人間への仕打ちとは思えない | |
[日本の政治] | |
2016年5月21日 23時57分の記事 | |
沖縄県うるま市の島袋里奈さんが4月28日夜から行方不明になっていた事件で、容疑者である元米兵の名前などが公表され、犯行内容も報道されています。記事に書かれていることを読めば、それが人間への仕打ちとは思えないものです。そこに人間性のかけらもありません。その犠牲になってしまったこの島袋さんは本当に可哀想という言葉につきます。 「元米兵『スーツケースで遺体運んだ』 事前に用意か」(2016年5月21日 朝日新聞)
そして、もう一つ思うことは、これが米兵の日本人への本当の感覚ではないのかということです。これまで沖縄では同様な強姦事件はきっと多くあったでしょう。そして、それらは程度の差こそあれ同じような感覚で行われてきたのではないかと推測します。だからこそ、これまでも米兵の綱紀粛正は言われてきても、同様な事件が再発する本当の原因ではないかと考えます。 そのような中で暮らしてきたのが、沖縄の人々であるわけです。その中でずっと耐えてきたのだと考えます。地上戦が行われた太平洋戦争以来、もしくはその前からずっと沖縄はそういう苦しみの中にあった、沖縄の人々を人間扱いしない刃のなかで暮らしてきたのが沖縄の本当の歴史ではないかと考えます。このことは一刻も早く解決しなくてはなりません。 中谷防衛相は21日に沖縄に入りニコルソン米軍四軍調整官に会い、抗議しています。必要なことでしょう。しかし、これまでの歴史を見ても言うだけになってしまっては意味はありまえん。それでは、単なるパフォーマンスに過ぎないということになってしまいます。もう既に言うだけではなく、制度的な変更をしなくてはならない時期であるのは明白です。日米地位協定だけではなくさらに大枠を変更しなくてはならない、そのような時期にあるのは間違いありません。政府の対応が焦点です。 | |
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