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第三話いなさ ―風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎― (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年7月15日 11時35分の記事


【時代小説発掘】
第三話いなさ ―風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎―
鮨廾賚


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 定町廻り同心見習いから、風烈廻り昼夜廻り同心に役替えとなった朽木重四郎は、上役で変わり者の与力大川武兵衛に興味を持つ。毎日、ごろんと寝転んでばかりの武兵衛だったが、ある日・・・・。


【プロフィール】:
鮨廾賚此 昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、歴史研究会会員、大衆文学研究会会員。


鮨廾賚困里海譴泙任虜酩福

秘太刀「一心の剣」
第一話はるいち−風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎−  
雲、流るる
猿御前
信綱敗れる 
あかね空
中条流平法 
沼田法
女忍び無情
帰心の風
「払暁の風」第一章 黒田の合戦
第二話 筑波ならひ−風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎−
蝉丸無明剣(前編)「払暁の風」第二章 合縁奇縁
「払暁の風」第三章 暗転
「払暁の風」第四章 亀裂
「払暁の風」第五章 決意
「終章 落涙」

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【時代小説発掘】
第三話いなさ ―風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎― (無料公開)
鮨廾賚



一 見廻り

 薄く開いた戸の隙間から、すっと一陣の風が入ってきた。
「寒っ! おい、早く戸を閉めろ」
 横になっていた大川武兵衛がどなった。
 花冷えとでもいうのだろうか。三月とはいえ今日は寒い日である。それでも朽木重四郎は、声を励まして見廻りを進言した。
「もう夏でござります。お見廻りに出ませんと」
「なつ? 何を寝言を言うておる。まだ、弥生の内ではないか」
「後十日もすれば卯月になりましょう」
 卯月、すなわち旧暦四月は暦の上では夏になる。
 毎日ごろごろと寝てばかりで、よく暦がわかるものよ、と感心しながらも、
「上野のお山は桜が満開とか。そちらの方を見廻りませぬか」
「だから、任せると言うておる。いつものように佐藤を連れて行け」
 手枕の武兵衛は不機嫌に怒鳴った。
「では、失礼いたします」
 朽木重四郎はそう言って、与力部屋を後にした。
 ふう、と思わずため息が漏れた。
 正月に風烈廻り昼夜廻り同心に役替えになって三ヶ月。本来なら、上役である風烈廻り昼夜廻り与力大川武兵衛といっしょに、江戸の市中を見回りに出なければならないのだが、いっかな武兵衛は出ようとしない。ただ、役部屋にごろんと横になって一日を過ごすのである。
 それでいて、重四郎が見廻ってくると、どこをどう歩いてきたのか、どこそこの様子はどうだったか、と微に入り細に入り聞いてくる。そのとき、そこはこうだろう、あそこはああだったろう話すのだが、それがぴたりとその場の様子に合致していて、重四郎は思わず面食らうのだった。とはいいながらも、相変わらず昼間は役部屋に寝ていて、全く部屋から出ていないようだった。初めの頃は、狐につままれたような気分だったが、近頃はそれにも慣れた。では、夜に見廻っているのかというとそうでもない。夜は馴染みの小料理屋で酒を飲んで過ごすらしい。全くの変わり者といってよいだろう。
 それでも、かつては〈北町奉行所の剃刀〉とまで異名をとった腕利きの吟味方与力であったらしい。
 まあ良いか、とすぐに気を取り直して風烈廻り昼夜廻りの同心部屋に戻った。
 中には相役の佐藤真名次郎が、目を閉じて、やや前屈みになって座っていた。顔が歪んでいる。
「どうした? ずいぶんと辛そうだな」
「あ! 朽木どの」
 真名次郎は入ってきた重四郎に気づいて、慌てて姿勢を正した。今年二十歳になる若い同心で、重四郎とともに正月から、ここに勤めている。
