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『未来からの守護者』8
[『未来からの守護者』]
2008年5月3日 13時58分の記事



更新するのは今日ですが、内容は昨日の出来事にします。
昨日は疲れ果ててそのまま寝ちゃったんですよね・・・
高校の一週間はやっぱり大変だぁ〜。
やっと晴れたと思ったら、ゴールデンウィークも天気悪そうだし。

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〜今日の日記〜
今日は私が卒業したT三中で離任式がありました。
私を教えて下さった先生方とももうお別れ・・・。
雨は降るし、なにかと忙しい金曜日、時間の許す限りと思って三中に行きました。
そうしたら、なんと他の人はまだ全然来ていませんでした!!
・・・あ、S高は45分授業で早いからか。うん、納得。
おかげで三年の時の担任の先生と一対一でお話しすることができました。
これで最後なのか・・・。と名残惜しむようにしていたさ中、先生の行く学校がT六中であることが判明。
ん?六中と言えば・・・S高の隣じゃないかあぁぁ!!!!
いつでも会えるじゃん!ていうか窓から見えるし!!
徒歩一分ですよ、S高から。嬉しいけど、ちょっとびっくり。

前は三年A組だった私。あのクラスはなんだか行事に冷めてました。
担任が進路指導の先生だったからなのか、みんな「受験受験受験!」って感じだったんですよね。全体的に静かで冷静ですし・・・。それはそれで楽しかったですけどね(●´U`)/
あまり青春っぽくない人の集まりだったせいか、この日A組で集まったのは私を含め五人のみ。ちょっとぉ、先生に感謝の気持ちとか無いのかよ・・・・・・。
高校でも、291組(29期の1組って意味)という、一番に縁がある自分。
過去を懐かしみながら、今後の学校生活を妄想中です。(オイオイ・・・)


*********

〜私の小説〜
『未来からの守護者』8

 「いいよ、続きを話して」
 朔は小さく頷いて、また語り出す。「天音を殺したのは、俺の居た時空で天音が今から二週間後に付き合うことになる同級生なんだ。でも、天音はそいつをすぐに振った。それに怒り狂った犯人は、タイムマシンツアーの最中、時空の窓に飛び込んで、明日の朝、この世界にやって来る。それによって、天音は明日、学校に行くために家を出た時、首を絞められて死んでしまう」朔は天音の表情を伺いながら、また言った。「犯人の名前は富倉大翔。知ってるよな?」
 「うん、隣のクラスだけど、仲悪いわけじゃないなぁ」
 「そいつが明日、俺に言わせれば過去に天音を殺したことで、三ヶ月後も変わってしまった。俺はその事実を知って、後悔したんだ。天音と別れなければ、お前が奴に殺されることは無かったのに、って・・・・・」朔は歯を食いしばった。しばらく間が開き、彼は眉を顰めながら、話を続けた。「奴が事件を起こさなければ、俺はもう一度、天音と付き合うつもりだったんだ。やっぱり天音が居ないと駄目だ、と思った。だから、三ヶ月後の俺は天音に電話を掛けた。でも、繋がらなかった。奴が過去を変えてしまったから」
 「じゃぁ、朔はあたしの事好きでいてくれたんだね」
 「当たり前だろ、嫌いになって別れたわけじゃないんだから。好きだから、お前を悲しませないために別れたんだよ」
 私はまた涙が出てきた。朔の言葉が嬉しくて、同時に凄く安心した。
 「しばらくの間、俺は天音を護衛する。奴が姿を現したら、帰り討ちにして未来へ連れ帰り、警察に引き渡すよ。ははは、それまでは野宿だな」朔の表情に、やっとかすかな笑みが浮かぶ。同時に私の不安は消え失せ、朔の心の強さを、身を持って感じた。
 朔は弱くなんかない。私なんかより、ずっと大人だし、こんなにも素敵な心を持っている。
 この時私は、朔が好きな理由を、久々に思い返した。


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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. まぐろ 2008年5月5日 12時29分 [返信する]
おひさしぶり〜(●・ω・)ノ
五人しか来なかったのねA組・・・流石(笑)
私は部活が大変で行けなかったんだよぅ。行きたかったのにっ・・・!!!
つД`)・゜・。・゜゜・*:.。
土日もほぼ部活で忙しいもんだに。
なんて言い訳はさておいて。
同窓会とかやればいいのにね〜。
あのクラスの場合計画する人いないかもだけど(笑)
それでは!

 ■このコメントへの返信■
1. ノッカ 2008年5月7日 0時34分
部活お疲れ様です。
A組は相変わらずですねぇ・・・
離任式のときはつくづく思いましたよ(笑)

この感じだと同窓会もやらないのかもしれないなぁ('・д・`|||)
なんか寂しいですよね〜・・・。


 


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