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戦争屋バイデン(ハリス)の時代 その1 (1)
[日本の政治]
2021年3月26日 22時58分の記事

バイデン米大統領が、ロシアのプーチン大統領を人殺しと発言したことが報じられています。本ウェブページの右上にリンクをはってある「戦争プロパガンダ10の法則」(2015年 アンヌ・モレリ〔著〕 永田千奈〔訳〕 草思社 )は大変良い本なのですが、この本で典型的な戦争プロパガンダの一つとして「敵の指導者(リーダー)は悪魔のような人間だ」という印象操作をし、情報を流布するというものがあります。まさに、プーチン大統領についてのバイデン氏の発言は、この典型的な戦争プロパガンダに合致するわけです。バイデン氏は政権についてまだ3ヶ月も経っていませんが、この発言はまさに戦争屋バイデン(ハリス)の真骨頂と言えるものなのです。

「『プーチン大統領は人殺し?』バイデン大統領『そう思う』 ナバリヌイ氏の毒殺未遂事件を念頭か」(2021年3月18日 東京新聞)


「プーチン氏、バイデン氏の『人殺し』発言に反論 『そっちこそ』」(2021年3月19日 BBC)

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プーチン氏はロシアの国家元首です。それを人殺しと発言することはどんなことがあっても許されるものではありません。その発言は明らかに一線を越え、戦争が前提となる発言になるのです。それに、プーチン氏は曲がりなりにもロシア国民の選挙で選ばれた元首です。それをこのような言い方をしては、ただ、ロシア国民の敵対心をかき立てるだけなのです。それで、何か益があるのでしょうか? まったくないと考えます。それなら、バイデン氏の発言は、ロシアとの戦争を始めるためのものということになるわけです。
色々と言われたトランプ氏でさえ、北朝鮮の金正恩氏に対してこのような言い方はまずもってしませんでした。当たり前です。トランプ氏は金正恩氏について「小さなロケットマン。彼は病んだ子犬(puppy)だ」(17年11月30日 朝日新聞)と馬鹿にしているだけで、戦争屋バイデン(ハリス)のように「悪魔のような人間だ」と言っているわけではないのです。ちゃんとトランプ氏は計算していますし、その後に米朝和平の動きをしているわけです。現状、圧倒的にトランプ氏の方が、平和主義者だと考えます。この違いがわからなければ、単なるバカです。

「金正恩氏は『小さなロケットマン』 トランプ氏が猛批判」(2017年11月30日 朝日新聞)


「戦争屋バイデン(ハリス)の時代 その1 (2)」(2021年3月27日)へ続く。

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くる天

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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