《日本の政治》 自分で考える力がないレベルの低さ | ||
[日本の政治] | ||
2022年2月20日 0時0分の記事 | ||
以下のデイリースポーツの記事を観てとても驚きました。記事の要旨は、新型コロナウイルスでの犠牲者数で最悪の大阪は、東京などに比べても圧倒的に状況が悪く、その明確な理由について、大阪府知事の吉村氏は専門家にも明確な理由がわかっていないとしながら、自説を述べたというものです。記事をご覧いただければわかりますが、その『自説』も低劣な評論家レベルで呆れるばかりです。しかし、最大の問題点がさらにあるのです。 「大阪がコロナ死者数全国最多の理由は 吉村知事が一つの見方示す」(2022年2月19日 デイリースポーツ)
それは、大阪が最悪になった理由(原因)について専門家もわからないと吉村氏がしているのに、これまで被害を食い止めるために根本的な施策を行なってきていないことです。 この大阪が最悪になった理由(原因)がはっきりしていなくとも、この犠牲者を出さない施策ははっきりしているのです。それは感染拡大を止めて、減らすことです。ですから、緊急事態宣言発令は最低限2月初旬に出さなくてはなりませんでした。 しかし、何もしなかった。それでいて大阪の死亡者が最悪の理由がわからないと述べているのです。それでは当然『吉村さん、最大の原因の一つは普通にあなたですよ』というお話しでしかないのです。本当に無能、無脳。子供脳。 原因(理由)がわからないのなら、被害を拡大させないために、とにかく元を断つ、すなわち感染を止めることをすぐにしなくてはならないのです。これは危機管理の鉄則です。それが、驚くほどまったくできていない。正に田舎の政治。東京も同レベルですが、このデイリースポーツの記事を観て、吉村氏はまったく自分の頭では考えられないのだなと心から思いました。結局は自分では判断できない能力レベル、誰からかに言われないと何もできないレベル。 記事には以下のように書かれています。
吉村氏の発言が完全に傍観者、評論家なのです。政治家ではない。 専門家も原因がわからないで、犠牲者が最悪のレベルであるのなら、即刻、本元である感染爆発を止めないといけないのは普通ならわかるはずです。それがわからない。 最低限の緊急事態宣言発令をしないで、それでいてテレビに出て上記のようにこの原因を「若い人に広がると高齢者にも広がりやすいというのはあると思う」という傍観者のように評論を語る。これではどうにもなりません。本当に田舎の政治家。若いけど田舎の政治家。 死傷者が増えている最大で根源的な原因は新型コロナウイルスの感染爆発なのですから。それを『オミクロン株の特性』とか言いながら、楽観論を大阪(主にテレビ)をはじめ、キシダ自民党政権、そしてマスコミが流布したから、この感染爆発が起きたのです。あとは米軍。 犠牲者がこれまでの最悪になっている状況が見えたら、即刻、最低でも緊急事態宣言発令をしなくてはならなかったのです。それが2月初旬。それをしなかった。要するに危機意識がほとんどないのですが、その本質はどれだけ府民が亡くなっても問題がないと考えているということではないかと考えます。 このようなことも含めて、吉村氏は、結局は自分では判断できない能力レベルであるのを上記の記事で完全に露呈したと考えます。そして、吉村氏はこのことをすぐには改められないでしょう。改まったと演じることは出来るかもしれませんが、結局、それも誰かから言われたものと考えます。 あとはこのことに対する有権者の判断、そのレベルが問われるのです。 | ||
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