16歳の少女が立ち上がった。フランスを救うべくオルレアンの少女ジャンヌダルク神の啓示を受け参戦し勝利の女神となる後、聖人に列せられている。それが地球温暖化という科学に根拠をおき人類の未来を守らんとする運動にスウェーデンのグレタ・トゥ-ンベリさん,一人毎週金曜日に学校を休み議会の前に座り込みを始めた「未来のための金曜日」。これが若い人の共感を呼び世界的な広がりをみせている。大人をすら呼び込んでいる。EU議会選挙で緑の党躍進につながっている。水没に悩む南太平洋の島々の行動がありオ-ストラリアによる抑え込みも非難にさらされているという。 世界は今地球温暖化による自然の脅威にさらされているといってよい。平均気温が上昇すれば台風の猛威はさらに酷くなっているのは誰もが気付き始めている。
パリ協定から離脱を決めたトランプ大統領の支持基盤の共和党ですら温暖化の危機を訴える者が増え始めている。相次ぐハリケーン洪水被害にさすがに気付き始めているのだ。来年11月の大統領選が民主党の恰好の攻撃となるのを躱す方向転換の可能性もあるという。
SNSを通じて9/20世界で400万人もの中高生若い人たちの地球温暖化に抗議するデモが敢行された。大人を待っていられない切迫した地球温暖化対策を求める歴史的転換点が到来しているといえよう。
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