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〔助太刀兵法20〕 大江戸人形始末(3) (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年8月12日 11時56分の記事


【時代小説発掘】
〔助太刀兵法20〕 大江戸人形始末(3)
花本龍之介 



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 永代橋にむかった飛十郎と弥助は、たちまち侍たちに囲まれてしまう。頭株の武士が出てくると、佐吉は自分が斬ったと傲然と言い放つ。居合崩しの剣があると言うその武士と、飛十郎は対決する。奉行所の捕り手たちが取り囲む中で、仇討をかけた壮絶な斬り合いがはじまった。勝負の行方は? 雛人形の秘密は? さらわれたお篠の運命は? 倒幕のくわだてという巨大な陰謀に巻き込まれながら、物語は大団円をむかえる。 

【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。



これまでの作品:
[助太刀兵法1]鎌倉しらす茶屋  
[助太刀兵法2]人助けの剣
[助太刀兵法3]白波心中
[助太刀兵法4]おとよの仇討 
[助太刀兵法5〕神隠しの湯
〔助太刀兵法6〕秘剣虎走り
〔助太刀兵法7〕象斬り正宗 
〔助太刀兵法8〕討ち入り象屋敷 
〔助太刀兵法9〕夜桜お七
〔助太刀兵法10〕夜桜お七 (2)
〔助太刀兵法11〕柳生天狗抄 (1)
〔助太刀兵法12〕柳生天狗抄 (2)
〈助太刀兵法13〉柳生天狗抄(終章)
〈助太刀兵法14〉山の辺道中
〈助太刀兵法15〉山の辺道中(2)
〈助太刀兵法16〉十五夜石舞台
〈助太刀兵法17〉五夜石舞台 (2)
〔助太刀兵法18〕大江戸人形始末)
〔助太刀兵法19〕大江戸人形始末(2)

猿ごろし




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【時代小説発掘】
〔助太刀兵法20〕 大江戸人形始末(3)
花本龍之介 



