年金は大丈夫か? 経済は大丈夫か?? | |
[日本の政治] | |
2016年4月26日 23時54分の記事 | |
企業の年金基金などに運用利回りを保証する「確定給付年金」の新規引き受けを、4月から明治安田生命保険が停止したと報じられています。これは日銀のマイナス金利政策の影響で長期国債を中心とした運用が難しくなったとありますが、他、様々な要因もある可能性が考えられ、「年金」ということの全体に大きな問題が生じ始めているものと考えます。運用において限界が生じ始めている可能性が大きいものと考えます。 (「明治安田、企業年金の受託停止 マイナス金利で運用難」2016年4月22日 日本経済新聞)
民間の年金基金について問題が出始めていることは、様々に経済に影響していくことは必至でしょう。そして、GPIFに本当に問題はないのか、そういうことが改めて、そして現実的な問題点として浮上することは間違いのないことでしょう。 GPIFに関しては、これまで株式の運用比率を増やした結果、損失が兆単位で発生していることが問題となっていますが、それ以外に問題が生じて行く可能性もあります。また「年金」ということのブレーキによって経済にも悪影響を及ぼし、その影響をGPIFがまた受け、さらに悪影響を及ぼすというスパイラルの可能性もあるものと考えます。今後、非常に問題点として浮上するものと考えます。 このような状況は様々なことによって生じていますが、一番の問題点は資本主義の終焉ということであるものと考えます。このことについてはこれまで述べてきました。資本主義とは、資本を拡大させるということですから、それができなくなったと言うことです。このようなことも含めて状況と対策を考える必要があります。 | |
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