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早急にすべきは5類移行の発表はなく、犠牲者を減らし、ゼロにすることである キシダ政権は即刻退陣せよ その2
[日本の政治]
2023年1月18日 23時50分の記事

昨日の本ブログ『早急にすべきは5類移行の発表はなく、犠牲者を減らし、ゼロにすることである キシダ政権は即刻退陣せよ その1』(2023年1月17日)の続きです。

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○ 日本の無責任政治と国民の犠牲
オミクロン株の致死率は低くなったとキシダ政権・政府は言うわけですが、そもそもその発表されている数字が信頼に足るものかはわかりません。自民党政権ではアベ政権以来、総理の口からウソが当たり前のように出てきて、問題があってもまったく責任をとらない『無責任体質』が常態化しています。そのような自公政権・政府が出す数字を信じるしかないというのが、現状の日本国民の置かれた状況です。そうなるのは政治家が悪いのですが、同時にその政治家をしっかりとチェックしない国民が悪いのです。
無論、その因果は国民に大きなマイナスとなって帰ってきます。それが、現状における新型コロナウィルスで最悪の犠牲者が出ている状況です。そして、いずれ、今度は若者に様々な形で災厄が降りかかっていくでしょう。問題なのは政治家・政権の国民に対する姿勢が、誠実であるかないかなのです。誠実でないなら早く切らないと悪いことを引き寄せてしまうのは、火を見るより明らかです。
国民に対して誠実でない政府は必ず国民に対して無責任を当たり前のようにしますし、さらに国民のことは何一つ考えていないので、必然、国民に大きな損害をもたらします。これが道理というものです。
このような日本の政治につきものの国民に大損害をもたらす無責任体質においては、必ず『手段が目的化する』ということが起きます。これは戦前から同じで、必然、『新しい戦前』の現在も変わらず起きています。軍拡、原発推進、5類移行などはすべて『手段の目的化』です。そこに国民を主眼に置いて、国民の利益を最大の目的にした思考はありません。本当にまったくの皆無。
こんな政権・政府だからこそ、民主的手続きをすっ飛ばして、専制的・独裁的な政治を平気でするのです。今の日本が民主的というのなら、それは単に欺瞞でしかありません。政治評論家としてはあまりに馬鹿らしくて当たり前のようにわらってしまいます。


○ 果たして致死率だけが問題なのか?
さて、上記の昨年12月21日の読売新聞には、国民に対して誠実でない無責任なキシダ政権が出す数字を、専門家が『インフルエンザと致死率を比較して判断するのは適切ではない』と指摘しているわけです。5類移行という『手段が目的化』したキシダ独裁政権が出す数字は、結局は5類移行を正当化する我田引水の数字ということです。そのような政権が言うことを信じる方が間違っています。
そもそも感染症について『致死率』だけで考えるべきかは、私は疑問に考えます。キシダ独裁政権がふりかざしている『致死率』は疫学的には意味あるものでしょう。
しかし、致死率が低くとも、感染者が爆発的に増えれば、必然、犠牲者は増えます。そして、犠牲者が増えれば、それは当然、政治問題なのです。すなわち、『致死率』だけを根拠にする現在のキシダ独裁政権は、最初から膨大な犠牲者が出ることにまったく留意していないということなのです。もしくは、『致死率』が低ければ、犠牲者は出ないと勘違いをしているということでしょう。まったくの驚くべき無脳・無能。
そして、だからこそ、現状のように膨大な犠牲者が出ても責任をとろうともしない。
最初から無脳で、考える力もないから『致死率』だけを持ち出して、5類移行へ強行に進め、必然、感染拡大防止策を何もやっていませんから、感染者が爆発的に増えて、犠牲者が最悪のレベルになる現状になっているのです。こんな政治を許しておいてよいのでしょうか?
現状、新型コロナウィルスで犠牲者が最悪レベルになっているのは、端的に政治の失敗であり、キシダ独裁政権の失敗です。しかし、現在のキシダ政権が専制・独裁ですからジャーナリズムは完全に沈黙です。まさに、日本のジャーナリズムは完全に死んでいます。
だから、キシダ独裁政権が勝手に進めた軍拡・専守防衛の放棄を、国会で議論する前に戦争屋バイデン(ハリス)に報告して、キシダがその戦争屋に厚遇されて、完全に日本の民主主義が日米の政府に蹂躙されていても、日本のジャーナリズムは何一つ言えないのです。そうなるのはジャーナリストとして志と能力がないからです。

話を新型コロナウィルスに問題に戻しますと、仮に致死率が100%の感染症があれば、それは専門家にとって致死率0.1%の感染症よりは圧倒的に重大な問題でしょう。無論、それは政治においても重大な問題です。
しかし、仮に致死率が100%でも感染力が低くて、1年トータルで100人が犠牲になる感染症があったとして、一方で致死率0.1%でも感染力が信じられないほと大きくて感染爆発が起きて毎日500人がなくなる感染症では、当然、後者の感染症の方が被害は甚大なのです。
この後者の事例が現在のオミクロンの状況ですが、キシダ独裁政権は『致死率』だけに注目して『5類にする』と言い張り、『感染力』について対処してこなかったので、現状、多大な犠牲者を出す最悪の状態をもたらしているのです。
この状況は明らかに、厚労相、首相、コロナ相などに完全に責任があります。
現在の日本政府の思考は、人を殺すのに重火器や軍事用武器を使うと罪に問われ、ネクタイなどの日用品を使うと不問に付されるということとまったく同じです。まったく目茶苦茶です。


『早急にすべきは5類移行の発表はなく、犠牲者を減らし、ゼロにすることである キシダ政権は即刻退陣せよ その3』(2023年1月19日)へ続く。

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1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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