単なる始まりかもしれない | |
[日本の政治] | |
2016年5月12日 23時51分の記事 | |
英ガーディアン紙が、2020年の東京五輪・パラリンピック招致において、招致委員会側が国際陸上競技連盟前会長の息子が関係する口座に130万ユーロを支払っていた疑惑が生じており、フランス当局が捜査に乗り出していると報じていることが伝えられています。 「招致で1.6億円、国際陸連前会長側に 英報道」(2016年5月12日 毎日新聞)
近代オリンピックの創始者であるクーベルタン男爵はフランス人です。オリンピックやスポーツの世界において、フランスというのはやはり非常に重要な存在です。オリンピックの公用語が英語とフランス語であることからもわかるとおり、フランスは特にスポーツを運営する側においては非常に存在感があります。 そのフランス当局が、東京五輪の招致活動においてのお金の流れに疑惑が生じ、捜査に乗り出しているというのは、非常に大きな意味を持つのではないかと考えます。 このような疑惑が生じ、そしてこれが仮に本当であれば、普通に考えてこれだけでは当然、終わらないものと考えます。他にも同様な案件がある可能性は当然、考えられますから、この記事は単なるはじまりと考えられます。 そして、このような事態が発生するのが、単に五輪だけの問題なのかというのもポイントにあるものと考えます。私は日本の外交姿勢が隠れたポイントになっているものと考えます。現状、現政権や日本の外交姿勢は明らかに世界の潮流に反して動いています。それは、先のゴールデンウィークでの首相の外遊を見ても明らかでしょう。それが、残念ながら政権や政府において理解されていないものと考えます。既に大変なギャップが生じているので、そのことへの危機感が非常に希薄なものと考えます。欧州の本質を見抜けているかと言えば、そうではないでしょう。 | |
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