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もはや使い物にならない宰相?
[日本の政治]
2020年8月27日 17時8分の記事

本ブログ「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月22日)の続きです。

「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月17日)

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もはや使い物にならない宰相?

本ブログ「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月22日)の続きです。

「もはや使い物にならない宰相?」(2020年8月17日)


アベ氏は、第一次政権時に突然、職責を投げ出し、後から潰瘍性大腸炎であることを告白をした経緯があるにも関わらず、国民はアベ氏の再チャレンジを温かく受け入れ、第二次がスタートしたわけです。アベ氏の場合、そもそもその国民の温情に対して頭が上がらないはずです。であるのに、現状、アベ氏の健康問題についての話しが、本人以外からどんどん出てくるというのは、アベ氏の国民への明らかに裏切りです。第一次政権のことを考えれば、健康問題について真っ先にアベ氏本人から国民へ言わなくてはならず、さらに本当であるのなら即刻辞職するしかないのです。
さらに、このようにアベ氏が自身の再チャレンジを国民に温かく受け入れたもらい、さらに8年間も政権を任されたのに、経済も外交も何一つ成果を残すことができていないわけです。その上、度重なる疑惑・スキャンダルのオンパレードで、その疑惑について国民に真摯に説明をしてこなかったわけです。数々の疑惑に答えてほしいという国民の声に対して、何も答えていないばかりか、公文書偽造や不適切な国会答弁などをおこなって誤魔化してきたわけです。まさに温情ある国民に対して、恩を仇で返してきたわけです。本当ならこれだけでも即刻辞任のお話しなのです。
果たしてアベ政権は国民の健康に対してしっかりと対応し、環境整備を万全にしてきたのでしょうか? 新型コロナウイルス防疫対策について見る限り、国民の健康を度外して、経済を優先させようとしています。ただ、そんなことをしても経済はよくならないのに、そのような愚策をこりもせずにしているわけです。
また、国民が再チャレンジがしやすいように環境を整えたでしょうか? 単に非正規労働を増やしただけで、それは搾取の対象を増やしただけではないでしょうか? 実質賃金はまったくあがっていません。そして、それでは、当然、再チャレンジになっていませんし、また再チャレンジなんぞもできないわけです。アベ氏だけが再チャレンジの果実を国民から受けただけではないのでしょうか?
アベ氏の場合、国民の温情で再チャレンジが許されたのですから、不支持率が支持率を超えたら、恩ある国民に対するまっとうな対応は、ただ辞職することのみなのです。
(つづく)

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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