一 薩摩示現流

 永代橋を行きかう人の姿は、まだ多かった。沈む夕陽の照り返しで、顔を赤く染めながら足早やに家路にむかっていた。橋の真ん中あたりの海側の欄干に寄り添うように置いた駕籠にむかって、飛十郎が歩いて行くと、たちまち十五人ほどの侍が駆け寄った。
「これはこれは、盛大なお出迎えご苦労ですな。総勢二十人とは予想がちとはずれたが、まあいいだろう」
 すっと目を細めると、飛十郎はふところから抜き出した手を、ゆっくりと両脇におろした。無双直伝英信流居合の、〔遠山の目付〕と〔抜き付け〕寸前の構えである。
「またれい。こちらは女雛さえ取り戻せばそれでよい。きこうと斬り合うつもりは、毛頭(もうとう)ない」
 駕籠の脇にいた三十半ばに見える筋骨たくましい侍が、そう言いながら一歩前に出た。こやつが、どうやら一味の頭分らしい。
「そちらも、駕籠の中にいる女を取り返せば文句はなかろう」
 どうやら飛十郎の剣の技前が、なみなみならぬと見抜いたようだ。と言うことは、この男も剣の腕前は相当なものだと思ってよい。が、あとの十九人は刀を扱えぬ町人相手ならともかく、飛十郎にはとうてい及ばぬ烏合の衆とみていい。
「そっちはそれでいいだろうが、こっちはとうてい問屋がおろさんぞ。殺害された佐吉の始末は、どうつけてくれるつもりだ」
「佐吉? ああ長屋にいた町人か。あれは、無礼討ちだ。始末などつけようがあるまい
 薄笑いを浮かべながら、背の高い頭分の侍は傲然(ごうぜん)と言い放った。
「おぬしの名を聞いておこうか。おれは、早船飛十郎だ」
「ふ。名前を知りたいだと。浪人者のくせに生意気な。まあいい、冥途の土産に教えてやろう。それがしは伊地知助左衛門、ある大名家に武芸指南役で仕えておる。禄高は、八百石!」
 妙なことを言うやつだ、というように顔をしかめて飛十郎は頭をかいた。聞きもせぬのに俸禄の額を言ったのは、それで相手を恐れ入らすつもりらしい。たしかに何処の藩でも指南役は二、三百石、柳生家一万石は別格としても、二代将軍秀忠に一刀流を指南した小野次郎右衛門忠明でさえ六百石だったというから、伊地知はよほどの大藩に仕えているといえる。
 飛十郎は、顔を真っ赤にして一喝した。
「馬鹿野郎! 田舎大名の領地では無礼討ちが通ろうが、このお江戸じゃあ人を斬り殺して無礼討ちは通らねえんだ。いいか、耳をかっぽじってようく聞け。この弥助は殺された佐吉と、よちよち歩きの頃からの遊び友達なんだ。斬った下手人を見つけて、弥助が仇を取る。こいつは仇討だ。そして、おれは助太刀人だ。邪魔するやつは、何人いようが叩っ斬るぞ」
 そう怒鳴ると、両手を脇にたらしたまま、飛十郎は一歩前へ出た。取り囲んだ侍たちが、ざざっと後へ下がる。伊地知だけが、動かない。
「ふ、面白い。侍が邪魔だてした町人を斬り捨てて、なにが悪い。町人なぞ虫けらも同然だ。その虫けらが天下の武士にむかって仇討とは、片腹痛いわ。いいことを教えてやろう。あの佐吉とかいう人形屋は、それがしが斬った」
 伊地知の片頬の笑みが深くなって、大きくゆがんだ。
