100%改めるべき米国・トランプについての日本の偏向報道 | ||
[日本の政治] | ||
2024年11月6日 13時56分の記事 | ||
米国大統領選挙の真っ只中ですが、以下の記事のようにトランプ、ハリスとも拮抗、歴史的な接戦となっていると報じられています。 ・ 『米大統領選、投票始まる 歴史的接戦、大勢判明に数日か 』(2024年)
このような接戦が意味することは、米国の半分はトランプを支持し、もう半分はハリスを支持していると言うことです。 民主主義国家である米国の世論の動向を正確に知る上では、この両者を支持する米国民のことを、まず、しっかりと知るべきだと考えます。 しかし、日本の報道を見ていると、明らかにハリス、米民主党にかなり偏った報道がずっとなされていると考えます。そして、そのような偏っていると考える報道番組には、それを助長するコメンテーターがいると考えます。そのコメンテーターは、中林美恵子早大教授、海野素央明大教授、デーブ・スペクター氏、パックン氏などです。他にもいるかもしれませんが、この4名のコメントは本当にひどいの一言でした。 パックン氏などは、単に米民主党支持を言っているだけのように思います。他の3名も基本的にはそれと同じレベルと考えます。 政治的に支持する政党や個人を持つことは問題ないのですが、テレビのコメンテーターとしてそういうものを露骨に出すのは大いに問題があります。なぜなら、そのコメントを聞いて、見ている日本の視聴者が考えを決めるからです。そして、この4名のような露骨に偏っているコメンテーターを番組に出し、その反対のものを番組に出さなければ、日本の視聴者は偏った情報しか得られず、そのことによって米国の実態を正確に把握することができなくなります。 このようなことが如実に現われたのが、以下の8月25日に報じられた、毎日新聞の世論調査だと考えます。この世論調査では、『次の米大統領期待 ハリス氏75% トランプ氏16%』と出ています。米国ではほぼ50:50で拮抗しているのに、日本ではハリスにあまりにも偏向しています。このような結果になるのは、上記4名ばかりを出す、あまりにも偏向した報道番組が原因と考えます。 ・ 『次の米大統領期待 ハリス氏75% トランプ氏16% 毎日新聞世論調査 』(2024年8月25日 毎日新聞) 日本人好みという観点もあるとは考えますが、これほどの開きがでるのは、上記4名を中心とした偏向報道にその原因があると考えます。 このようになると、日本人は米国の半分を理解できないということになります。それは、今後の日米関係の不安定要素になります。 特にトランプになったとき、そのことの悪影響ははかりしれないと考えます。間違いなく責任問題です。 このような偏向報道が生ずるのは、新自由主義と戦争にあると考えます。このようなことが日本の側にあるからです。そして、その尖兵がこの4名と考えます。逆に言えば、トランプは反新自由主義であり、戦争をしないということなのです。 ○ 人の命を大切にしない女性の発言が目立つ 以下のように9月15日、トランプはゴルフ中に再び暗殺の標的にされたと報じられています。今年、私は、7月の暗殺未遂事件が起る前に、トランプは必ず暗殺のターゲットになると予測しましたし、また7月の事件後、再度同じことがあるとも予測し、実際、そうなっています。3回目まである。トランプが暗殺のターゲットにされるのは、彼が正しいことをしているからに他なりません。その正しいことの最大のことは戦争をしないということです。そして、これまでトランプが無事であったのは、神のご加護以外には理由はありません。 ・ 『トランプ氏 “再び標的に” ゴルフ中に暗殺未遂か 58歳男拘束 』(2024年9月16日 NHK) トランプが2回目の暗殺未遂に遭遇した後、9月17日のTBS『THE TIME』で、上記の中林氏がこの事件について、以下のようにコメントをしています(午前6時36分頃)。
