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[日本の政治] | |
2019年4月30日 21時4分の記事 | |
平成の御代の最後の本日、その時代を振り返れば、やはり平成の御代に対して深い感謝の念しかございません。 「陛下が最後のおことば『国民に心から感謝』 退位の儀式」(2019年4月30日 朝日新聞)
本ブログやザ・フナイ6月号などで書いてきましたが、平成の御代の本質は何よりも平和の時代であることは明らかでございます。このことは4月4日の朝日新聞に掲載されたお言葉に明確に現われていると心から存じています。 宮内庁によると、大統領が「世界の平和と繁栄のために陛下が残された功績に対して心から感謝いたします」と伝えると、陛下は「平成の時代は戦争がなかったということが、一番重要だと思います。それは、日本国民が戦争の悲惨さを真剣に考え、対応してきたからだと思います」と語ったという。 「平成」とはまさに平和が成った時代であり、それはこの約30年間だけではなく、日本の近現代史においてその歴史の流れを平和へと大きく変えた金字塔とも言える時代であったと、これまで様々考察してきて何よりも存じることでございます。 この平和へのお取り組みは国民の多くが思っている以上にはるかに大きなものと存じますし、そのことが上記のお言葉に何よりも鮮明に表れているものと存じます。 平成の御代の主点はまさに平和にありますが、それと同等に国民とともにという大御心があると存じます。 平成の御代は、これまでの歴史において最も国民と一体となり、最も国民に慕われた御代であったと心から存じます。それはまさに、新しい日本であり、そして最も日本らしい日本であったと心から存じます。それはまた、天皇と国民の原点であり、政の原点であると心から存じます。新しい日本、日本らしい日本という原点・本質を確立されたのが、平成の御代のもう一つの特筆すべき主点ではないかと存じます。 平和、新しい日本、そして最も日本らしい日本の確立が平成の御代になされ、ここから新しい御代が始まっていくと心から存じています。そして、我々も平和、新しい日本、そして最も日本らしい日本をともに一体となってつくりあげていかなくてはならないと心から存じます。平和な日本、平和な東アジア、そして平和な世界をつくりあげていくために、ともに一体となって進まなくてはならないと心から存じます。 | |
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