「なんだと。長屋へ押し入ったのは三人と見たが……。佐吉斬りの下手人は、間違いなくおぬしなのだな」
「斬った本人が言うのだから、間違いなかろう。たしかに三人で押し入ったが、斬ったのはそれがしだ。ほかの二人は、止めたぐらいだからな。信用できねば、この差料を見るか? まだあの佐吉とかいう町人の血で、刀身が曇っておるわ。あは、ははは」
 刀の鍔を拳で叩きながら、佐吉を一刀のもとに斬り捨てた快感がよみがえったのか、大きく笑った。
「おぬしは正常ではない。人ひとりの命を奪って、平然としているとは。きさまの刀は、殺人剣だ。弥助、こいつはおれが斬る。お前は手を出すな」
 弥助は蒼白な顔で頷ずくと、飛十郎の背後に廻った。
「その構えは、居合だな。ふ、居合崩しは、それがしの得意技だ。心して、かかって来るんだな」
 不気味な笑いを凍りつかせたまま、伊地知助佐衛門は刀を抜き上げるなり、さっと頭の上に垂直に構えた。
―――おお〔とんぼ〕の構え。居合崩しとは、薩摩の示現流か………
 切っ先を天にむかって立て、両の肘を横に突き出した独特の構えを見たとたん、飛十郎はそう思った。
「おぬしの流派は、たしか東郷とかいう御人が指南しているはずだが」
「ほう、よく知っているな。浪人者にしては油断がならん。師匠は一昨年病死し、今はそれがしが道場をあずかっておる」
「なるほど、それならわかる。八百石もの知行をもらい、大藩の指南役をしているきさまが、町人の血を吸った刀を自慢しているのは変だと思っていた」
 草履を脱ぎ、ゆっくりと腰を沈めながら飛十郎は言った。
「なにが変だ」
「きさまの心と頭が、変だといっているのだ。ここは将軍家お膝元の江戸だぞ。その江戸の永代の橋の上で、薩摩藩のお止め流の太刀筋を使えば、島津のお殿さまにどれほど迷惑かかるかわからんぞ。ほら野次馬たちが見ているぞ」
 橋の両側で足を止めた町人たちが、飛十郎や自分たちを眺めているのに気付いて、伊地知の顔色が変わった。
「ほざくなっ! 居合が示現流に通じぬと知って、詭弁をろうしてごまかそうとしているな」
たしかに猿叫(えんきょう)といわれる気合声と共に振りおろす剛剣は、受けた太刀もろとも頭蓋骨にめり込むというほど凄まじい。並みの居合なら、抜き付けも、切り上げも、受け流しもすべて刀を折る勢いで、撥ね飛ばされるかもしれない。
「ばれたか。仕方がない、それならやるか」
 にやりと笑って無精髭をひとこすりすると、飛十郎は左の親指で鍔を押しやって鯉口をきると、右手で柄を握った。
「ちぇすと?」
 猿の絶叫とも聞える奇声をあげて、伊地知は旋風(つむじかぜ)のような太刀風を巻き起こして、飛十郎の頭をめがけて振りおろした。なにしろ、同田貫(どうたぬき)と思われる剛刀だ。まともに受け止めれば、飛十郎の数打ちの新刀など、折れ散ってしまうに違いない。間合いをはかっていた飛十郎は、切っ先が届かぬ位置まで、すっと飛び下っていた。同時に伊地知が、目にも止まらぬ速さで刀を元の構えに戻す。抜き討とうにも、その隙のない素早さであった。


