ジャニーズ問題は性加害者・被害者という当事者間の問題だけではなく、もはや社会問題でもある | |
[日本の政治] | |
2023年10月4日 8時14分の記事 | |
ジャニーズ問題については、いくつかの側面があります。まず、ジャニーによる性加害問題とその被害者の問題です。これは加害者と被害者という当事者間の問題が第一にあります。しかし、さらなる問題があります。それはこの鬼畜・ジャニーによる性加害の社会的側面で、それは法的な側面、倫理面、道徳面、加えて経済倫理の側面、そして男性の人権問題、マスコミの問題、政治的な側面などがあります。今やジャニーズ問題と言った場合、性加害者・被害者という当事者だけの問題だけではなく、社会問題の側面が厳然としてあるのです。 ジャニーズは世界最大級の児童虐待・性加害企業であることは間違いありません。その企業が今後、形を変えてでも存続すると言うことは、すでに日本の社会問題であるということです。しかし、10月2日のジャニーズの記者会見を観る限り、この点をクリアできているとはまったく考えられません。今後、被害者への補償が進み、一方で新会社になり看板を掛け替えても、旧ジャニーズ問題の社会的側面が、最大のポイントになると考えます。これからが本番ではないかと考えます。それはつまり、日本社会がこの世界最大級の児童虐待・性加害を行なった企業に対していかに対応するかと言うことが、すでにポイントになっているということです。そして、さらには、このジャニーズの問題は、世界最大級の児童虐待・性加害だけが問題なのかということが、すでに焦点になっていると言うことです。
『ジャニーズ問題は性加害者・被害者という当事者間の問題だけではなく、もはや社会問題でもある その2』(2023年10月5日)へ続く。 | |
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