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氷山の一角に過ぎない とにかく早急な対策が必要
[日本の政治]
2020年4月27日 14時22分の記事

以下の共同通信のように、新型コロナウイルスの影響で働けず生活苦になって強盗を働き、逮捕された横浜の一件が報じられています。本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月27日)では、東京都豊島区で同じ理由での生活困窮からスーパーに押し入った事件を取り上げました。これらの本因は安倍政権・日本政府が防疫に失敗して、さらに現金給付が大幅に遅れていることにあります。韓国のように防疫に成功して世界からお金が集まっていることとはまったく好対照であるのです。このことは本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月26日)で取り上げました。

「『コロナで働けず生活苦』、横浜 強殺未遂容疑で逮捕の男」(2020年4月27日 共同通信)

(※ 本記事は掲載から1週間が経つと有料記事になります)

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この横浜と豊島区の件は、氷山の一角でしかないでしょう。餓死寸前の人も多いのではないかと本当に危惧します。これまで、4月15日には現金給付をせよと指摘してきましたが、安倍ナメクジ政権・日本政府はまったく動かず、10万円の現金給付が決まり表明されたのがなんと4月16日です。まったく遅いのです。これまで指摘したように、2ヶ月前の2月24日、政府の専門家会議が「これから1、2週間が(感染が)急速に進むか収束できるかの瀬戸際となる」(2月24日 日本経済新聞)と発表してから国民は自粛をし、その影響が様々なところに出ているのです。しかし、安倍政権・日本政府はまったく現実的な動きをこれまでしてこなかったわけです。PCR検査の十分な実施、早期隔離などの防疫、早期緊急事態宣言発令、そして早期の現金給付。すべて後手後手になって、事態は悪化、その影響が上記の事件として今、表面化しているわけです。
本当にこの遅さはナメクジ並みなのですが、それであるのに、今後、この現金給付の実質配布時期が何時になるかわからない訳です。6月とも言われているのです。そうなれば、すでに困窮の度を深めている人々は、5月をどうやって過ごせば良いのでしょうか? これから大変な事態が予想されます。この杜撰さ、新型コロナウイルスに感染して自宅待機となって孤独死する人が続出していることと原因はまったく同じです。日本という国は本当にひどい国になったと考えます。とにかく安倍政権・日本政府が人を思いやらない。それに尽きます。人間性の欠如です。政の根本が欠落しているのです。責任はとらない、平気で嘘をつく、人を思いやらない。これでは単なる人間のくずです。
本ブログ「新しい時代への方向」(2020年4月21日)で取り上げたように、韓国はPCR検査の早期実施、早期隔離などの防疫だけではなく、自宅待機者へのケアが大変に優れていて、医療崩壊を防いでいます。本当に日韓でものすごい差ができています。
安倍政権・日本政府はもうすでに死に体、機能が不全、政府と呼べるレベルではありません。まさしく民主党政権以下。したがって、とにかく地方自治体が、生活困窮者の方々への支援を早急に開始する必要があります。そうしないと、横浜や豊島区のような事件はこれから頻発するでしょう。これらは単に氷山の一角にすぎないのです。むしろ、顕在化し始めたということなのです。早く支援をする必要があるのです。
このような大変な事態に日本が陥っていて、それが安倍政権・日本政府の防疫の失敗と現金給付の遅延に原因があるのに、本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月27日)で取り上げたように、自民党の小野田紀美とかいう、この国難において能力が無くて何もできず、だから何もしないで暇だから思想運動と緊急事態宣言発令中に言論弾圧をするというとんでもないバカなチンピラ議員がいるわけです。異常に高い承認欲求の単なるプロ右翼に過ぎない。自分の頭で考える力が無いから、状況がわからないし、本当に必要なことが何もできないのです。まさに、ユーチューブで私は岡江久美子さんの息子と言ってアクセスを稼ぐ人間のくずとそう変わりません。本当に日本の政治の劣化は激しい。それしか思い浮かびません。だからこそ、ここまで落ちた日本を、みんなで立て直さなければならないのです。

「『岡江久美子の息子です』YouTubeになりすまし動画相次ぐ…法的問題はないの?」(2020年4月25日 弁護士ドットコム)

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○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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