二 志乃姫

「ご両人、待たれい」
 それまで無言のまま、駕籠脇から眺めていた五十年配の武士が、落着いた声で呼び掛けながら前へ出た。
「大久保どの、口出し無用!」
 吐き出すように伊地知が言う。
「そうはいかぬわ。助佐衛門、まず刀を引け。早船どのとやら、仇討騒ぎは、われらには迷惑でござる。斬り合う前に、取り引きを願いたい」
「取り引き? ああ、女雛のことか」
 そう聞きながら飛十郎は、大久保と呼ばれた初老の武士を見た。
「さよう。あの雛人形は、われらにとって大事な品。邪魔の入らぬうちに、早う女と取りかえたい」
「それは、こちらも同じだ。お篠どのは来ているのだろうな」
「もちろん。これを見られよ」
 駕籠の垂れを引き上げると、猿轡をかまされ後手に縛られて、ぐったりとなったお篠の顔が見えた。
「大丈夫かね。お篠さん!」
 弥助の声に、お篠はわずかに顔を上げた。
「よし、いいだろう。では、お篠どのの猿轡をはずし、手の紐をほどいて駕籠から出してもらおうか」
「早船どの、その必要はあるまい。さいわい駕籠をかつぐ者もここにおる。このまま引き渡すゆえ、女雛の箱をいただきたい。そのほうが面倒があるまい」
 おだやかに笑いながら、大久保が顔を横に振った。
「その手は桑名の焼き蛤って言葉を、知ってるかね大久保さん。おぬしは頭がいいな。その駕籠かきがそっちの仲間なら、箱を渡したとたん尻に帆をかけて逃げ出されたらそれまでだ。おれは、お篠どのも人形も失うことになる」
 無精髭をこすりながら、飛十郎は白い歯を見せた。
「江戸の人間はうたがい深いと聞いたが、なるほどのう。では、どういたせばよい」
「お篠どのを、駕籠から出してもらおう」
 苦笑いを浮かべた大久保が、閉じた白扇で肩を叩きながら、そばの若侍に顎をしゃくって見せた。
「言う通りにしてやれ」
 若侍はお篠を駕籠から出すと、手首の紐をほどきはじめた。
「さっき茶屋へきた、二階堂どのが見当たらぬようだが」
「ああ、拓也か。あれは藩邸に使いにやった」
「では二階堂どのから、この橋一帯を奉行所の手の者が取り囲んでいることを聞いたろうな」
「ああ、聞いた」
「それにしては、大久保どのは妙に平然としておられるな。捕らえられたのちは、どうするおつもりかな」
「それがしは、武士でござる。町方役人が、何百人こようが恐れるには及ばぬ。そなたたちが無礼を働いたので、やむなく斬り捨てたといって屋敷に戻るのみでござる」
 そう言って、大久保は微笑を浮かべた。
「ふむ。ではこの一件で、大目付や老中が動いたらどうなさる」
「ご評定所へ呼ばれたら、と言うことかな。簡単でござるよ。黙ったまま、この大久保頼母が腹を切ればすむ。それで一件落着」
「なるほど。よいお覚悟ですな」
 飛十郎が、感じ入ったように大久保を見た。
「なに。すべては、この日本という国のためでござるよ」
 二人が話している間に、紐と猿轡をはずされたお篠が駕籠の外に立った。
「早船さま、雛人形をこの人たちに渡して、早く私を助けてください」
「お篠どの、本当にこの女雛を侍たちに渡してもいいのか。あとで困ったことにならぬか」
「よろしゅうございますとも。困ることなぞ何もございません」
「わかった。弥助、女雛を出せ」
 弥助が箱から取り出した雛人形を、飛十郎は片手で掴んで大久保頼母にむかって見せた。
「渡す前に、あと一つ確かめたいことがある」
「なんでござる」
 前へ出て、大久保頼母が聞いた。
「おぬしにではない。お篠どのにだ」
 弥助が歯を喰いしばるような顔で、飛十郎の横に並んだ。
「お篠どの、いや志乃姫さまと呼んだほうがいいかな?」
 そう呼びかけられて、お篠は頬を赤くすると、よろめくように後ずさりした。
「おぬしの、志(こころざし)はわからぬではないが。大義のためならば、人の心を利用し、殺してもよいとは、おれは思わぬ。佐吉と祝言まであげながら、なぜ斬り殺すようなことをした」
「あれは……。あれは、私の知らぬこと。計画より早く長屋押し込んできた三人の者たちを見て、佐吉さんが私を助けようと手むかいして、伊地知に斬られたのです」
「そして、おぬしは攫われたふりをした」
「女雛を取り戻すためには仕方がなかったのです」
「この雛人形が、それほど大切なのか」
「大切です。京にいる父や、多くの人たちにとっては、私の命よりも大切だと思います」 無言でお篠を睨みつけていた弥助が、たまりかねたように声を上げた。
「お、お篠さん、あんたは少しは佐吉のやつを好いていたのか。それとも、目的のために、あいつをもて遊ぶようなことをしたのか!」
 血を吐くような弥助の叫びに、うなだれるように濃い睫毛を伏せた志乃姫は、きっと顔をあげて飛十郎と弥助を見た。