「お見廻りですか?」
「うむ。大川どのはそなたを連れて行けと言われたが、その様子では難しそうだな」
「申し訳ござりませぬ。昨日から風邪きみで、身体が重いのです。何とか、奉行所までは参りましたが」
「どれどれ」
 重四郎は気軽く真名次郎の額に手をやった。
「熱があるな。よし、ここにいて定刻になったら、すぐに屋敷に帰って休め」
「申し訳ござりませぬ」
 とは言ったが、ほっとしたような顔をして、真名次郎が手を仕えた。
 御用部屋を出た重四郎は、次いで小者部屋に、見廻りに行くぞ、と声をかけたが返事はなかった。いないはずはないのだが、まあ良いか、とそのまま奉行所を出た。
 常盤橋門内の北町奉行所の門を出ると、重四郎は、ああ、と一つ伸びをした。
 どんよりと曇った空で、吹く風が冷たい。どこからか、風に吹かれた桜の花びらが一枚飛んできた。
「さて。用心、用心、火の用心」
 重四郎はそう呟きながら、御門を出て常盤橋を渡った。五尺七寸の身体に縞の着流しである。その上に黒紋付きの冬羽織を重ねて、足は雪駄履き。きりりとしまった顔に小銀杏の髷姿は、なかなかの美男である。
 そのままなら道行く女も放っておかないのだが、重四郎の場合は他の同心と少々異なる。手先も従えず、いつも一人なのである。たまに佐藤真名次郎といっしょのときもあるのだが・・・・。
 だが、重四郎はそんなことは気に懸けなかった。一人の方が気楽で良いのだ、とむしろ一人きりの見廻りを心安く思っていた。
 一刻ほど歩いた重四郎は、湯島茅町に出た。明神下の〈弥富〉という居酒屋に顔を出したのだが、生憎弥吉は留守だった。弥吉は父の代からの出入りの岡っ引きである。もっとも、店は女房のお富がやっている。お富はやり手で、店はかなり繁盛しているらしい。
「熱いのをおつけしましょうか?」
「見廻りの最中だぁね」
 気を利かせてくれたお富に礼を述べて、真っ直ぐ不忍池の方へ歩いて行った。
 重四郎は池之端仲町との境にある自身番に顔を出した。丸に番と書いた障子戸をがらりと引き開けると、珍しく先客が居た。先客といっても、そちらが主ではあるが。
 ひょろりと背の高い、うらなりのようなその男の名は、高岡源之助といって、歴とした北町の定町廻り同心である。普段は元気のない青白い顔をしているが、一度事件が起きると目が異様な光を帯びることを重四郎は知ってる。風烈廻り昼夜廻り同心になってから見知った男である。自身番に顔を出すと、かち合うことが多い。
「ご苦労様です」
 労いの声をかけると、手先と何事かを話しこんでいた源之助は、急に黙り込んで、ぎろりと重四郎を一瞥した。その目は風烈廻り昼夜廻り同心が何の用だ、と語っているように思えた。
 源之助の手に丁銀が握られているのが、ちらと目に入った。
(事件だな)
 源之助の目は妙に鋭く、重四郎はぴんときたが、
「お邪魔のようですね」
 と、慌てて番屋を出た。風烈廻り昼夜廻り同心では、さすがに定町廻りには遠慮がある。それに源之助は重四郎よりも年齢が十も上で、気安く語れる間柄ではない。
 だが、重四郎としては源之助の目の鋭さが妙に気になった。間違いなく、何か事件が起きている目なのだ。
 近くの別な自身番に顔を出すと、有り難いことに町役人と書役しかいない。
「火の番は大丈夫かい」
 いつものように気さくに声をかけて、
「隣町の自身番で高岡さまが妙に張り切っていたが」
 と、気軽に訊いた。
「ああ、偽銀のことですね」
 重四郎は一人で見廻るのを苦にしない。いや、むしろ一人の方が気楽で良いと思っている。とはいっても、一人で事件の解決は図れない。そのため、自身番には豆に顔を出して、詰めている町名主や書役と親しくなるように努めていた。それは明神下の弥吉の教えでもあった。 
 今日はその教えが役に立った。書役は、最近粗悪な丁銀が出回っていて、定廻り同心や火盗改が探っているという。銀の純度が低く、偽金ではないか、という噂らしい。
「だが、奉行所の中でそのような達しはないが」
「それはあっしたちには分かりませんが、まだ、大げさにしたくないんでしょう。偽銀という事が事だけに・・・・。でも、三廻りと火盗の与力、同心が追っているのは間違いねえですよ」
「ふうん」
「ありがとよ」
 礼を言って重四郎は番屋を出た。
「偽銀じゃ、風烈廻り昼夜廻りの出番はねえな」
 いはば管轄外なのだ。重四郎が一人ごちたとき、石町の鐘が、遠くゴーンと刻を告げた。
「七ッ(午後四時)か!」
 江戸の大火は春が多い。よし、これからだ、と重四郎は気合いを入れた。すでに偽銀の件は、頭の隅にもなかった。


