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<日本のマスコミ> 本当に劣悪な番組
[日本の政治]
2022年3月10日 0時17分の記事

テレビ朝日『ワイド!スクランブル』がBPOに『放送倫理違反』と判断されたと報じられています。以下の記事には、この番組が「ニュースは市民の知る権利へ奉仕するものであり、事実に基づいて報道し、公正でなければならない」などのことに反していると報道されているのです。報道番組であるのに『事実に基づいて報道し、公正』であることに問題があるというのは、番組としては完全にアウトということです。

「テレ朝『ワイド!スクランブル』 BPOは『放送倫理違反』と判断」(2022年3月9日 デイリースポーツ)

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この番組の内容については、以前からかなり問題視していました。同番組の前には『モーニングショー』をやっていて、モーニングショーの内容は玉川さんのおかげもあってかなり良いのですが、この『ワイド!スクランブル』が始まると、同じテレビ局かと思えるほど内容が真逆、劣悪なのです。そして、その内容がかなり偏っていて偏向報道と考えていましたが、今回のBPOの判断はそれを裏づけたものと考えます。作られた偏向報道と考えます。
同番組のコメンテーターもこの番組の趣旨に沿っての発言が目立ち、国民・視聴者のための発言とは観ていてほとんど思えません。また、コメンテーターが少し自分の言葉で話したり、政府批判をすると急にCMが入ったりするように思えることが何回もあり、本当におかしな番組だなと思っていました。
この番組の『事実に基づいて報道し、公正』ではないものが、このような所にも出ていると考えます。とにかく、同番組の国際情勢と国内政治・経済の切り口はまったく話にならない劣悪さと常に考えています。コメンテーターもほとんどがダメです。
この番組は長寿番組ですが、以前は元高知県知事の橋本大二郎さんなどが司会として出ていましたが、その頃の内容はかなり良いものと考えていました。しかし、今の司会者・大下容子氏単独になってからは私にとっては噴飯物の内容と常に思っています。
大下氏は『役員待遇のエグゼクティブアナウンサー』とありますから、今回、このようなBPOの判断が下ったことは、テレビ朝日の管理部門の明らかな責任・問題と考えます。番組制作において、これまでのような偏った内容は一新してもらわないといけないと考えます。
以下の日刊ゲンダイの記事には、『最近のテレ朝は不祥事のデパート状態』と書かれています。テレビ朝日ははっきり言ってリベラリズムへしっかりと回帰すべきと考えます。それが、この局の持ち味であり、本来の姿なのだと考えます。そういうところからはずれてしまったことが、そもそもの大問題なのです。

「不祥事連発のテレビ朝日は亀山社長辞任で一件落着なのか…内部クーデター説も」(2022年2月15日 日刊ゲンダイ)

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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