「わらわは、いえ私は、最初はたしかに佐吉さんを利用するつもりで近ずきました。けれど、同じ時を過ごすうちに、強気な態度や饒舌な明るさの内側に、やさしさと淋しさが秘められているのを知ったのです」
「そうかね。それは幼友達の、わしも気付いていたことだ。そんならお篠さんは、初めは嘘でも、祝言をする頃には本当に佐吉を好いてくれていたんだね」
 弥助が、うれしくてたまらないような声を出した。
「好きでした。佐吉さんのような男らしい殿御は、都にはいませんでした。なによりも、私を思ってくれる深い誠実な真情は、家と家が結びつく公家の仕来たりには無いものでした」
 泪が光る目で、志乃姫きっぱりと言った。
「よかった。そんならいい。お篠さん、いや志乃姫さまを、わしは赦す。あんたは、佐吉の仇じゃねえ。早船の旦那、仇はあいつ一人だ!」
弥助はそう怒鳴って、伊地知助佐衛門を指差した。
「ふ。町人ずれが、それがしを仇よばわりは片腹痛いわ。二人とも、この同田貫(どうたぬき)の刃の錆びにしてやる」
苦々しい顔で、その場の有り様を見ていた助佐衛門は指差されたとたん、さっと抜き上げると刀を〔とんぼ〕に構えた。
「この居合崩しの技が破れるか、ためしてみろ」
 これを橋の袂から眺めていた風鈴屋の兆次が、たまりかねたように合図の呼子を吹き鳴らした。たちまち四方八方から笛に答える呼子の音がした。
「仇討の前に、これの始末だ」
 言うなり飛十郎は手にした女雛を、永代橋の欄干越しに江戸湾の海めがけて放り投げた。
「ああっ!」
 取り囲んでいた二十人の侍たちが、思わず悲鳴のような声を上げた。
「志乃姫さまの正体がわれ、かんじんの雛人形を失っては、すでに事は破れたぞ。このうえ仇討騒ぎの巻き込まれては、何のためにはるばる江戸までやって来たかわからぬ。みなの者、引きあげい」
 それまで歯を噛みしめながら立っていた志乃姫は、大久保頼母の手を振りはなすと、止める間もなく橋の欄干を飛び越えて水面へ落ちていった。
「引け、引けい! 姫にかまうな。町方役人なぞ相手にせず、落ちのびて藩邸にたどり着け」
 大久保の下知に、侍たちは水が引くように橋の上から退いていく。あとには、ただひとり剣を頭上に差し立てた伊地知助佐衛門だけが残った。
「逃げないのか、伊地知。奉行所の役人たちがくるぞ」
「ふ。町役人なぞ数のうちにも入らぬわ。それに、ひとりのほうが逃げやすい」
 不敵な笑みを浮かべたまま、伊地知は微動だにしない。
「うむ。いい度胸だと、ほめておこう。だが逃げぬのは、こののち弥助とおれに、しつこく追われるのが面倒だからだろう」
「それもある。いつまでも、きさまのような閑(ひま)な浪人や、しつこい町人に蚊や蠅のようにつきまとわれては、かなわんからな。かかってこい! 糞にたかる銀蠅のように叩きつぶしてやる」
 伊地知の言葉が終らぬうちに、永代橋の上は奉行所の同心や捕方たちで埋めつくされた。
「これは、まずい。こう捕方が多くては、仇討どころの騒ぎではない」
 舌打ちするように、飛十郎は言った。
 示現流の恐ろしさをしらぬ捕方たちは、口々に御用、御用と叫びながら伊地知助佐衛門を取り囲んだ。その数、およそ五十人。いずれも手柄を立てようと意気込んで、弥助や飛十郎の都合など気にもかけない。捕方たちに押しやられて、伊地知助佐衛門と飛十郎の距離は、みるみるうちに十間(十八メ−トル)ほど離れてしまった。
「早船の旦那、どうしやしょう。あっしらの手で捕らえてもようございますか?」
 笠を脱ぎ捨てて、風鈴屋から岡っ引きに戻った兆次が、気がかりそうに言いながら伊地知のほうを見た。
「それも仕方がないが。見ろ兆次、あの男そう簡単には捕まらんぞ」
 とんぼの構えをした伊地知に、無謀にも手に十手と六尺棒をかざした捕方三人が飛びかかっていった。
「きえぇい!」
 刀身がきらりと光った瞬間、十手と六尺棒が撥ね飛んで、ばたばたと三人が橋板の上に倒れた。同時に伊地知は、すぐにまた剣を頭上に立てて元の構えに戻った。
「ふむ。やはり伊地知という侍、八百石取るだけあって、なかなかやるな」
 感心して、無精髭をひとこすりする。さすがに奉行所の手先を斬っては、あとが面倒と思ったのか峰打ちである。
「旦那、ほめている場合じゃありませんぜ。どうなさるんで。あっ、また四人やられた!」
 伸びあがるようにして見ていた兆次が、十手で自分の掌を叩きながら悲鳴のような声をあげる。
弥助の方は、伊地知のあまりの剣の腕の冴えに声も出ないようだ。
「騒ぐな。いま策を考えているところだ。そうか、捕方たちをむしろ利用することだ……」 猿叫の気合を発して四人を倒すと、静かにとんぼの構えに戻った伊地知を見ながら、飛十郎は何かを決意したように頷ずいた。


