているわけではないのです。ただ、『原則』、中等症以上は入院と言っているだけで、『例外』が多発することを肯定するための『原則』なのです。単なる言葉遊びと責任逃れ。こういう緊急時における政府の態度。彼らに事態の改善は望めません。 「酸素残り2時間分、『譲って』涙の懇願 インド医療崩壊」(2021年4月27日 朝日新聞) 7000人の医療リソースを使って、オリンピックを強行開催している。そして、満足な診療も受けられずにインドと同じように自宅待機という名の放置、中等症以下の患者は入院できないという医療崩壊を、一度は政府が公言する惨状。 そういうことになっているのに、以下、リテラと赤旗が報じているように「都のコロナ療養施設がこっそり『五輪選手用』に差し出されていた」わけです。これでは、当然、都民が五輪のために捨てられていたと言うことになります。今回の五輪はこういう非人道的なことの上に成り立っているのです。ですから、すでに五輪でプレイすることは、非人道性がつきまとっているのです。 「都のコロナ療養施設がこっそり『五輪選手用』に差し出されていた! 別の施設では五輪関係の十数人が収容され国内感染者と同居」(2021年8月7日 リテラ) 日本人選手は恥を知れ。以下の記事のように、ニーダウン(膝つき)して人種差別反対を主張するのは良いのです。しかし、自分たちの非人道性を省みない欺瞞は許しがたいものがあります。格好ばかりで中身が無い。こういう欺瞞がもっとも腹がたちます。 「なでしこ、英国戦で『膝つき』 人種差別抗議に賛同〔五輪・サッカー〕」(2021年7月26日 時事通信) すでに東京都民の納税拒否の正当性が生まれています。小池百合子にすべて払ってもらえば良いのです。 インドが医療崩壊していた時、一日あたりの新規確認感染者数は35万人でした。もちろん、実数はその倍、もしくは3倍以上でしょう。35万人という数はとても多く感じますが、人口は日本の10倍以上です。すると日本の人口に換算すると3万5千人/日なのです。現状、日本ではすでに1万5千人/日を超えています。ほぼインド由来のデルタ株が、インドの医療崩壊時の半分に達していると言うことです。この現実。しかし、政府も、東京都も何もしていません。ただ呼びかけるだけで、何もしていません。驚くべきことです。とにかく五輪即刻中断・選手村をコロナ患者用に転換せよ!! | |
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