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日大・アメフト部問題
[日本の政治]
2023年12月5日 23時3分の記事

日大・アメフト部の廃部ということが問題となっています。この問題の本質は何か?

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この問題の本質は、日大・アメフト部が教育機関、教育の現場として機能しているか否か、ということでしかありません。それが、日本大学という教育機関においてアメフト部が存在するということの意味です。アメフト部というのは学生の教育のため、良き人格形成のためにあるわけです。それ以外ではない。
しかし、このアメフト部の現在の姿は何かというと、すでに犯罪の温床になっているいうことであるわけです。2018年の反則タックル問題も、監督・コーチが傷害罪で告訴されるレベルの問題で、それはまさに部が犯罪の温床になっている一端が、世間に知れ渡ったケースであったわけです。
それから、5年が経った今年、今度は複数の選手が薬物に手を染め、部内に薬物が蔓延、まさに部そのものが犯罪の温床になっていることが明らかになったわけです。
もはやこれでは教育機関ではなく、犯罪の温床。だから、この部に入部すると、犯罪に手を染め、犯罪者として逮捕され、経歴に傷がつき、将来の人生を暗転させてしまう学生が生み出されてしまうという、極めて由々しき不幸な結果となっているわけです。これでは教育機関ではない。
そういう悪しき犯罪の温床にならないようにすることは、大学当局、アメフト部、OBなどにとって、5年前の反則タックル問題のときからの使命であったはずです。しかし、それができず、薬物が蔓延するという犯罪の温床がアメフト部で生じ、逮捕者が出て、教育機関として機能していないことがはっきりしたわけです。この5年間、部として更生のチャンスはあったわけですが、それができなかった。それなら、廃部以外の選択肢はないでしょう。そうでないと、これからも犯罪に手を染め逮捕され、将来を暗転させてしまう不幸な学生が生み出される危険性があるわけです。そこに伝統とかは関係ないのです。
しっかりと管理ができていないことで、逮捕される学生が続出するという不幸な状況が生まれていることをここで止めないといけないわけです。しかし、大学当局、アメフト部、OBなどのまわりの大人たちは、この5年間でそのような不幸な状態を改善することを実現できなかったわけです。したがって、このような犯罪に手を染める学生を続出させた犯罪の温床であるアメフト部を管理できなかった大学側の責任は当然、問われるわけです。林真理子氏も含めて引責辞任は必至と考えます。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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