三 秘剣袖すり返し

「ようし。兆次と弥助、おまえたちは背後について大声で、危ない斬られるぞと叫びながら追いかけてきてくれ。呼子を吹いてくれれば、もっといい」
「ようござんすとも。殺された佐吉さんのためだ、なんでもやりますぜ」
「たのむぞ。まだ一度も使ったことがない技だが、思い切って〔袖すり返し〕をやってみよう。無双直伝英信流の奥の立技、袖すり返しは行く手の橋や道に群集がむらがって、目指す敵まで行けぬとき、刀を抜き放って大手を開き、人ごみを追い払いながら進んで斬る技である。
「なんです? その袖すり、なんとかってには」
「まあいい、見てろ。兆次、笛を吹け。弥助、声をあげろ」
 すらりと刀を抜き放つと、飛十郎は両の手で自分の胸を抱くようにして、右手に握った刀を左後方に突き出すと走り出した。
「危ないっ。斬られるぞ!」
 弥助が追いかけながら、大声を上げる。負けじと兆次も、笛を吹き鳴らして駆け出した。
 呼子の声に捕手たちが驚いて、さっと道を開く。その中を飛十郎は両手を大きく鳥の羽根のように広げて、伊地知めがけて疾駆していく。
「ふ。血迷ったか、早船飛十郎」
 左右に捕手たちが逃げ散ったのを、いぶかしげに見ていた伊地知助佐衛門が、走ってくる飛十郎に気付いて、片頬をにんまりと崩した。
「飛んで火に入る夏の虫め」
 伊地知は、何もしない。刀を直立させなままの姿勢で、うるさい銀蠅が間合いに入ってくるのを待つだけである。
 二尺三寸五分の伊地知の同田貫が奇声と共に振り降ろされた時の、切っ先が届く間合いを飛十郎は正確に見切っていた。
「きえぇい!」
 風を切って垂直に斬りおろされた瞬間、ひらりと飛十郎は右に飛んだ。が、それだけではない。躰すれすれに凄まじい勢いで打ちおろされた同田貫の峰を、飛十郎の刀が上からぴたりと押さえた。
「う、むっ」
 あせって振り上げようとした伊地知の刀が、どうしたものかぴくりとも動かない。示現流は地面に立てた棒杭を、日夜何千回、何万回ただ打ち叩くだけの、単純といえば単純、素朴といえば素朴な剣技である。それだけに斬撃の威力は目を見張るものがあるが、振り上げる力は弱い。
「弥助、いまだ!」
 後ろで震えながら見ている弥助を、飛十郎は叱咤した。はっとして弥助が脇差しを抜いた。
「は、離せ……、おのれ」
 初めて伊地知の顔が、醜くゆがんだ。
 これは飛十郎の力ではなく、技なのだろう。顔に汗を浮かべて伊地知が渾身の力を込めて刀を動かそうとするが、微動だにしない。
「心の臓だ。弥助、胸を突け!」
 鰻を串に刺すのは慣れている弥助も、人間を刺すのは初めてだ。うろたえて手元が狂ったのか、胸ではなく左の脇腹を刺してしまった。これでも並みの侍ならば相当な怪我のはずだが、さすがに示現流指南役
かすかに顔色が変わっただけで、ふらつきもしない。慌てて引き抜こうとするが、刀身に伊地知の鍛え抜いた筋肉がからみついたのか、押しても引いても動かない。
「む」
 飛十郎は顔をしかめた。これでは蛇と蛙となめくじの、三すくみだ。
「包丁だ。弥助、脇差しを捨てろ」
 言われるままに刀から手を離した弥助は、ふところの鰻裂きの包丁を取り出すと伊地知の胸をめがけて突き出した。
「ぐわっ」
 崩れるように伊地知の躰が、橋板の上に倒れ込んだ。長年使い込んだ刃物は強い。毎日研いでいるから、切れ味もいい。吸い込まれるように胸に刺さった包丁の刃先は、正確に伊地知助佐衛門の心の臓の真ん中を切り裂いて、鼓動を止めた。
「よくやったぞ、弥助。見事に佐吉の仇討をしたな」
 茫然として立ちすくんでいた弥助は、飛十郎の声を聞いて、腰が抜けたように橋板の上に座り込んだ。
「とうとうやりなすったね、弥助さん。友だちの仇を討つなんざ、お侍でもなかなか出来るこっちゃねえ。たいしたもんだぜ、なあ皆んな!」
それまで三人の斬り合いを、あっけに取られて見ていた捕手たちが、仇討だと知って、どっと声を上げた。
「これで終わったな、おまえたちの長い旅も……」
 飛十郎は、目にも止まらぬ速さで、刀を鞘に入れた。
「ありがとうございます。すべて早船の旦那のおかげだ。だけど、佐吉の旅は終わったが、わしの旅はまだ終わっちゃいねえよ」
 弥助が、呟やくような声で言った。
「そうだな。弥助は佐吉の骨を、尾道へ持って帰らねばならなかったな」
 遠くで恐る恐る眺めていた弥次馬たちが、仇討と知って近寄ってきた。
「さあ、今夜は佐吉の通夜だぞ。あとの始末は兆次親分にまかして、おれ達は長屋へ帰ろう」
 ふところ手をした飛十郎が、無精髭をこすって歩き出した。
「脇差しはいらねえが、包丁は商売道具だ。置いては帰れねえよ」
 橋板に手を突いた弥助は、伊地知の死骸ににじり寄ると、包丁を引き抜いた。びゅっと吹き上げた鮮血が、弥助の頬にしぶきを飛ばした。
「こんなもの、鰻の血でなれてるさ」
 不敵に笑うと、弥助は包丁についた血を伊地知の袴でぬぐうと、飛十郎のあとを追って歩きはじめた。


