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《日本の政治》 木下氏辞任の実相は恐らく逆
[日本の政治]
2021年11月24日 22時34分の記事

都議会議員の木下氏の辞職。当然のことです。ただ、辞職に追い込むのに解職請求(リコール)という自治的、民主的な手続きを踏むべきであったと考えています。木下氏が事故を起こした場所は、私の住まいから道路を一度曲がれば行けてしまうほどの地元なのです。今回のようにマスコミの圧力が激しく荒れ狂う形での辞職は、ともすると恐怖政治、専制政治の温床になりかねません。今のマスコミは信用できませんので。だからこそ、解職請求(リコール)という自治的、民主的な政治過程をしっかりと踏むべきであったと考えます。もちろん、名古屋のように署名を偽造するような低劣なことはしてはなりませんが。

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さて、この遅すぎる木下氏の辞職が動き始めたポイントとして、同氏は辞任表明記者会見で、辞任決断の経緯について以下のように都知事のコイケ氏とのやり取りを述べています。


支援者の方々とも改めてお話をし、小池都知事のご助言を踏まえ、深く深く考え、今回、都議会議員の職を辞する決断をするに至りました。

「無免許運転の木下富美子氏『猛省いたしております』長文の謝罪文公開/全文」(2021年11月23日 日刊スポーツ)


コイケ氏の関与が木下氏辞任の契機となったという一般的な受け止めがありますが、このことは以下の記事でも言われています。


70代の男性は木下氏が会見で述べた小池百合子知事とのやりとりに触れ「小池さんに言われたから辞めたようだけど、往生際が悪すぎる。潔く辞めていれば変わったかもしれないが、もう支持する人はいないだろう」と語った。

「辞職の木下富美子氏、事務所はもぬけの殻 地元からは批判の声相次ぐ」(2021年11月23日 日刊スポーツ)


このようにコイケ氏に言われたから木下氏は辞任の決断したという受け止め方があるわけです。
しかし、恐らく、『実相』はコイケ氏の指示でやめたのではなく、コイケ氏の指示でここまで議員を続けたのではないかと考えます。この違いはとても大事なのですが、このことは8月31日のオンラインセミナーでお話した通りのことと考えます。
この『実相』を思わせる記述が以下のアエラの記事の一節です。


小池氏とともに都民ファを結成したメンバーで、その後、小池氏とたもとを分かち、現在は地域政党「自由を守る会」代表の上田令子都議はこう話す。
「小池さんが長らく休んだことで政治的空白が生まれましたが、(小池氏に)批判が集中しないように、この件をうまく使ってかわしたのではないかとも思えます。小池さんが前の日に『(木下都議は)辞める』と言ったら、翌日に木下さんが出てきて本当に辞めた。彼女も小池劇場に利用されているように見えました」(上田都議)
 木下氏が小池氏と連絡を取っていたと明かしたことについてはこう話す。
「私はこれまで何度も、文書質問などで、木下さんについて小池さんに質問してきました。その時、小池さんは木下さんとコンタクトしているとは答えなかった。でも、実際はちゃんとコンタクトを取っていた。小池さんは真実を言わず、都議である私に不誠実な答弁を繰り返していた。(木下都議は)ひたすら小池劇場のストーリーに沿って動いていた可能性は高いと思います」(同)

「木下都議は“小池劇場”に利用された? 辞任会見の『私の口から話していけないことがある』の真意」(2021年11月23日 アエラ)


記事最後の「(木下都議は)ひたすら小池劇場のストーリーに沿って動いていた可能性は高い」ということは間違いないことと考えます。最初からと考えます。
そして、木下氏の辞任も、コイケ氏の復帰とこの辞任劇への関与も、立憲民主党代表選も、このアエラの記事も政界の動きに関係するのです。



最終編集日時:2021年11月24日 22時35分

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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