二 謎の密会

 春の日は西に傾き、辺りには早くも夕暮れの気配が漂っている。さらにこれから、町木戸が閉まる四ツ近くまでを見廻るのである。
 重四郎は風烈廻り昼夜廻り同心である。風烈廻り昼夜廻りとは、風の強い日などに市中の見廻りを行い、火災の警告や、盗賊の逮捕にあたる役職である。
 だが、この時期この役職は閑職であった。なぜならば、似たような役職で、さらに強大な権限を持つ火付盗賊改方が大活躍していたからである。それは、長官である長谷川平蔵の手腕によるところが大きい。事実、長谷川平蔵は〈今大岡〉と異名を取るほどに、江戸っ子に大人気なのである。そのため、南北奉行所どちらも与力一名、同心二名を減員されていた。風烈廻り昼夜廻りは元来は与力二名、同心各二名の四名が定員なのである。北町奉行所は与力大川武兵衛、同心佐藤真名次郎と重四郎の三名であった。
 神田から下谷、浅草を廻って、新シ橋を渡った頃には、すでに五ッ(午後八時)を過ぎていた。左右に続く柳原の土手には、あちこちに夜目にもそれと分かる夜鷹の姿があった。
 夜とはいえ、一見して八丁堀と分かる重四郎の袖を引く夜鷹はいない。この時代、私娼は御法度だが、いくら固物で通る重四郎といえども、しょっ引くほど野暮でもなかった。
「利久のやつ、飯は食うたろうか」
 一人ごちながら、豊島町の通りに入っていった。
 利久とは重四郎の妹で、今年十八になる。いまだ妻帯しない重四郎のために、身の回りの世話を引き受けている。いくら、先に食べて寝ておけ、と言っても、
 ――お役目を終えて帰ってこられる兄上を寝て待つことなどできませぬ。
 と、泣かせる科白を吐いて、晩飯を用意して待ってくれている。
 良くできた妹だと思う反面、重四郎もつい重宝に使ってしまうため、
 ――早く身を固めぬと、利久が嫁にいけぬではないか。
 と、親戚筋から怒られてもいるのだった。
 掘割にぶつかった重四郎は、そのまま堀に沿ってしばらく歩いた。後は八丁堀の組屋敷へ帰るだけである。
 橘町に入ったときのことである。
「むっ!」
 思わず重四郎の足が止まった。視線の先には大川武兵衛の姿があったからだ。
 供もいない。上下ではなく、袴も着けていない。羽織を引っかけただけの軽い身なりからすると、これからどこかに出かけるのだろう、と思われた。がっしりとした体躯で、四十を過ぎてはいるが、足取りは軽やかだった。
 武兵衛の一日は謎に包まれている。奉行所の与力部屋では、毎日寝てばかりである。普通であれば、上役が注意したり、あるいは奉行からお叱りがあってしかるべきなのだが、それもない。かつて、若い頃は吟味方与力で鳴らしたこともあるという。その余徳なのだろうか、とも思うのだが、そのようなことで免罪されるとも思えなかった。
 現代の言葉でいえば〈窓際〉ということになるのだろうが、この時代にそんな言葉はない。似たような言葉に、この時代〈昼行灯〉という言葉があり、そのように陰口をたたく者が奉行所にもいるらしい。ならば、なぜ大河内源吾は、大川武兵衛に自分を預けたのだろうか。あのとき源吾は、
 ――格別の計らいで見習いは終わりとする。向後は風烈廻り昼夜廻り同心として励め。与力の大川武兵衛どのは、そなたに多くのことを教えてくれよう。そして、また定町廻りに戻ってこい。
 と、言ったのである。
 そうはいっても、今のままでは学ぶべきところは何もない。
(夜は小料理屋で過ごすことが多いと聞いた。とすれば、謎はその小料理屋にある)
 重四郎は悪いと思いつつも、意を決して後を尾(つ)けることにした。
 武兵衛は橘町から吉川町に向かって真っ直ぐに歩いていく。