四 行雲流水

「どうかな、予が立てた茶の味は」
 にこやかに笑いながら寺社奉行・脇坂淡路守は、神妙な面持ちで茶を服している飛十郎を見た。
「は。まことに、けっこうな味かと思います」
 居心地が悪そうに顔をしかめた飛十郎は、最後の濃い抹茶を音を立てて飲みほした。茶碗を畳の上に戻すと、飛十郎は無精髭をこすりながら茶室の床の間の掛軸に目をやった。風雅な荒目の土壁に下がった軸には〔行雲流水〕と墨痕淋漓とした筆跡で書いてある。物事は常に動いて留まることなく、心もまた自由であらねばならぬ。という意味なのだが、もちろん飛十郎にはわからない。
「そうか。ならば、そろそろ本題に入ろうか。さて、五日前の永代橋での鰻屋弥助の仇討と、そちの助太刀の一件は南北両町奉行所と船番所からの報告で、すべて予の耳に入っておる」
 と言って、淡路守は懐中から二枚のお神籤を取り出すと、静かに膝の前に置いた。
「一枚は、そちが女雛から取り出して写したもの。もう一枚は男雛を押さえた大目付の手の者が、届けてくれたものじゃ」
「して、その男雛はいずれにございました」
 身をのり出すようにして、飛十郎が聞いた。
「このような危険なものを藩邸には置けぬと思うたらしく、大久保頼母が面倒を見ておる女の家に隠してあったそうじゃ」
「ほう。世話をしている女に男雛をあずけるとは、あの大久保とかいう武士は見かけによらず、粋な遊び人ですな」
 にんまりと笑うと飛十郎は、上目使いで淡路守の顔を見た。
「そのようなことは、どうでもよい。重要なのは、この神籤じゃ。これを見よ、ここに書かれた二棟の建物は、江戸城本丸にある煙硝蔵と鉄砲蔵じゃ」
 畳の上に置いたお神籤を、淡路守は手に持っている茶杓で叩いた。
「はあ、さようで」
「それに、こちらの神籤に書かれた北西の方角の屋敷の門うんぬんと、龍の矢と虎の槍が指し示す場所は、あきらかに御三家の水戸さまのお屋敷がある場所と、薩摩の藩邸がある場所だ。それに、そちも知っているように雛人形と一諸に京より下ってきた、光月のお篠とやらは三条実万(さねつむ)卿の息女の志乃姫さまじゃ」
「ははあ……」
 飛十郎は顎の先をつまむと、首をかしげた。
「ははあ、ではない。水戸家は二代藩主・光圀公が〔大日本史〕を撰して以来の尊王のご家風。また三条卿は今上の天子さまの信任厚く、前まえより皇権の伸長をはかって動いておられる公家である。そして薩摩は琉球国を支配し、ひそかに密貿易をしているという油断のならぬ外様の雄藩。この三つが手をたずさえて、何か策しているとすれば、」
「ふむ。なんですかな」
「倒幕じゃ」
「………」
 飛十郎は思わず腕組みをして、天井をあおいだ。
「予が解き明かしたこの神籤の謎は、水戸藩と薩摩藩の侍たちが江戸城を襲い、恐れおおくも将軍家を拉致したてまつり、この徳川の世を建武の頃のごとく帝(みかど)のご親政に返さんとする陰謀に違いないと思う」
「は、はは。まさか」
「予のいうことが間違いだと申すか、飛十郎」
「ま、空想(えそらごと)でしょうな。脇坂さまの」
 さらりと飛十郎は言ってのけた。
「だいいち証拠がありませんな。生き証人の志乃姫さまを捕らえていればともかく、古びた雛人形や子供じみたお神籤を持ち出しても、悪ずれした古狸の公家どもに笑い飛ばされるのがおちですぞ。あいや、古狸は家康のあだ名でしたな」
 東照神君徳川家康公のことを無雑作に古狸と呼んだ飛十郎に、さすが豪気な竜野藩主の脇坂淡路守も、軽く口を開けて息を止めた。
「ところで、脇坂さま。幕府は朝廷のお賄い料を、いくらお出ししているのですかな」
 頭をかきながら、飛十郎は聞いた。
「年に三万石と、聞いておるが」
「ふうむ……」
 うなるような声を上げて、飛十郎は無精髭をごしごしこすった。
「俗に徳川は八百万石。その将軍家が、日本を建国された天皇(すめらみこと)が居わします禁裏にたいしたてまつり、たったの三万石とは、あいた口がふさがらぬとはこのことですな。あまりに少なすぎる。吝嗇(けち)は身をほろぼすと申しますぞ」
「飛十郎、ちと声が大きすぎるぞ」
 辟易(へきえき)した顔で淡路守は、帯にはさんでいた袱紗で額の汗を拭った。
「ちなみに脇坂さまのご所領は、いかほどですかな」
 知らぬ顔で、飛十郎は聞いた。
「わが藩は、五万石と少しいただいておる」
 淡路守が、しぶい顔で答えた。
