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『未来からの守護者』13
[『未来からの守護者』]
2008年5月31日 19時30分の記事



悪い天気が続くので、うちの猫は外であんまりはしゃげず、少し悲しそうです。
一方、主に妹が世話をしている二匹のミドリガメは今日もライトで日光浴。「天気なんか関係ねぇ〜。」と言わんばかりに重なって甲羅干ししてます。
ちなみに、彼らの名前は、色の薄いやつがトゥルー・グリーン(通称トゥルー)で、濃い方がジューナパー・グリーン(通称ジューナ)です。どちらの名前も緑色の種類から採りました。

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〜今日の日記〜
昨日、文芸部の顧問のN先生からもらったUSBメモリーで、早速文化祭用の小説を創り始めました。
毎年毎年、新しい世界を考えるのは面倒なので(っえ?)、三年間で完結する続きものを書くことに。完結・・・と言っても、基本的に一話完結のお話で、主人公が変わらないだけです。なのでいくらでも長くなる可能性が・・・!!
なんか、こういう公表する作品を書くときって、すごくワクワクするんですよね〜♪
夏休みは短編を二つ、長編一つの小説と、詩をいくつか書いて、どこかの賞に送りまくるつもりです。とにかく片っ端から送ってみます。数打ちゃ当たるってわけじゃないですけど、だんだんと範囲を拡大しようと計画中“Φ(・_・;)
あとは、苦手な読書を克服することが今年の課題ですね(笑)
そろそろ試験も近いし、勉強しないとダメなんですが、やる気が失せないので、気が済むまで今日は書き続けますww


*********

〜私の小説〜
『未来からの守護者』13

 次の日も、朔は私が家から出て来るのを待っていた。
 朝から彼の顔を見れるのは、本当に嬉しい。中学の頃はそれが当たり前だったけれど、今はそれぞれが違う場所で違うことをしている。彼はあくまで三ヶ月後の朔だが、それでも本人に変わりはない。たまに変な気持ちにもなるが、彼が傍に居てくれることの喜びは、そんな私の心をもほぐしてくれる。
 ただ、やはり何かが違う気がしていた。好きだから守りたい。それは単なる理由に思えてきたのだ。本当は、未来で殺されてしまった、未来の私の仇を取りたい。そして、未来を取り戻したい。そんな風に思っているのではないだろうか、と。時空を駆けた私との恋も、彼にとってみれば、未来の修復のためではないのか? 本当に朔が好きなのは、私ではなく、死んでしまった未来の私なんじゃないか? 死んだ私が好きだったから、今の私を救う。それが本当の目的なのでは?
 いつの間にか、疑問と不安が尽きなくなっていた。でも、朔にこの質問を投げかけることは出来ない。もしも言ってしまったら、今の一時の幸せが崩れてしまう。私はそんなことは嫌だった。
 それに、大翔を捕まえれば、未来の朔はこの現在から居なくなってしまう。本当はずっとここに居て、そしてずっと私のことを好きでいて欲しい。けれども、きっと朔は未来に帰れば、過去をまた変えたことによって蘇った未来の私と縒りを戻し、今よりも、もっと幸せになるかもしれない。
 私の秘かな悩みはそれから数日に渡って続いた。



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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. ソウハク 2008年6月1日 12時48分 [返信する]
コメさんきゅーです^^

小説家目指してるんですか〜。
すごいですね!

僕もよく本読むんで、たまに自分でもかいてみたいなぁ〜
とか思っちゃったりするのですが
アイディアがでないんですよね〜。。


がんばってください!!!!!

 ■このコメントへの返信■
1. ノッカ 2008年6月2日 17時56分
あ、見に来てくれたんですね♪
ありがとうございますv
これからもお互いにブログ頑張りましょうね(*・∀・)ゞ


 


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