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大変に良い記事?
[日本の政治]
2019年1月30日 23時31分の記事

昨日の本ブログ「大変に良い記事?」(2019年1月29日)の続きです。

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これまで、特に第二次世界大戦後、日韓にまたがる支配構造が存在してきたわけです。それは朝鮮戦争を休戦状態でも継続させるための体制で、そこに日韓の国境を越えて存在する米軍があるわけです。その日韓の朝鮮戦争のための支配層は、日本では自由民主党体制で右翼、韓国はクーデターで成立した朴正煕体制とその後に続く保守勢力です。そこにメディアや経済構造も連なるのですが、朝鮮戦争のための構造ですから、当然、これは戦時体制なのです。このような認識は韓国側では当然でしょうが、日本では当事者であるのにもかかわらず、そのことを理解していないわけです。だから、在日米軍の意味も理解していないわけです。
しかし、この構造は終焉に向い、2018年に動くと何年も前から予想してきました。そして、実際、その通り動き、南北首脳会談、米朝首脳会談となされてきました。もちろんそのようになる根拠はあり、そのことをザ・フナイで詳細に書いてきました。そして、当然、このようになるのは、赤がどうのこうのという稚拙なものではありません。むしろ、日本(安倍政権)の動きは、日韓関係問題や朝鮮半島融和への後ろ向きな姿勢は、これまでの構造が明らかに終焉しつつあることを逆に証明しています。
朝鮮戦争が終わり、南北分断が解消され、東アジアが平和になることは朝鮮半島だけではなく、日本にとっても朗報です。なぜなら、日本はこの朝鮮戦争の当事者であるからです。戦争が終わるのは何よりも日本人にとって良いことであるのは自明です。
このような東アジアの現代史を見つめれば、ハンギョレが言う平和の連帯、そして平和の空間をつくることこそが、まさに未来的な思考であるわけです。東アジアは近現代において戦争に明け暮れてきて、そこに朝鮮半島の日本による植民地支配もあるわけですが、まさに150年以上にわたるこの東アジアでの戦争の構造と決別することが、明らかに未来志向であるわけで、むしろこのことにしか未来志向と呼べるものはありません。
このような未来志向を否定するものは、当然、復古主義になります。明治維新を賛美したり、戦前の体制に戻そうとするわけです。今の安倍政権や韓国の保守派はその戦争の構造の中心点ですから、安倍政権は明治維新賛美、戦前回帰の復古主義と朝鮮戦争の温存、韓国の保守派は朝鮮戦争の温存という時代が変わりつつある中での復古主義を標榜するわけです。そして、そこに共通するのは満州人脈ですが、その共通の敵は、朝鮮半島の南北融和をはかり、戦争を終わらせようとする動きで、文在寅大統領にその矛先があるのです。
「とても良い記事?」(2019年1月31日)へ続く。

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片桐勇治(政治評論家) さん
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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