驚くべきコメントです。『何度命を狙われても力強く、国民のために立ち上がる』というのは実際の話ではないのでしょうか? トランプは命を狙われているのです。負傷もしている。物語展開を使う、使わないの問題ではないのです。 そして、何度銃口を向けられても、立ち上がるというのは、並大抵のことではありません。それが、このトランプについての現実なのです。 そして、この現実が大統領選挙の中でトランプの要点として絡まるのは当然のことです。この中林氏のコメントは、アンチ・トランプの中林氏として、この暗殺未遂事件が、トランプによって有利に利用されるという脈略で語られていると考えます。 これでは7月の暗殺未遂事件について、以下の記事のように、膳場貴子氏がTBS『サンデーモーニング』で、大統領選挙においてトランプの『プラスのアピールになりかねない、という感じもしますね』と発言して大炎上したのと、まったく同じなのです。トランプは命を狙われているのです。そのようなことに対して、大統領選挙戦で有利にアピールする、物語展開に使うということを前面に持ち出すという、命を大切にしない感覚には、ほとほと閉口します。以下の記事にもあるように、『人の心はあるの?』と語気を強めて言いたくなります。最近、この種の人の命を軽視する女性の発言が目立ちます。 ・ 『「人の心はあるの?」膳場貴子、トランプ氏銃撃に「大統領選のプラスアピール」発言で大炎上 』(2024年7月14日 FLASH) 以下のように、8月にXに投稿して大炎上した女性タレントも、まったく命を大切にしない本質が見えてしまいました。これもまったく一緒です。 ・ 『フワちゃん、芸能活動休止を発表 SNSでの不適切投稿めぐり 』(2024年8月11日 朝日新聞) 話しをトランプ暗殺に戻すと、たとえ暗殺未遂であったとしても、暗殺が実行されること自体が問題ではないのでしょうか? そのターゲットが大統領選挙の候補者と言うことですから、それは民主主義政治への挑戦と言うことが本来の政治学者が言うべきことではないのでしょうか? トランプがいかなる者であれ、殺人、政治的暗殺は認められるものではないということが、真っ先に言われなくてはならない。 であるのに、暗殺のターゲットになったトランプについて、『大統領選挙戦で有利にアピールする、物語展開に使う』ということを前面にコメントするのは、明らかに大問題です。あまりにもひどいコメント。善場氏はジャーナリスト失格、中林氏は大学教授及びコメンテーター失格です。政治的に偏向していて道義的・道徳的に致命的に欠陥があり、あまりにもレベルの低いコメント。こういうものをコメンテーターや司会者としてテレビの報道番組に出すには、さすがに問題がありすぎです。 ○ 2016年の大統領選挙で起きたこと 以下の記事のように、8年前の大統領選挙では、大統領選挙前に当選確実が言われていたヒラリーに対して、ヒラリー支持の当時首相であったアベ氏が陣中見舞いをしています。この産経の記事にはっきり書かれていますが、アベ氏はトランプに対して不信感を持っています。一方、ヒラリーに対してシンパシーがあるから、当選確実が言われていたヒラリーに対して、大統領選挙の約2ヶ月前の9月に陣中見舞いをしているわけです。これがアベ政治のひとつの大きなポイントです。 ・ 『安倍晋三首相とヒラリー氏の会談、米大統領選直前に異例 にじむトランプ氏への不信感、日米同盟崩壊への危機感 』(2016年9月20日 産経新聞) しかし、事前の予測に反してトランプが勝ってしまった。首相であったアベ氏は困ったわけです。だから、全力を尽くしてトランプに接近したわけです。だから、アベ氏とトランプは近いように見えますが、このアベ氏のヒラリーに対する姿勢を見れば、アベ氏の本質は一目瞭然なのです。トランプとは正反対。 アベ氏は戦争屋の米民主党に近い。そんなことはわかりきったことです。 この米民主党というキーワードで考えると、タカイチもそのキャリアのはじめは『米民主党下院議員のパトリシア・シュローダーのスタッフ』なのです。実は米民主党というキーワードで共通するのです。 因みに、上述した中林氏は、反対が非常に多かったアベ氏の国葬について、弔問外交になると擁護しています。このように見ると中林氏が反トランプという偏ったコメントを垂れ流すのも、その背景がわかるように思います。 ・ 『レーガン元大統領国葬は「500億円」政治学者「五輪のような」外交の可能性指摘』(2022年7月23日 デイリースポーツ) | ||
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