それなら日本と日本人のために大臣を辞めてください | |
[日本の政治] | |
2019年10月29日 13時4分の記事 | |
河野防衛省が「私はよく雨男と言われた。私が防衛大臣になってからすでに台風が3つ」(10月29日 NHK)と発言したことが問題視されています。同相は陳謝をし「不快な思いをされた皆様方におわびを申し上げたい」(同上)と述べていますが、ポイントは不快な思いをさせたことだけでは明らかにないでしょう。 「『私は雨男。大臣になって台風三つ』 河野防衛相が発言」(2019年10月28日 朝日新聞) 「河野防衛相 台風対応めぐる『雨男』発言を陳謝 野党は批判」(2019年10月29日 NHK)
それほど雨男なら日本と日本人のために是非、責任をとって大臣をお辞めになってほしいと被災者の皆様はお思いになるでしょう。私もそう思います。今回の災害はそれほど大変なことであるわけです。 そして、この発言の本質は、二つの台風と豪雨災害で100人近くの方々が亡くなり、多くの方々が家を失い途方に暮れているのに、それを私は雨男というレベルで片付けているということです。そこにこの大災害に対する河野氏の本音があるわけで、結局は他人事、真剣には考えていないということです。真剣に考えていたらこのような発言はすることはまずないでしょう。発言では、今回の災害は自分のためだと論理的にいっているのですから。 そして、この意識は事態を軽く観ているということですから、被災者の方々だけではなく、災害派遣された自衛隊をはじめとする消防や警察、奮闘する自治体、そしてボランティアをも軽く考えていることを同時に意味します。大臣、政治家、国民のリーダーとしての適格性には明らかに欠けています。単に軽い男というだけでしょう。 そして、国の災害対応を担う一部門の大臣からこのような言葉が軽々しく出るということは、安倍政権におけるこの災害に対する意識を反映したものと考えます。そうでないというのなら、河野大臣をまず更迭すべきでしょう。 | |
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