3年経つと変わる? | |
[日本の政治] | |
2016年4月11日 23時57分の記事 | |
昨日の本ブログ「3年経つと変わる」(2016年4月10日)の続きです。
以下の記事のように自民党が最低時給を1000円にすることを提言しています。 「最低時給1000円と自民が提言 パートなど待遇改善へ」(2016年4月8日 テレビ朝日) しかし、これは今から3年後の2020年をめどにとなっています。この提言内容はそもそもどこかの党、旧民主党などが言っていたものではないでしょうか。そのような政策を選挙前で、なおかつ経済情勢が危うくなってきたときに出すわけです。それも3年後にです。自民党はTPP推進など完全に新自由主義に舵を切った政党です。TPP断固反対と3年前に述べて、今はどこ吹く風ですから、この最低時給の提言なるものも3年後にはどこ吹く風でしょう。そもそも提言ですから、言っているだけの状態です。 自民党は2012年に政権に返り咲いた時から、このような政策はいくらでもできたと考えます。明らかにその時から労働問題は焦点でした。誰でも気がつくレベルでしたが、それをしてこなかったわけです。今頃言うのは、既に遅すぎで、このような提言をする前に、その不明を明らかにすべきでしょう。それにどこかの党が言ったような1000円というレベルではなく、1500円とかレベルをかえて言うべきでしょう。ニュージーランドは先日、このレベルにしました。 自民党や安倍政権は新自由主義なので、このようなことはできない、そう考えます。だから3年後、みんなが忘れるころに設定されるのです。 | |
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