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わかりやすい日本の政治風景?
[日本の政治]
2017年10月29日 20時59分の記事

昨日の本ブログ「わかりやすい日本の政治風景?」(2017年10月28日)の続きです。

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昨年の都知事選挙の時、本ブログ「柏」(2016年7月30日)で、都知事選挙候補者についての週刊文春と週刊新潮のスキャンダル報道について取り上げました。両誌とも、小池氏や鳥越氏などの都知事選挙主要候補者のスキャンダルを“平等”に掲載していますが、上記ブログでは、選挙終盤において出されたスキャンダル記事は小池氏に有利となっていると書きました。そして、そのような記事を出して、果たして小池氏に問題があった場合、政治的、社会的に責任がとれるのかとも書きました。
そして、現状、週刊新潮は別として、週刊文春の記事がこの都知事選挙の時と同じように政局に作用しています。単なる偶然なのでしょうか? この夏、民進党において蓮舫氏が代表を辞任、その後、代表選挙で前原氏が就任、そこで幹事長に目された山尾氏のスキャンダルが出て、同党が揺らぎ、小池氏の希望の党が出現し、両党が事実上の合併をしていき、この流れはそれまであった民進党と共産党、自由党、社民党との共闘を破壊しました。そして、スキャンダルの出た山尾氏は選挙後、立憲民主党へと動いています。
民進党もしくは特に民進党においてかつてリベラルといわれていた勢力(立憲民主党)のスキャンダルが文春誌上に掲載され、それが小池氏にとっては追い風になるという構図は、都知事選時も今年の民進党と希望の党の政局と全く同じです。唯一の違いは、都知事選挙は小池氏が大勝し、今回の衆議院選挙は小池氏が勝つことができなかったことです。今年の都議会選挙は、事実上、都議会民進党が小池氏の都民ファーストの会へと動き、本ブログ「敗因と勝因」(2017年7月18日)で書いたように、民進党都連の責任者で希望の党へと早々と移動した松原氏の選挙時の動きは責任者としてやる気を感じられるものではありませんでした。そういうときには文春からのスキャンダルはありません。
しかし、一躍、立憲民主党が躍進し、支持を集めると次から次へと記事が出てきます。野党の政治家の女性スキャンダルなら他にもっとあからさまで、政界で有名で多くの記者が知っていて国民が知らないものはあります。なぜ、それを出さないのかと思いますが、それは明らかにリベラル、立憲民主党ではないからです。そう考えるのが明らかに自然ですし、そう考えないと辻褄が合いません。ただ、上記、私が言っている政治家が取り上げられれば話は別ですが。
前原氏も、小池氏も憲法改正の装置であると考えます。そして、そこに文春も連動していると考えるのが自然です。そして、これらは与党とともに日本が戦争の構造に突き進んでいく装置であると考えます。リベラルつぶしもそこにあるということですし、だからこそ週刊文春には明らかに政治的中立性はないのは明らかと考えます。これらのことは、日本人の明日に関わりますので記憶にとどめておいた方が良いでしょう。

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くる天

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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