日本の原発問題は世界の核兵器問題? | |
[日本の政治] | |
2019年1月20日 23時50分の記事 | |
日本での報道を見ると世界の動きも、日本の本当もわかりませんが、よくわかるように見てみましょう。
本ブログ「ひょんなことから二つは繋がる?」(2019年1月19日)で、イスラム国の正体と言うことを書きましたが、よく見る『ネットゲリラ』というサイトに、以下のようにイスラム国の背景について書かれていました。 「これで金儲けてんだから」(2019年1月19日 ネットゲリラ) そこにはCIAの関与が言われています。この見解もこのサイト以外でもよく言われていることですが、米軍の世界展開と諜報機関のCIAは表裏一体の存在です。そうなると米軍の世界展開の終焉という状況になるとCIAもまたそれに応じて展開が縮小していくのは論理的な帰結です。 このサイトの見解と私の見解の全てが同じというわけではありませんが、このサイトはとても面白と思います。上記のこのサイトの記事に、ロシアのメディア・スプートニクに書かれている米国とイスラム国についての記事へのリンクが張られています。 「ロシア外務省 米国とダーイシュ(ISIL)の関係を示す新証拠を発表」(2019年1月17日 スプートニク) 上記の本ブログでイスラム国の正体について書いたのは、もちろんこのスプートニクの記事を見たからではありません。 本ブログでそのように書いた理由はの第一は、これまで本ブログやザ・フナイ、拙著『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』(2015年 ビジネス社)で指摘してきた米軍の世界展開の終焉という状況が、予想の通り現状は動いていることにあります。これが現在の世界に起きる一大トピックで、この一時代の終焉とともにその先に平和を基調とした新しい時代があるわけです。この時代の終わりにおいて様々な動きがあり、いずれにせよそこにブレグジットの話もあるのは間違いないでしょう。 また、この米軍の世界展開の終焉について指摘したこととともに、もう一つ指摘してきたことは、その状況を何とか食い止めようという逆向き、復古的な動きです。この動きを旧構造を温存する動きと表現してきましたが、東アジアでは日本を中心に、また中東ではイスラエルとサウジアラビアなどを中心に行われてきました。 そう言う中で、1月16日にシリアで生じたイスラム国が関与を発表した自爆テロは、その旧構造を温存する動きと軌を一にすると一目でわかるわけです。世界情勢を見てくれば、そのことは一目瞭然で、イスラム国の正体というのはある意味、常識的なことで、その一端が上記スプートニクの記事に出ているというにすぎません。もちろん、現状、このような動きをするものが米国にいても、それは旧構造の残滓というレベルと考えます。 このような旧構造の動きの中で、最近、日本、サウジアラビア、イスラエルというキーワードが頻繁に出てきます。これに関連してソフトバンク、日産、カショギ、ゴーン氏などの名前も出てくるのが非常に特徴的です。 ことサウジアラビアに関しては、その上部構造は王族ですから非常に単純です。そうなるとそのサウジアラビアというのは、この王族ということとほぼ同義となり、そのことにお金の流れも関連してくると言うことになります。原油も関係しますが、世界の大転換の中でこれが一つの注目ポイントであることは間違いありません。 「日本の原発は世界の核兵器問題?」(2019年1月21日)へ続く。 | |
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