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ジャニーズ問題は性加害者・被害者という当事者間の問題だけではなく、もはや社会問題でもある その2
[日本の政治]
2023年10月5日 22時34分の記事

昨日の本ブログ『ジャニーズ問題は性加害者・被害者という当事者間の問題だけではなく、もはや社会問題でもある』(2023年10月4日)の続きです。

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○ ジャニーズについての様々な問題は、ジャニーズの反社会性の現れではないか?――ジャニーズに関しては常識では考えられない摩訶不思議なことばかり起る
10月2日に行なわれたジャニーズの記者会見において会見を主催した側(ジャニーズ)に、質問指名の「NGリスト」があったことを、10月4日にNHKが報じました。このニュースを最初、YouTubeで観たとき、フェイクニュースかと正直思いました。
しかし、そうではなかった。このニュースを観て、国民新党という弱小政党とは言え、曲がりなりにも公党の広報に携わっていたものとして、まず二つのことが大きなポイントとして頭に浮上しました。

・ 『ジャニーズ事務所会見 会場に質問指名の「NGリスト」 』(2023年10月4日 NHK)

・ 『「NGリスト」ジャニーズ事務所見解 報道向けとHPで一部異なる 』(2023年10月5日 NHK)

・ 『ジャニーズ事務所 NHKのNG記者リスト報道に「弊社の関係者は誰も関与しておりません」 』(2023年10月4日 日刊スポーツ)


まずその一つが、NHKがこのことを報じたことです。このことは私にとってはかなり衝撃的なことです。なぜなら、NHKが動くと言うことは一つの大きな流れができることを意味するからです。少なくともそう言う可能性が大きい。
このNHKの報道は、10月2日のジャニーズにとって記者会見の意味をなくすことに繋がるものです。そのような報道をNHKがしたというのは、やはり衝撃的なのです。今後の動きを注視しなくてはなりませんし、まだ断定はできませんが、このNHKの報道は今後のジャニーズに対する日本における報道の方向性を決定づけるものになった可能性が、非常に大きいと考えます。私にとってはNHKという存在はそのような認識なのです。
だからとにかく衝撃的なのです。週刊文春は素晴らしいメディアであり、このジャニーズ問題を長らく報じ、ジャーナリズムの真髄を見せてきました。しかし、今回のNHKの記事と同様なものを週刊文春が報じることと、NHKが報じることとはやはり意味が違うのです。同様に他の民放テレビ局が報じることと、NHKが報じることともやはり意味が違うのです。
NHKが報じると言うことはそれだけの意味があり、それも夜の7時のニュースで『独自ニュース』のスクープとして、それもトップで報じることの意味は非常に大きいのです。


『ジャニーズ問題は性加害者・被害者という当事者間の問題だけではなく、もはや社会問題でもある その3』(2023年10月6日)へ続く。

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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