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2024年1月22日 0時32分
二階派、安倍派、岸田派の解散の意味を考える その1
 
自民党の派閥である二階派、安倍派、岸田派の解散。この意味を考えてみましょう。
ご存じの通り、自民党の派閥は、単なるグループではなく、ふたつの流れに分けることができます。ひとつは『保守本流』の自由党系(岸田派、麻生派、茂木派など)であり、もう一つが『保守傍流』の日本民主党系(安倍派、二階派など)です。1955年に、この自由党と日本民主党が合併して『自由・民主党』になったわけで、この体制を『55年体制』と呼ぶわけです。つまり、この派閥とは『自由・民主党』の中でふたつの政党が存在するという意味なのです。そして、そのうち、どちらかの『政党』が総理・総裁の座を占めるかと言うことで、『政権交代』をしてきたと指摘されてきました。無論、この派閥に『戦後』のお金の流れが絡むわけです。そのお金は、現在問題となっているパー券・裏金とはレベルが違うものです。
しかし、今回、二階派・安倍派の解散で保守傍流の日本民主党系は壊滅、一方で保守本流の自由党系の中枢である岸田派・宏池会が解散となりましたから、55年体制の『自由・民主党』は、事実上、終焉、すでに『政界再編』は起っているわけです。そして、今後、この『政界再編』が拡大していくことが当然、予想されるわけです。そこでは当然、『自民党解散』ということもあり得ます。それが今回の3派閥解散の意味だと考えます。そして何よりも、『戦後』のお金の流れは終焉し、一方でこの55年体制の終焉は、共産党の党首交代とも関連すると考えられるわけです。こういうことについては偶然はおきないのです。
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2024年1月14日 19時54分
台湾総統選挙の結果は何を意味するのか?
 
1月13日に実施された台湾の総統選挙では、与党・民進党の頼清徳氏が勝利しました。この選挙は、与野党が拮抗している中で、野党候補2人という野党分断が生じ、そのようになった時点で、勝利は与党・民進党の頼氏に確定していることは明らかでした。与野党の勢力が拮抗、もしくは野党勢力が劣っているときに、野党が分断して勝てるはずはありません。その典型が日本の立民を中心とするバカ野党で、分断を繰り返して、与党に対する対抗力、与党へのチェック能力を失い、自民党の一人勝ちを創出し、現在の法律を守らない最悪の自民党政治を招いているわけです。2021年の衆議院選挙では、立民と共産などが野党共闘をしましたが、自民と立民との対決の選挙区に、第二自民党である維新の候補者が立ち、野党の票を分断して、自民党の候補者が勝利を収めることが多くありました。そういう野党の顔をした維新が自分で第二自民党ですと言っているわけです。無論、それはいまでもまったく変わらない
今回の台湾の総統選挙でも、この日本の状況と同じ野党分断から与党勝利ということとまったく同じことが、起きたというわけです。そうなると『第三の候補』である民衆党の柯文哲氏とは『一体何ものなのか』ということになり、このことはこれからつきまとうポイントになることは間違いないでしょう。

・ 『台湾総統選挙 民進党・頼清徳氏当選 立法院は過半数維持できず 』(2024年1月14日 NHK)

・ 『台湾総統選2024 開票速報 』(2024年1月13日 日本経済新聞)
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2024年1月9日 20時54分
松本人志氏についての『性的行為強要報道』に対する同氏の対応をいかに考えるか
 
タレントの松本人志氏が活動休止を発表しました。『週刊文春』によって報じられた松本氏の『性的行為強要報道』について、同氏側は『事実無根』と主張してきました。ことの真相は私にはわかりませんが、現状、松本氏が活動休止発表を行なったことは、事実上の『敗北宣言』ではないかと私には見えます。

・ 『「ダウンタウン」松本人志さん 芸能活動休止を発表 吉本興業 』(2024年1月8日 NHK)
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2024年1月3日 23時57分
これからの時代の価値観――『人の命を守る・大切にする』
 
能登半島地震で被災されたみな様に心からお見舞いを申し上げます。また、羽田空港での航空機同士の衝突事故に遭遇されたみな様にも心からお見舞いを申し上げます。
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2024年1月1日 11時5分
新年、あけましておめでとうございます
 
新年、あけましておめでとうございます。
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2023年12月31日 21時27分
政治においての価値観をしっかりと見直すべき時
 
以下の毎日新聞の記事は面白い。現在の混乱した日本の政治について、その本質を描こうとしています。そのために、この記事では、かつての衆議院中選挙制の時代を引き合いに出して、河野洋平氏と御厨貴氏の言葉を用いています。この記事を読むと、今の政治において何が起ろうとしているのか、もしくは何が起こされようとしているのかが、何となく見えるように思います。

・ 『「日本政治、本当に収拾がつかなくなる」 河野洋平さんの憂い 』(2023年12月28日 毎日新聞)
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2023年12月25日 23時48分
日刊ゲンダイの記事の実相を考える
 
以下の12月24日の日刊ゲンダイの記事には、自民党の政治資金収支報告書未記載の裏金問題で、焦点となっている安倍派と二階派(志帥会)について書かれています。記事の話題は万博大臣の自見英子氏。同氏は二階派に所属。そして、この自民党の裏金問題で二階派も焦点となっていることから、同氏は二階派へ退会届けをだしたわけですが、派閥会長の二階氏が激怒というこが記事には書かれています。そして、この記事ではこのような派閥はヤクザ組織と表現しています。確かに政界は『ヤクザな世界』だと思いますが、これは自民党の派閥に限ったことではないと思います。また、二階派はどちらかというと武闘派のイメージがあります。とは言え、この自見英子氏について二階氏が怒っているということは少し事情があるように考えます。日刊ゲンダイが言うような単純な話しではないでしょう。

・ 『裏金問題で自見大臣が派閥退会届、二階俊博会長が激怒!《派閥という名のヤクザ組織》とSNS震撼 』(2023年12月24日 日刊ゲンダイ)
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2023年12月23日 23時22分
上皇陛下のお誕生日に際し、心からのお慶びを申し上げます。
 
上皇陛下のお誕生日に際し、心からのお慶びを申し上げます。
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2023年12月21日 23時54分
現在の政治のポイントは何か?
 
現状の自民党の派閥における裏金問題の本当のポイントは何なのでしょうか?
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  次の10件
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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