 やがて、両国の広小路を突っ切って柳橋を渡った。
 神田川沿いに並んでいる一軒の船宿に入った。戸障子に大きく〈うお清〉と書かれている。
「いらっしゃいませ」
 という大きな声が外まで聞こえて、
「もう、お見えになっていますよ」
「そうか」
 二言、三言の会話の後、二階に上ったようだった。
 重四郎はやや離れて船宿〈うお清〉の二階を見た。白い灯りに黒い人影がある。すぐにその人影が揺れて、もう一つ新しい人影が加わった。
 少ないが往来の人目を避けながら、重四郎は船宿の続く一棟をぐるりと回りつつ、見当をつけて裏口からこっそりと忍び込んだ。
 厠の臭気に耐えながら、二階によじ登ると、幸いぼそぼそ声ながら何とか二人の声が聞き取れた。二階は二間ではなく、一間になっているようだ。あるいは、他に客がなく開け広げてあるだけかも知れない。
 女中が酒や肴を運んだ後、二人切りで酒を飲んでいる。落ち着いた声の質からいって、一人は大川武兵衛に間違いない。
 もう一人の声も寂びのきいた落ち着いた声である。やはり四十代であろうか。ときどき笑いが入り、親しげな様子だが、それ以上のことは分からなかった。
 切れ切れに聞こえてきた言葉は、
「・・・・江戸へなぁ・・・・」
「大仕事と・・・・」
「いなさのゴヘイ・・・・」
 というもので、重四郎にその意味は解しかねたが、役目の上での話だろうことは推定できた。密会というべきであろうか。
(これが大川武兵衛のもう一つの顔だ)
 間違いない、と思った重四郎は、どうしても武兵衛が話している相手の人物の顔を見てみたい衝動に駆られた。
 重四郎は気づかれないように船宿の裏口に降り立つと、こっそりと表に回った。
 ぐるりと辺りを見回すと、いい塩梅に太い柳の木の近くに菰で包んだ荷がいくつか置いてある。重四郎は荷に近づくと、そこから船宿〈うお清〉を見た。店の名を書いた戸障子がはっきりと見て取れた。
「よし」
 一人強く合点した重四郎は、荷に隠れるようにして船宿の方を凝視した。
 花冷えの日だったが、夜になって逆に冷えが緩んできた。この分なら明日は、晴れて暖かくなるかも知れない
「それにしても腹が減った」
 考えてみれば、まだ晩飯を食べていないのである。
「利久もまだかも知れぬなあ」
 すまぬ、と心で詫びて待っていると、やがて二階の黒い人影が動いた。
 時刻はすでに四ッ(午後十時)を過ぎている。
「世話になったな」
 太い声が響いて、前後して大川武兵衛ともう一人の武士が出てきた。
 灯明かりに見えたもう一人の武士は、武兵衛と同じく着流しに羽織り姿だった。
 彫りの深い顔立ちで、がっしりと体躯だった。背丈は武兵衛よりも高い。六尺近くはあろうかと思われた。
 二人は船宿の者たちに送られて、別々に猪牙に乗り込んだ。
(何者なのだ?)
 声の質から想像した通り、武兵衛と同じくらいの歳恰好だが、身分は高そうだった。諸藩の留守居役かとも思ったが、そうではない。
「旗本!」
 御家人でもない、と思う。着ている物も上等で、全身から発する威圧のようなものも感じられた。番方の旗本、しかもそこそこの役職にある者ではないか。
 その人物の船が闇に消えるまで、重四郎はずっと考え続けていた。
「いかん。四ッをとうに過ぎている」
 重四郎が慌てたのは、四ッを過ぎると町木戸が閉まるからである。
 御用の筋だといえば、特段不審がられることもなく、番太郎に木戸の脇口を開けてもらえるが、毎度毎度は億劫である。
 現実に引き戻されて、空腹と、木戸の手間にげんなりとしながら八丁堀の組屋敷を目指した。


