稲田ルート? | |
[日本の政治] | |
2017年3月8日 22時33分の記事 | |
以下の記事のように稲田防衛相の夫が森友学園の弁護士だったということが、報道されています。 「稲田防衛相の夫は森友学園の弁護士だった」(2017年3月8日 文春オンライン)
稲田夫妻と森友学園との関係は先週からネットでは言われていました。今回はそのことをマスメディアが取り上げたと言うことです。この件は、非常に重要な側面を持っています。稲田防衛相は言わずと知れた安倍首相の秘蔵っ子です。したがって、森友学園の稲田夫妻の関与ということは、この森友学園と安倍首相(及び夫人)との関係がどのような形ではじまったかということを考える上で非常に重要なポイントになります。そして、このことは、この問題が森友学園側の傍若無人な振る舞いに端を発しているわけではないということをも示唆するものになります。 森友学園と安倍首相の関係は、稲田夫妻のルートだけではないかもしれません。しかし、この森友学園の疑惑は国有地売却などに絡む問題です。公人、私人関係なく、全容解明のために、稲田氏及び稲田氏の夫の国会での参考人招致等は明らかに必要なものと考えます。弁護士の守秘義務は、公共の利益に反することまで許容されるものではありません。 話は変わりますが、森友学園の問題について、安倍首相が野党の追及に対して名誉に関わると何度も言っています。しかし、この件において既に名誉は傷ついています。森友学園については、本日も同学園理事長の経歴の問題や教員予定者名簿への無題記載の疑いなど、次から次へと出てきています。まったく滅茶苦茶で、呆れるばかりですが、このような学園にわが国のトップが関わっていること事態、恥であり、問題なのです。あってはならないことで、このような関係が一般の『私人』においてではなく、首相が関わっているという重大さは計り知れないものがあります。このような杜撰さは、悪意のある他国のアプローチに無防備であることを示し、それはわが国の命運を左右する重大問題なのです。既に適格さをかいていますので、退陣すべき状況であることは間違いありません。そして、何よりも安倍首相の名誉は既に傷ついています。今後も森友学園について醜聞が出れば、その傷はさらに深まります。今さら名誉というレベルではもはやないのです。 | |
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