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2018年4月27日?
[日本の政治]
2018年4月2日 10時0分の記事

本ブログ「2018年4月27日?」(2018年4月2日)の続きです。

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2018年4月27日に南北首脳会談がセットされたのは、もちろん偶然ではなく意識的なメッセージです。そう言いきれると思いますし、またそう見なくてはならないでしょう。なぜなら、そう見ないとことの本質がわからなくなるからです。上述したように1952年と2013年の4月27日・28日という朝鮮戦争の構造=日本の戦後構造(戦前の構造の延長)という節目がありますし、この2018年4月27日に向けての内外の様々な動きを上述のことも含めてこれまでザ・フナイの連載や拙著、そして本ブログで書いてきました。その量は膨大です。この日付のメッセージは、朝鮮戦争の構造=戦後構造(戦前の構造の温存)にそのポイントがあるわけで、当然、それは日本に関わることなのです。
そして何よりも重要なのは、現状、この南北融和の動きを誰が邪魔するのかということであるわけです。それは日本か、英国か、イスラエルか、はたまた米国かということなのです。現状、米国にこの南北の動きにおいては邪魔をする動きは見られません。
もちろん、大半の日本人にとっての明らかな利益は、南北首脳会談が成功し、朝鮮戦争が終わることです。そのことによってこれまで仕立てられてきた外交的な脅威はなくなりますし、同時に何よりも先の大戦で戦争を起こし日本を破滅させた戦前の構造が日本のおいて無くなります。政財界とマスコミ界(全てではないにせよ)がこの戦後構造=朝鮮戦争の構造=戦前の構造の温存の極めて大きな主要ポイントであって日本人を苦しめてきた元凶と考えますから、それが無くなるのなら日本と大半の日本人の将来においては光が見えることになります。

ここで一つ非常に重要なことが言えます。それは今何が起きているかわからない者は、これからの時代についてもわからないということです。それは新しい時代に乗り遅れるか、移行できないと言うことです。もしくは、新しい時代へ移行するために苦痛が待っていると言うことなのです。このことは良く考えるべきです。はっきり言えば、上述のように東アジアでは日本だけがわかっていないと言うことですし、必然、日本人の多くはわかっていないということです。だから戦前の構造が跋扈するのです。
現状、既に世界のこれからの50年、100年(恐らくもっと長く)の大計(NWO=ニューワールドオーダー)が決まろうとしている時に、その動きが全くわからなければ、取り残されるのは当然です。そして、それは今後、日本人が軽蔑される理由になります。現状、日本人の多くは次の時代について理解できておらず、必然、これからの流れに乗り遅れると考えます。そして、それは意外と知的水準が高い人に多く見られると考えます。
現在の世界情勢を語る上で、この1952年、2013年、2018年の4月27日・28日ということとその意味の解説がない情勢分析は意味をなしません。このことは現状を語りと将来を考える上で絶対的に必要な要素なのです。それは、このことが、外交安全保障、原発、そして内政と内外政全般に関わることだからです。そして、その範囲は日本だけではなく東アジア全体に関わるからです。この日付の意味がわかっていない内外情勢分析はありえませんし、このことが抜け落ちた議論は必ず誤った結論と将来像を導き出します。それは極めて大きな失敗に結びつきます。

今後、このまま推移すれば朝鮮半島は驚異的な伸びを示すでしょう。一方、日本は大丈夫かというレベルです。働き方改革などという搾取の構造を推進するようでは、日本の将来性は見えてきません。また実際、増税・社会保障費のオンパレードですが、そのお金はどこに行っているのでしょうか? 安倍政権は日本人に誠実に対応していると思いますか? そして何よりも社会全体を見渡して、目白押しの大企業や官庁の不祥事などで明らかなように、人間としての倫理観、道徳観、基本が社会においてかけているように思いますが、安倍擁護の人がそのことにおいて甚だしい傾向を示しています。これら右翼の人々は、そもそも日本人との同胞意識がうすい愛国を叫ぶ人々に私には見えます。それは要するに欺瞞ということです。
もちろん、これだけではありませんが、現状、日本は内外政とも完全に行き詰まり、大きな失敗と失態が見えています。全てにおいて現状の日本は大きく後退しています。その焦点はまず安倍政権の存在なのです。
「2018年4月27日?」(2018年4月2日)へ続く。

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くる天

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○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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