「なんと。主上より多く貰っておられるではありませんか。その三万石で大勢の公家たちを養い、数え切れぬほどの祭祀をおこなわれる。おまけに幕府からは〔禁中並公家諸法度〕で身動きできぬほど手足を縛られている。これでは、骨のある公家が幕府を倒したくなるのは当たり前ではないですか」
 飛十郎にまくしたてられて淡路守は苦笑いをしたが、すぐに表情をあらためると柄杓を取って茶釜から黒楽茶碗へ湯をそそぎはじめた。
「ほほう。飛十郎は、朝廷方の味方なのか」
 が響く茶室に、おだやかな淡路守の声が流れた。
「てまえは、裏長屋に住まいする一介の浪人者。日日平安に暮らせて、うまい酒が呑めればよいだけ。幕府と朝廷、どちらの味方でもございません」
「うらやましいのう。予も、ひと月でよいから、そのような心境で過ごしたいものじゃ」 泡がついた茶筅を畳の上に置くと、淡路守はゆっくりと茶を喫しはじめた。
「ご酔狂ですな。雨の日には天井から水がもり、床はかたむき壁が破れた貧乏長屋などに、とてものことに脇坂さまは一日たりとも辛抱できませぬぞ」
 飛十郎が、いかめしい顔で言った。
「は、はは、そうかの。弥助とそちは、これからどうするつもりじゃ」
「されば、佐吉の遺骨を持って尾道へ行くという弥助を送りがてら、てまえも瀬戸内の魚と酒を味わいにまいろうかと思っております」
 手の上で茶碗を廻しながら、淡路守は頷ずいた。
「それがよい。永代橋から身を投じた志乃姫さまの亡殻(なきがら)が、川からも海からも揚がらず生死が知れぬゆえ公家方は黙っておるが。藩の指南役を討たれた薩摩藩が、そちを引き渡せとうるさく言ってきておる。ほとぼりをさますためにも、江戸を離れたほうがよい」
 茶碗を膝の前に置くと、淡路守は微笑した。
「旅の支度はととのっております。明朝にでも弥助とともに出立いたすつもり。では、そろそろ、これにて」
 軽く頭を下げると、飛十郎は立とうとした。
「まて飛十郎、もう一服茶はどうじゃ」
 別れがたい気分なのか、淡路守は名残り惜しげに引き止めた。
「いや、茶はもう満腹。それより、てまえは、」
「ほかのものが呑みたいか。ふ、ふふ、飛十郎あいにく今宵は酒の用意をしておらぬ。江戸最後の夜じゃ。ここでやるより、深川の弥助の鰻屋台で呑む枡酒のほうがうまかろう」「御意(ぎょい)」
 飛十郎は、うれしそうな顔をした。
「ですが。弥助もこのところの疲労で、屋台を休んでいるやも知れませぬ」
「出しておる」
 きっぱりと淡路守は言い切った。
「どうして、ご存知で」
「弥助に危害がおよばぬよう、予の配下に見張らせておる。その者からの知らせじゃ」
 胸にせまるものを感じながら、飛十郎はその思いを振りはらうように立ち上がった。刀は茶室の外の刀掛けに置いてある。
「かたじけなきご配慮、早船飛十郎こころより感謝いたしまする」
「予が勝手にしたことじゃ。気にいたすな」
「では脇坂さま。これにて、ごめん」
 一礼すると、飛十郎は音も無く、にじり口から外へ滑り出た。やがて、露地を抜ける飛十郎の足音が消えた。
「備後尾道か……。できれば予も一緒に旅をしたいものじゃ」
 淡路守が目を上げると、茶室の窓を明るく照らした月の光りが、床の間の掛軸をほのぼのと包んだ。
「行雲流水。雲のごとく、水のごとく、鳥のごとく自由か……。まるで早船飛十郎をあらわしているような書ではないか」
 溜め息のような音を喉の奥からもらした淡路守は、遠くを眺めるような目をした。
「誰かある」
「はい」
 水屋のあたりから、涼やかな若い腰元の声が答えた。
「酒と、なにか肴をみつくろってまいれ。月見酒じゃ。飛十郎にだけ、うまい酒を呑まれてはかなわんからな」
 しばらくたつと水屋の奥から、酒器と小皿がふれ合う音がかすかにして、忍びやかに畳をする足音が淡路守にむかって近寄ってきた。



○            ○            ○            ○    

                       
 
 この時から八年後に、大坂町奉行所の与力・大塩平八郎が幕府の苛酷な圧政に抵抗して兵を挙げたが、こと破れて自刃した。それからおよそ三十年後に、三条実万の子・実美が薩摩や長州と手を結んで、尊王倒幕運動の先頭にたって、ついに二百六十年あまり続いた徳川幕府を崩壊させたことなど、神ならぬ身の早船飛十郎は知るよしもなかった。

                       了 〈助太刀兵○法21・尾道かんざし燈籠につづく〉






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