《国際情勢》 チェルノブイリ制圧 | |
[日本の政治] | |
2022年2月25日 12時23分の記事 | |
以下のようにチェルノブイリ原発跡をロシア軍が制圧したと報じられています。1986年に爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発は現在稼働していません。それをロシア軍がおさえたと言うことは、今回の件を考える上でのポイントになると考えます。 「チェルノブイリ原発をロシア軍が制圧」(2022年2月25日 テレビ朝日)
現在稼働していないチェルノブイリ原発跡、それも事故を起こして今後長期間にわたって管理をしなければならない建物をロシア軍が管理下においたということは、その行為の目的が電力などをおさえるためなどということではないのは明らかと考えます。それが普通に考えての結論です。 それなら何が目的か? ベラルーシ国境から十数キロほどのチェルノブイリ原発を破壊から守るためと考えるのが普通でしょう。実際、以下の朝日新聞の記事には、チェルノブイリ原発事故での放射能汚染地図が掲載されています。それを見ると一目瞭然、チェルノブイリ原発が破壊されれば、被害の大部分を受けるのはベラルーシとロシアであるわけです。一方、ウクライナの首都キエフとかはあまり被害がないわけです。 「汚染、「飛び地」状も セシウムの健康被害は未確認 チェルノブイリ事故」(2011年4月8日 朝日新聞) ということは、今回、ウクライナがこのチェルノブイリ原発の石棺などを破壊して、ベラルーシやロシアに対する攻撃に使用しようとしていた可能性は十分に考えられます。一種の焦土作戦ですが、それならば、ロシアがチェルノブイリ原発跡を制圧したということは、ロシアはそのウクライナの破壊工作の可能性をいち早くおさえたと言うことです。 一方、このロシアのチェルノブイリ原発制圧についてウクライナ側はなんと言っているか? 以下の記事に載っていますが、「ゼレンスキー氏はロシアの行為は『ヨーロッパ全体に対する宣戦布告だ』」と述べているのです。 でも明らかにロシアの行為はヨーロッパ全体に対する宣戦布告ではありません。むしろ、ロシアが、ヨーロッパ、ベラルーシ、ロシアなどへのウクライナによる放射能汚染をいち早く食い止めたと言うことが実相であるのは、現状では明らかに言えることです。 そうするとこのゼレンスキーの言葉は何を意味するかというと全ヨーロッパに対する戦争の拡大であるわけです。それがウクライナの真の目的。 「【速報】ゼレンスキー大統領「ロシア軍はチェルノブイリ原発をねらっている」」(2022年2月25日 TBS) 以下の2月24日の朝日新聞では、米国民の53%がウクライナへの関与を望んでいないと回答したという世論調査結果が出ています。現状、米国民は事態の本質についてよくわかっています。 「戦争に疲れたアメリカ世論 53%がウクライナへ関与望まず」(2022年2月24日 朝日新聞) これは日本とは好対照です。マスメディアではまったくウクライナ一辺倒。実はこのことがウクライナ問題の本質を示していると考えます。それは、ウクライナがロシアヘ強硬姿勢をとるのはアベ氏などの自民党右翼政権が関わっていると言うことです。もちろん、その背後にはイギリス。そして、本ブログ「《日本の政治》 ウクライナは世界的な腐敗国であることを忘れている」(2022年2月16日)で取り上げたように、ウクライナは腐敗国家で、その腐敗国家・ウクライナと戦争屋バイデン(ハリス)との間に以下の記事のように『ウクライナ疑惑』があるわけです。米国民はそういうことも普通にわかっていると考えます。 まとめると、イギリスが大陸欧州とロシアとの全面戦争を画策していることが今回の本質。これは第一次世界大戦の焼き直しとしての第三次世界大戦。もちろん、これだけではありませんが、その尖兵としてウクライナがあるということです。そこに深く関与しているのがアベ氏を筆頭とする自民党右翼新自由主義政権と、それに右へ倣えのマスコミということでしかありません。 トランプがあのまま大統領を続けていたら今回のようなことは当然、起りませんでした。それが本当の意味で、戦争屋バイデン(ハリス)の本当の意味なのです。 「CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX」(2021年 トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)) 「ウクライナ疑惑とは」(2020年10月23日 日本経済新聞) | |
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