三 いなさの五平

「いなさの五平とな!」
「へい。ご存じで?」
「いや。いったい何者だ?」
 翌日は非番であった。
 夕べ遅く帰ってきた重四郎に、利久は不平らしいことも言わず晩餉を用意してくれた。さすがに待ちくたびれたようで、自分の分は先に済ませたという。それを聞いて重四郎は、むしろほっとしていた。
 そんなことがあって、朝はゆっくり起きようと思っていたのだが、
「若。いや、旦那。旦那」
 いつもの明神下の弥吉の甲高い声で目を覚ました。
 やや寝不足の気味がある。
 眠気覚ましに、利久の入れてくれた熱い茶を飲みながらの話になった。
 いなさの五平と聞いて、重四郎の脳裏に夕べ盗み聞きした大川武兵衛と謎の武士との会話が蘇る。昨日の今日である。
 何か事件に関わることだとぴいんときたが、努めて冷静を装った。
「盗人でさあ」
「なに。盗人!」
「へい」
「だが、江戸での評判は聞いたことがないが?」
「江戸での盗み働きは無いと存じます。もっぱら、水戸や土浦、佐倉辺りを荒らし回っている奴らでして」
 常陸国、下総国で盗みを働いているらしい。
「まさか、そ奴らが・・・・」
「さすがは旦那だ。どうやら江戸に入ったようなんで」
「もう少し詳しく聞かせてくれ」
 重四郎の問いに、弥吉が話してくれた内容は、何とも困ったことだった。。
 江戸開府以来、関東は幕府、御三家、大名、旗本の所領が複雑に入り組んでいる。警察、裁判権はそれぞれにある。そのため、犯罪者が幕府領(天領)で犯罪を犯して大名領に逃げ込んだり、あるいた余所へ逃げ込んだりすると、追う方は複雑な手続きを踏まなければならず、全くお手上げの状態だったのである。
 だが、火付盗賊改方はその違った。各所領を横断的に動き回ることが可能で、かつ、百姓、町人と言わず、武士までが取り締まりの対象だった。その機動力を活かして、いなさの五平を追っていたらしい。
 いなさの五平は、常陸、下総両国を股に掛けて荒らし回っていた残忍非道な賊だったが、さすがに火盗に追いつめられてきたらしい。そのため、ついに江戸へ盗みの場を求めた、というのである。
 いなさとは、関東に吹く辰巳(南西)の風で、雨の前兆といわれている。名を聞いて、風列廻り昼夜廻りこそ捕らえねばならない賊だと重四郎は思った。
「いなさの五平というのは頭の名前でしてね。こいつの元に二、三十人ほどが従って、裕福なところに押し入るんですがね。押し入った後は皆殺しという極悪非道な奴らでしてね」
 弥吉の口調にも怒りがこもっていた。
「で、賊の動きは分かっているのか?」
「へい。ですが・・・・」
 急に弥吉の声が落ちた。
「どうした?」
「火盗の仕事になりそうなんで・・・・」
 奉行所と火盗は、職掌が重なるため敵愾心が働くのか、仲は良くない。いつの時代も変わらぬ双方の縄張り意識だろう。
「ということは・・・・」
 賊に関わる情報は、火盗にあるということになる。
「このままでいいんですかい。旦那」
 弥吉は重四郎の父重蔵から手札をもらっていた岡っ引きである。本来なら跡を継いだ重四郎から手札を渡してもよいのだが、風列廻り昼夜廻りに役替えになったため、そうもいかなくなってしまった。
 重四郎の顔が広ければ、知り合いの定廻り同心に頼むのだが、出仕して日の浅い重四郎にはそこまでの知り合いはまだいなかった。そのため、弥吉も中途半端な状態にあるのだ。とはいいながら、生まれついての正義漢である。弥吉としては何とかしたいのだろう。「分かった。明日、与力の大川どのに相談してみよう。お主は引き続き探ってくれ」
 これは当座の費(つい)えだ。と言って、幾ばくかの銭を与えると、
「合点でさあ」
 弥吉は元気よく重四郎の宅を出ていった。
「兄上・・・・」
「分かっている」
 弥吉の話を聞いていたものだろう。利久が心配そうな顔をしている。
 定廻り同心見習いから風列廻り昼夜廻り同心に、役替えになった経緯を知っている利久の気持ちはよく分かった。
「駆け出しの同心だ。一人よがりな動きをするはずがないではないか。ちゃんと大川どのに相談する」
 重四郎の脳裏には、夕べの大川武兵衛の行動がある。いつもは手枕で寝たきりだが、与力としての職務は忘れていないのではないか、と思うのだった。
(もしかしたら、寝たきりは、味方をも欺く方便かもしれぬ?)
 重四郎は良い方へ、良い方へと解釈していたのだが・・・・。
「忘れろ」
「は・・・・?」
 次の日、見回りのことと合わせて弥吉から聞いた話を披露すると、大川武兵衛の返事はにべもなかった。
「我ら風烈が預かることではない」
 武兵衛は自分たちのことを〈風烈〉という。
「風烈の心得を言うてみい」
 武兵衛の命に、重四郎がしぶしぶ風烈廻り昼夜廻りの心得を述べると、
「良いか。我らは定廻りではないのだ。つまらぬことは考えずとも良い。いつものように見廻りに出い」
 ぴしゃりと言われて、重四郎はすごすごと与力部屋を引き下がった。
 悔しい、というよりも情けなかった。みすみす犯罪が起こることが予見されているのに何も出来ないのだ。
 よっぽど一昨日のことを話そうかと思ったが、盗み聞きをしたという引け目があるので、そのことも言い出せなかった。
 弥吉に何と言おうかな、と考えながら同心部屋に戻ると、
「お陰様で風邪が治ったようです。今日はご一緒に」
 見廻りにでましょうと、佐藤真名次郎が明るい声で申し出てきた。
 その声に救われたように、
「おお。今日は品川の方を廻ろうか」
 暗く沈んでいた気持ちが、少し晴れたような重四郎であった。


