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戦争屋バイデン(ハリス) ?
[日本の政治]
2021年3月8日 3時19分の記事

昨日の本ブログ「戦争屋バイデン(ハリス) ?」(2021年3月7日)の続きです。

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尖閣問題の発端を知ろう
因みに、尖閣問題の発端については、本ブログ「CIAから自民党への資金提供に関する特大スクープの意味?」(2016年1月20日)で書きました。
1971年に発効された『富士ジャーナル7月号』で、戦前・戦中には馬賊王と呼ばれ、戦後は米中接近のキーマンとなった小日向白朗さんが以下のように述べています。


丁度、僕がワシントンにいる時に岸さんが三日ぐらい遅れてやってきたんだが、どうも反ニクソンの巨頭と手を握って、米中接近をじゃまするような工作をした徴候があった。
というのは、彼が帰ってくると、すぐに矢次一夫が、パッと台湾にとんで何かし始めた。俺の方でも組織をもっているから、行動はすぐわかるんだが、案の定、台湾政府が、“尖閣列島は台湾の領土なり”という宣言をしたんだな。それを、矢次が台湾滞在中に行われたということがわかったので、僕もカーッとなって佐藤内閣の閣僚連中にわざと聞こえるように、ワンクッション、ツークッションおいた上で「台湾政府に尖閣列島はわが領土なりといわせたとなると、誰がいわせたかは知らないが日本の領土を売ったことになる。
売国行為のみならず、亡国行為、いや国を滅ぼす行為だ」と言ったんだな。彼らは、僕を知っているから途端にあわてふためいて、早速に佐藤栄作が「尖閣列島は日本の領土である」とわざわざ二度にもわたって念を押すように発表したでしょう。


台湾政府が“尖閣列島は台湾の領土なり”と言ったから、台湾は中国のものという論理で、尖閣列島は中華人民共和国のものという話しになっているわけです。その発端を作ったのはなんと日本、何をかくそうアベ氏の祖父岸信介氏であると小日向白朗さんは言っているのです。私は小日向白朗さんの証言を正しいものと考えます。まさに亡国行為です。
日本の右翼は台湾との関係が強いのですが、この尖閣問題が生じることによって、上記のロジックで中国が尖閣問題を言い出し、日中離反が生まれるわけです。だから、米中接近にあわせて日中接近をはかる小日向白朗さんの反対の動きとなるわけです。
因みに反米親中と言われている田中角栄氏は、この小日向白朗さんの記事を読むと、明らかに小日向白朗さんと歩調を同じくして、ニクソンの動きと歩調を合わせているわけです。このように観ると田中角栄氏は親米なのです。小日向白朗さんと同郷でもあります。
田中角栄氏は小日向白朗さんと同じく、アジアの平和を形づくろうという意志が明確にあったと確信します。そして、その反対側は岸氏であり、その系譜のアベ氏であるわけです。そして戦争屋バイデン(ハリス)は、この岸氏・アベ氏と同じ路線を何を勘違いしたのか目下爆走中なのです。それが、冒頭に取り上げた尖閣周辺海域での米軍訓練の記事の意味なのです。
上述したようにバイデン(ハリス)戦争政権の誕生で、第三次世界大戦ははじまっていると考えますが、この戦争について、アベ政権下での施策について徹底した調査が、改めて必要なのです。なぜなら、戦争は作られるからですし、当然、そのために以前から準備されるからで、必然、アベ政権時代に様々な準備がなされていると考えるからです。そして、少なくともその一端はザ・フナイの連載や本ブログに書いてきました。

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くる天

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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