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<ロシア・ウクライナ情勢> 偽旗作戦という偏向報道 その2
[日本の政治]
2022年3月15日 0時49分の記事

昨日の本ブログ「<ロシア・ウクライナ情勢> 偽旗作戦という偏向報道 その1」(2022年3月14日)の続きです。

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◎ 情報統制されている日本
ロシアのメディア・スプートニクというものをご存じの方は少ないと思います。以下にリンクを張っておきますが、基本的に現在はみることができません。

https://jp.sputniknews.com/

このスプートニクについて、これまで10年近く毎日一回はチェックしてきましたが、繋がらなくなったのは初めてです。このサイトの内容はフェイクと言われていますが、基本的にはオーソドックスな情報の配信です。日本の配信会社の記事を掲載することもあり、偏っているという印象はありません。
むしろこのスプートニクでは、偏向している日本のメディアが故意に報道をしない、もしくは小さく扱うことを、しっかりと伝えるというパブリックリレーションズに近い手法で報じていることが多いと感じています。
日本の様に一見『報道の自由』や『民主主義』があるように見せて情報統制をする国は、正しい意見が少数派になるように『偏向報道』をするわけです。独裁国家のように情報を遮断するのではなく、『偏向報道』を行なって、正しい意見が多数にならないようにすることに主眼があるわけです。したがって、そういう国・社会の『論破王』というのは、正しい意見を論破するということが目的だけのとても危険な存在になるわけです。
社会にとって必要なのは論破ではありませんし、論破したことが正しいわけではないのです。社会にとってあくまでも必要なのは、正しい知見と決断、情報なのです。
このような日本社会(欧米も)において、メディアが故意に報道をしない、もしくは小さく扱うことをしっかりと伝えるというスプートニクが行なっている地味な作業が、実は大きな効果を持つことになるのです。だから、西側はこのスプートニクを嫌うのです。
スプートニクは、今回のロシア・ウクライナ情勢について、ロシアの立場を伝えていますが、私たちはそういうものをしっかりと観て、判断しなければならないのです。しかし、みることができない。みられないようになっているわけです。当然、日本はウクライナ・イギリス(アメリカ、イスラエル)側で戦時情報統制されているわけですから、このようなことがおきるわけです。
実際、日本で報じられているのはウクライナ政府発表の情報しか基本的にありません。

◎ オリバー・ストーン監督のドキュメンタリー映画『ウクライナ・オン・ファイヤー』
このスプートニクと同じなのが、オリバー・ストーン監督のドキュメンタリー映画『ウクライナ・オン・ファイヤー』です。以下のサイトで紹介されていますが、映画『プラトーン』以来、戦争の真実を伝え続けてきたオリバー・ストーン監督らしく、この映画でもウクライナの本当の姿を伝えています。この映画を観ると、ウクライナ・イギリス(アメリカ、イスラエル)側で統制されている情報が、いかにフェイクで偏っているかがよくわかります。この映画はロシア・ウクライナ情勢を考える上で必見の映画で、この映画を観てからまずは意見を言うべきでしょう。

「ドキュメンタリー『ウクライナ・オン・ファイヤー』 監督 オリバー・ストーン」(2022年3月4日 長周新聞)

2週間以上前に、友人からこの映画の情報が回ってきました。その当時は、この映画は様々なサイトで公開されていましたが、その後、瞬く間にどんどん削除されました。アマゾンでもDVDが売られていましたが、今や映画の存在の痕跡すらも残っていない状況になっています。
要するに、この映画は日本国民が観ることができないようにすべて消されてしまっているのです。それはなぜか?
その答えは、簡単。日本国民に観られては困る『映画』であるからです。端的にそれだけで、これが現在の私たちの日本社会の実相なのです。このことにはやく気がついてください。
これで日本が民主主義だと思いますか? 私は思わない。このままだと普通にウクライナ・イギリス(アメリカ、イスラエル)側の戦争に日本国民はどんどん巻きこまれていきます。その結果、第三次世界大戦で、日本が分割されるかもしれません。皆さんのほとんどは、そういうリスクを考えていないでしょうが、すでにこのようなことは数年前から予測して、申し上げてきたことなのです。
現在の資源高の国際市場で、日米の差は歴然としていて、日本だけが割を食っているのですよ。そういうことにも気がついていますか? そいうことも国民が気がつかないように情報統制されているのですよ。
現在の日本が完全に情報統制されているという感覚をもてないと、これからの時代は絶対に生き残れません。これだけは、政界の中枢で広報のプロとして働いたものとして、はっきりと申し上げておきます。
日本政府が国民にウソをつくこはないと思いますか? それなら、元総理のアベ晋三はどうでしょうか? ウソばっかりついていたではありませんか? そして、テレビや新聞などのマスメディアもアベを適当に追求したふりをして、ウソばかりがつきまとうアベ政権を史上最長の政権にすることに手を貸したではありませんか?
アベ政権の時にはっきりしたように、政府は国民に平気でウソをつくのです。そして、そのような政府に日本のマスコミは手を貸すのです。これが私たちがいる社会・国の実像です。これからはこのことをしっかりと意識しないと確実に命に関わっていきます。本当にそんなに甘くないですよ。

(つづく)

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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