四 本所の銕と深川の寅

 それから月が変わって、しばらく経ったある日のことである。
 いつものように昨日の見廻りの結果報告と今日の見廻りの予定を述べると、
「今日の見廻りは佐藤一人でよい。お主はわしと夜廻れ」
「えっ! 今何と?」
 思わず聞き返してしまった。
「馬鹿者!」
 武兵衛から厳しい叱責が飛んできた。
 与力は奉行に対して最高の礼を取るという。同心もまた与力に対しては、同様である。年輩者に対しても同様の姿勢が求められた。口答えや聞き返しは赦されることではない。 はっ、と平伏する重四郎に、
「まあ、よい。お主と廻るのは初めてになるな。よろしく頼むぞ」
 むくりと起き上がると、にっこり笑って言った。その顔の何と柔和だったことか。重四郎はその顔を生涯忘れることはなかった。
 夜になった。だが、武兵衛からのお呼びはかからない。佐藤真名次郎は、見廻りを終えてとっくに帰っている。奉行所自体が宿直の者を除いて皆帰っているはずである。
「そう言えば、今月は非番だったな」
 重四郎は一人ごちた。今月は南町奉行所が当番月である。
 やがて時刻は四ッを廻り、妹の利久のことを思いなながら、じらじらとした気持ちで待っていると、
「出かけるぞ」
 わざわざ武兵衛が同心部屋に控えていた重四郎を迎えにきた。
 うとうととしかけていた重四郎は、慌てて武兵衛の後を追った。
「旦那!」
「なぜお前がここに?」
 奉行所の脇門を出ると、弥吉が待っていた。
「夜も深い。静かにしろ」
 武兵衛の言葉で重四郎と弥吉は、後ろに従いながらひそひそ声になった。
「大川の旦那に呼ばれたんでさあ」
「知っているのか?」
「いいえ。初めてのことです。旦那の上役と聞いて、飛んでめえりました」
「ううむ」
 狐につままれたような重四郎であった。
 武兵衛はずんずんと歩いていく。見廻りというよりも、明らかに目的地に行くという感じであった。
 やがて三人は、本町通りを金座の裏手の路地に入った。この一体は町人地だが、金座や町役人、裕福な商家が立ち並んでいる。
 隣家との間が広くなっていて、金座の裏口からの行き来に使うところらしい。
「隠れていろ」
 武兵衛の指示で、商家の裏手にあたるらしいところに身を屈めた。
「今の内に腹ごしらえをしておけ」
 武兵衛の指図で、弥吉が持っていた握り飯と水を差しだした。
 ちょうど腹が減っていた重四郎は、ありがたい、と小さな声で礼を述べて、握り飯にむしゃぶりついた。
 やがて、草木も眠る、とまで言われた丑三刻となった。
 辺りは深閑として物音一つしない。不気味な静寂の中で、石町の鐘の音だけが響き渡った。
 突然、金座の方で、わっという大きな声が上がった。
「行くぞ!」
 武兵衛が出る。重四郎と弥吉が慌てて後を追った。
 路地に仁王立ちした武兵衛に向かって、一人の男が駆けてきた。
 尻端折りに、黒布でほっかむりしたその男は、手にぎらりと光る匕首を握っていた。
「いなさの五平だな。手下を残して我だけ逃げてくるとは卑怯千万」
 武兵衛の重い声が響き渡った。腹にずんとこたえる声だった。
「へっ。こんなところにも役人がいたか」
 五平は武兵衛の恫喝にも動じず、匕首を構えなおした。
「重四郎。召し捕れい!」
