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皇太子殿下のお誕生日に際して、心からお慶びを申し上げます
[日本の政治]
2016年2月23日 23時57分の記事

皇太子殿下のお誕生日に際して、心からお慶びを申し上げます
皇太子殿下のお誕生日に際してのお言葉を拝読いたしました。拝読していて本当に素晴らしく、また心から感動を致しました。

「皇太子さま、56歳に 『被災地の復興に心寄せていく』 」(2016年2月23日 朝日新聞)

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お言葉は、自然災害などで被害に遭われた方々へのお見舞いのお言葉から始まり、東日本大震災で被害に遭われた方々へのお気持ちのお言葉となります。そして、以下のように被災者へ寄り添うお心となっていきます。本当に素晴らしいお気持ちと思います。

引き続き、雅子とともに、被災者お一人一人の悲しみやご苦労に思いを寄せ、厳しい環境の下で暮らす被災者の健康とお幸せを祈りながら、被災地の復興に永(なが)く心を寄せていきたいと思っております。(2016年2月23日 朝日新聞)

また、昨年が戦後70年であり、戦争と平和について以下のようにおっしゃられています。

天皇皇后両陛下には、昨年4月のパラオ共和国ご訪問に引き続き、先月はフィリピン共和国をご訪問になり、先の戦争で命を落とされた方々を、心を込めて慰霊なさいました。そうしたお姿を、雅子と愛子とともに拝見し、両陛下の平和を思うお気持ちの深さに改めて感銘を受けるとともに、そのお心を私たち次の世代がしっかり受け継いでいかなければならないということについての心構えを新たに致しました。
私自身も、雅子と愛子と一緒に、7月そして8月に、戦後70年に関連した特別企画展などを訪れました。そこでは、戦争の記憶を風化させることなく、次の世代、さらにその次の世代に語り継いでいくべく、様々な展示や講演などが行われておりましたが、改めて過去の歴史を学び、戦争に至った背景や、戦時中の惨禍、戦後の荒廃から立ち直る上での人々の並々ならぬ努力についての理解を深め、そして平和の意義について真摯(しんし)に考えるよい機会となりました。(同上)

皇太子殿下の上記のお言葉で、「そうしたお姿を、雅子と愛子とともに拝見し、両陛下の平和を思うお気持ちの深さに改めて感銘を受けるとともに、そのお心を私たち次の世代がしっかり受け継いでいかなければならないということについての心構えを新たに致しました」というお言葉を拝読したとき、本当に素晴らしいお言葉と存じ心から感動を致しました。心が震えるほどでの感動でございました。そして、我々もこのお言葉を共有しなくてはならないと心から存じます。
そして社会については以下のようにおっしゃられています。

そのほか、この1年の国内外の動きの中で印象に残ったことをお話しいたしますと、国内では、少子高齢化など社会の構造変化が進む中で、様々な社会問題が報じられるのを見るたびに、心が痛みます。他方で、昨年8月に、山口県で開催された第23回世界スカウトジャンボリーに参加し、155カ国・地域から集まった3万4千名余りの若者たちが国籍や信仰を越えて交流する姿を見て、心強く思いました。こうした未来を担う青少年をはじめ、すべての人々が安心して暮らせる社会を、一人一人が協力して作っていくことが、とても重要な時代になっていると思います。(同上)

上記のお言葉で皇太子殿下は「国内では、少子高齢化など社会の構造変化が進む中で、様々な社会問題が報じられるのを見るたびに、心が痛みます」とおっしゃられています。本当にその通りと存じます。社会基盤についてケアをしていくこと、充実させることは政治において何よりの最優先の課題であるのは全く明らかなことです。本当にこのお言葉は本当に重いものと心から存じ共有しなくてはなりませんし、早急に政治が動かなくてはならないものと存じます。
また、上記のお言葉での「すべての人々が安心して暮らせる社会を、一人一人が協力して作っていくことが、とても重要な時代になっていると思います」は、本当に素晴らしいものと存じます。まさに協調し、協働して、皆で人々が安心して暮らせる社会をつくっていくことをしなければならないと存じ、このことは心に命じなくてはならないものと存じます。このお言葉は本当に素晴らしいものと存じます。これもまた共有しなくてはならないものと存じます。
また、以下のようにCOP21について言及されていらっしゃいます。

また、海外の出来事に関しては、テロや貧困、難民の増加などの問題が大きな影を落としており、このような問題の解決に向けて、国際社会が協力していくことが求められていると思います。そうした中で、昨年9月に国連で2030年を見据えた「持続可能な開発目標」が、また、12月には、テロに見舞われた後のパリにおいて、2020年以降の地球温暖化対策の枠組みをまとめた「パリ協定」が採択されたことを喜ばしく思います。気候変動対策や環境保全、貧困の問題などは、引き続き人類が一致して取り組むべき課題であり、今後、持続可能な社会の実現に向けて、各国が協力していくことが求められていると思います。(同上)

このCOP21は本当に大きな意味を持っていますし、この動きはこれから大切にしなければならないことと存じます。地球環境問題は、我々の生存が直接かかわることです。そして、この地球環境問題は非常に奥が深く、生命の摂理そのもですから、そのことを理解しながら環境を守る必要があるものと存じます。
お言葉でも触れられていらっしゃいますが、皇太子殿下は国連で2007年から「国連水と衛生に関する諮問委員会」(UNSGAB)の名誉総裁をおつとめになり、水の問題に取り組まれていらっしゃいます。この水もまたこれからの時代、極めて重要なもので、真剣に考えていかなくてはならないものであると存じます。
皇太子殿下のお誕生日に際してのお言葉は、「次世代」というお言葉をお使いになられているように過去と現状をしっかりとお踏まえになった上で未来への展望がしっかりとある素晴らしいお言葉と存じます。そして、ご家族との愛情に満ちた中睦まじいお姿のように、優しいお心がとても伝わり拝読して心が晴れやかになるものでございました。
皇太子殿下のお誕生日を心からお祝い申し上げます。

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1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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