 武兵衛が命じる。
「お主の神道無念流、とくと拝見しよう。ただし、斬るなよ」
 武兵衛の声が終わらぬうちに、すでに重四郎は前に出て、腰の大刀をすらりと抜いている。
 ぴたりと青眼に構えた重四郎の剣に威圧を覚えたのか、
「畜生!」
 一声叫んで、いなさの五平から匕首が突き出されてきた。その動きは素早くて鋭い。並の者ならその刃を受けきれないだろう。
 だが、神道無念流戸ヶ崎熊太郎道場で鍛えた重四郎の腕も伊達ではない。戸ヶ崎道場の俊英岡田十松とは、互いに良き好敵手であり、竹馬の友でもある。
 きいいん、という乾いた音とともに五平の匕首をはじいた重四郎は剣は、峰を返すと、そのまま五平の肩口をびしりと打った。
 うっ、と呻いて五平が膝を折る。
「弥吉。縄を!」
「へい。合点でさあ」
 弥吉がすばやく縄をうったそのとき、かつかつという馬の蹄の音とともに、与力、同心を従えた人物が威風堂々とやってきた。
 その人物を見て、重四郎は思わず、あっ、と驚きの声を上げそうになった。先日、柳橋の船宿で武兵衛が会っていた人物だったのである。
「よう、銕。ちょいと遅せえな」
「相変わらず仕事が早いが、そっちに譲った仕事だ。念押しよ、寅」
「負け惜しみを」
 二人は互いに見合って、高笑いを浮かべた後で、
「五平を火盗に渡してやんな」
「えっ!」
 重四郎が吃驚していると、
「その方が先日、雪隠の上から我らの話を盗み聞きしていた男だな」
 口辺に笑いが漂っている。
 寂びのきいた好い声だったが、次の瞬間、その声が改まった。
「火付盗賊改方長谷川平蔵である。その方の神道無念流、見事!」
 ぴいんと冷気をつんざくような声だった。普通なら恐れ入るところだろうが、今日の狐につままれた成り行きに、少々腹の立っていた重四郎は、
「北町奉行所風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎と申します」
 平蔵の目を見返して、堂々と名乗りをあげた。
「はっはっは。良きかな」
 平蔵は爽やかに言って、高らかに笑うと、馬首を巡らしてその場を後にした。
 ふう、と息をついて隣を見ると、武兵衛がにっこりと笑っている。
「奴とは幼なじみよ。今じゃすっかり身分が違っちまったがな」
「幼なじみでござりますか」
「俺の昔の名は、寅次郎」
「とらじろう・・・・!」
「奴の名は銕三郎」
「てつさぶろう・・・・!」
「本所の銕、深川の寅と呼び合った仲よ。まあ、喧嘩友達だかな」
 照れを隠すように、大川武兵衛は高らかに笑った。
 そのとき、辰巳の風が強くなった。
「この風を〈いなさ〉と言うんですかねえ」
 弥吉の声が妙に間が抜けていて、思わず重四郎も苦笑してしまった。
 夜は静かに明けようとしていた。
(了)






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1. 株の勉強 2012年9月1日 16時43分 [返信する]
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
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